第二十三話 理想の姉
リハビリ中にて(色々と問題があったので)紀伊の皆様とのお茶会は今回も見送らせて頂きます
草薙先生ごめんなさい。。。。
頑張りますから温かい目でみてやってください!!
夕刻の食事時
『いかづち』は不透明になった事の顛末に少しばかり苛々しながら料理の支度をしていた
大部屋を壁で隔てた寄宿舎(隊舎)の中,角部屋にあたるリビングで『むらさめ』はスパッツとスポブラという下着と変わらない姿で愛読書の「月間アスリート」を熟読しながら筋トレのデモをしている
何故か一緒に付いてきていた『はるさめ』の方は下着はつけず,バスローブのままダラリとイスで寝入っているという
ザ.女所帯という見立ての悪い状態になっていた
もちろん
女しかいない世界だからこそダラしていても良いともいえるのだが
部屋の中は煉瓦のしきい壁をもつ作りになっていて,現代的に考えるなら割とおしゃれな感じ
倉庫という大型建築物の関係か天助の高い作りになっているところなど見ればおしゃれな喫茶店のようにも見えるのだが,照明は裸電球というアンバランスさ
「なあ。。。『こんごう』帰ってきーへんで。。」
メインの料理を皿に分け,キッチンのブースに並べた『いかづち』は目の前各々好きな事で時間を潰している姉達に聞いた
「部屋にいただろ?」
かぐわしい香味に顔を上げた『むらさめ』はリビングから向こうに繋がる通路にあるドアに顎を向けてのんきに答えた
「いーへんねん。。。。」
渋い返答をする妹に感心なさげな姉達
『いかづち』は通路に並ぶ各部屋のドアの中。。。。『こんごう』の部屋のドアを見つめて溜息を吐いた
事件発生
『ちょうかい』の動向を廻ってあらぬ噂を立てていた『ゆき』姉妹の話から
『むらさめ』は
「姉妹の仲を良くしてやろう」と『こんごう』を嗾けた
同じ港にいても言葉も少ない姉妹なのだから。。。粉川に懐いても仕方ないのでは?みたいに。。。。
その言葉に即座に行動を起こし外に飛び出していった『こんごう』は。。。
今,この夕暮れ時になっても部屋に戻って来ていなかった
ご飯の支度に『いかづち』が部屋に戻った時には『しまかぜ』がいた
『こんごう』は少し前まで部屋にいたらしいが入れ違いでいなくなっていた
「どうしたの?」
簡易的に回航から向こう佐世保までの記録を整理していた『しまかぜ』は提出のために『くらま』の部屋に向かうところだったが,心配そうな顔をしていた『いかづち』に事の次第を聞いた
ファイルを片手に
「大丈夫じゃない。。。粉川さんは心配だけど『ちょうかい』はそんなに気楽な子じゃないから」
『ちょうかい』が粉川に接近。。。。
そんなのただの噂と『しまかぜ』は笑った
「挨拶してたぐらいの事でしょ?」
『いかづち』もそう思っていた。粉川とは少なくとも佐世保にいる艦魂達より付き合いが長いし。。。
彼が責任感の強い男である事は例の「激走事件」で十分に知っている
「鳥さん(ちょうかい)も重責の艦魂やし。。わてもそう思うんやけどな。。。」
『しまかぜ』はそのまま,食事はいらないと言うと
「『こんごう』もすぐに帰ってくるわよ」と笑い部屋を出た
「なあ?『しまかぜ』は帰ってこないんか?」
『こんごう』の心配をして考えこんでいた『いかづち』の前,仕上がった飯を運ぶためにキッチンブースまで来た『むらさめ』が声をかけた
『さわぎり』は姉の元に居て寝る時間までは帰ってこない
「飯はいらんて。。。『くらま』司令に報告書だしたら,飲むんだって。。。」
「司令,疲れてんのか。。。」
『くらま』は自分では人間の集団生活をまねた環境を艦魂達に進めてはいたが,自身はご飯も食べない艦魂だった(会合の時には食べる)
その代わり司令職の重さからか飲酒はする方で『しまかぜ』は付き合いによく呼び出されていた
「『しまかぜ』さんも〜〜大変〜〜〜司令はめちゃ酒飲むらしいからねぇ〜〜」
ご飯の香りに目を覚ました『はるさめ』がソファの上でフラフラしながら言った
とりあえずでも配膳を手伝うつもりはなさそうだ
「司令。。。今でもめっちゃ飲むのか。。。」
『くらま』の飲酒の量の多さは有名だった
おそらく日本の艦魂の中では一番飲むのではと言われていて,呼び出された『しまかぜ』は大抵「朝」まで付き合う事になり
いつもフラフラして帰ってくる
それが例の『くらま』司令と『しまかぜ』は付き合っているという「噂」に繋がっていたりもするのだが
「私も,もう一度酒の付き合いしたいなー」
トレイに料理をのせ運びながら『むらさめ』は溜息混じりにこぼした
かつて一度だけ『むらさめ』は『くらま』と酒を飲んだ事があったが。。。。結果は無惨なもので次の日の朝,艦は機関故障を起こし,艦魂である『むらさめ』は二日酔いで吐き続けた
結局その不祥事から酒の付き合いに呼ばれない。。。当然と言えば当然だが
『くらま』には
「艦,本来の仕事に差し障るぐらいなら飲むな!!」と怒鳴られていた
「あれから結構鍛えたんだけどなー」
「そんな事,鍛えんなや」
呆れる話しだったが以来『むらさめ』は大酒を食らっても次の日にケロリとした表情で執務をこなす『くらま』に,より崇敬の念を持つようになったのは事実で
きっと
かつての帝国海軍の艦魂達も大酒飲みが多かったに違いないという自分なりの結論を出してしまうほどに頑張って「酒」を飲むようになったが
そんな『むらさめ』は。。。。。『いかづち』より酒が弱いという事実もあったりもする
「朝まで飲みてーな。。。司令と」
秋の夜長
胃袋を暖めるボルシチ
佐世保にロシアの船が寄港した事はないが,世の中では十分に流通している料理
ビーツを手に入れたはいいが日持ちの関係上,歓迎会には使わず今日で使い切り
「ふ〜〜相変わらずイイ匂いしてんなぁ」
『むらさめ』は目の前かぐわしい湯気を上げているボルシチにスプーンを入れた
「よろしいですか?」
相変わらずフラフラしている姉『はるさめ』にスプーンを渡し
小皿の準備にブースに戻っていた『いかづち』の耳に小さな声とノックの音が聞こえた
すでに飯に熱中している姉達が動いてくれるハズもなく
エプロンの前で手を洗いながら「ハイハイ」と『いかづち』はドアを開けた
「鳥はん。。。。」
目の前には就寝用のラウンジドレスに着替えた『ちょうかい』
意外と可愛いパジャマ姿
「『こんごう』やったら。。」
姉の名前を出したとたん『ちょうかい』は『いかづち』を引っ張り外に連れ出した
「内緒の事です!!」
口に手をあてて
「なんや!!一緒に食べてけよ!!」
後ろ手で締めるドアの向こう「客」に声を掛ける『むらさめ』だったが
呼ばれた『いかづち』は姉が介入する事で事態が悪化すると思い手早くドアを閉めた
「なんや?」
寄宿舎の廊下には部屋と同じく裸電球が10メートルぐらいの感覚で付けられている
基本,大きな倉庫なのでこんな電気では薄暗いを通り越し,暗いぐらいだが「人」とは違う視力を持つ艦魂には問題は無かったが静かすぎる。。。
「お姉ちゃんには内緒です。。。」
『ちょうかい』は自分より背の高い『いかづち』に上目遣いで言う
イージス艦の艦魂とはいえイージス姉妹の中で一番チビでもある『ちょうかい』はこのままならホントに10代前半の女の子だ
モジモジと手を前でさせ,周りを伺いながら
「明日。。。粉川さんの歓迎会するんですよね」
出来るだけ他に聞かれないように意識した小さな声で『いかづち』の耳に届かせようと背伸びする
「あっ。。そや。。粉川はんに聞いたの?」
膝を折り相手の身丈に合わせた『いかづち』も小さな声で答えた
「私も参加させて頂いてよろしいですか。。。。」
「もちろんやで!!ええで!!」
『こんごう』達姉妹の事で嫌な悩みの中にいた『いかづち』は問題が大きなものになっていなかったと核心して心を和ませた
「それで,ですね。。。。私が参加する事。。お姉ちゃんには内緒にしておいてくれませんか?」
「なして?」
緩んだ心に警戒が蘇る
イタズラっぽい『ちょうかい』の目と。。。。ほんのり赤く染まった頬が意味するものは
「スペシャルサプライズ。。。したいから」
「サプライズ。。。」
『いかづち』は後ろ手で締めたドアが少し開かれていた事に気がつき背筋に悪寒が走った。。。誰かが聞いていると
途端追っていた膝を立て,ヒッププッシュで閉じた
ドアの向こうおそらく姉の内どちらかがこの話しに耳を立てていたらしく
押されたドアに顔をぶつけたのか転げる回る音
しかしそれを『ちょうかい』に気づかれるわけにもいかず即座に切り返し
「何するの?」
「。。。。内緒です。。。」
無垢な微笑みは騒ぎには気がつかなかったようで嬉しそうに体をクルリと回すと通路を駆けた
「絶対に内緒にしておいて下さいね!!」
そう言うと光になって消えていった
光が完全に目の前から消えたのを確認した『いかづち』は自室のドアを開けた
目の前に転がっている姉は『はるさめ』だった
「姉はん!!何してんの!!」
いつもはユルユルの姉がすっ飛んでドアまで来ていたことに驚きながら
「痛い〜〜〜『いかづち』ぃ〜痛いよぉ〜〜」
顔を両手で押さえながら。。。痛い割りには嬉しそうな声
。。。
なんでこんな時ばっか瞬発力が動くのか呆れる
「いや〜〜〜ん『ちょうかい』ちゃん〜〜スペシャルサプライズ〜〜恋人宣言かなぁ〜〜〜」
「アホ言うなや!!」
やはり女所帯。。。。色恋の話しには耳が立つ
「なんや!!『ちょうかい』来てたんかよ!」
スープの皿を持ったまま歩いて来た『むらさめ』
「もう!!ちょっとだまりーな!!」
足もと転げながらもウキウキした目線で鼻を押さえている『はるさめ』を邪険に『いかづち』は姉達に釘を刺した
「『こんごう』には内緒にしといて言われたから。。。だまとっきーなよ」
「恋人宣言する事をか?」
すでに情報が混線している
「アホ!!ちゃうわ!!」
ボルシチを啜りながらも真顔で聞き返す『むらさめ』の前
ユラユラと揺れる『はるさめ』は頬をピンクに染めている。。。。これがドアでぶつけてなっているのか。。。。それともピンクな思考でこうなっているのかは知りようもない
「だったてぇ〜〜スペシャルだよぉ〜〜ちゅ〜〜した宣言だよぉ〜〜」
「マジかよ!!『ちょうかい』。。。。やるな。。」
「ちゃうちゅうの!!」
こんな事ばかりに目敏い。。。
『ゆき』姉妹と何の違うがあるの?と頭を抱える『いかづち』の隣,ソファに戻った『むらさめ』は足らぬ頭でアレコレ考えながら聞いた
「でも。。。内緒なんだろ?何するかなんてわからねーじゃんか?」
「だから。。。それは。。。」
実際,聞かれるとおり『ちょうかい』が何をしようとしているかはワカラナイ
「ちゅ〜〜するんだよぉ〜〜〜ちゅ〜〜」
「だまってぇな!!はる姉!!」
タコのように口を尖らせた『はるさめ』はソファの上,足を上げて1人ベーゼ状態になっている
なんとも気持ちの悪い姿だ
「とにかく。。。黙っときーな!!わかったか!!」
すでに何かが手遅れ気味な中,それでも『いかづち』は懸命に太い釘を刺す事に終始する夕飯になった
その頃
『こんごう』は図書室に来ていた
一度は部屋に戻り,膝を抱えて考え込んでいたが夕刻が近づけば食事の支度やら何やらで声が掛かる。。。
無視するのは「仲間」との溝をつくる事にしかならないからと逃げてきていた
夜の近づく時間
テラス作りになっている図書室は裸電球の照明さえない暗い部屋だ
昔。。。。『しまかぜ』が自分を連れてココにやってきた時に座った小さなデスクの場所に腰を降ろして
「姉らしい事。。。。」
つぶやきながら。。。デスクに爪を立てた。。。
「無視している」『むらさめ』に言われた言葉は。。。事実だった
心に刺さった
自分では。。。出来ることをしている「つもり」だった
自分がしっかりしていれば妹達に言いがかりをする者などいなくなると思っていたし
事実それが功を奏したのか。。。「イージス艦の姉妹」達に対する辛辣な言葉は聞いたことがなかった
自分が。。。産まれてしまった時に受けたような。。。痛みを与えたくない。。。
だから
進水式の時。。。近くにいて参加できる時は一番に抱きしめに行った
目の見える世界に涙など見せてほしくにない
産まれた事を喜んで欲しいと思って
自分が参加できない時は。。。。信頼出来る姉である『しまかぜ』や古参の姉である『ひえい』司令や『はるな』司令にも頼んだ
妹を守りたいから。。。自分の誕生を非難した『しらね』の姉である二人の司令にも頭を下げた
『くらま』司令の下に付くことになった妹にも。。。細心の注意を払ってきた。。。。「つもり」だった
「。。。。『ちょうかい』。。。。」
なのに
粉川と一緒になって。。。あんなにはしゃいでいた。。。
あんなに笑っていた顔。。。。初めて見た
「私は。。。ダメな姉。。。。」
イスにうつ伏せた
『ちょうかい』の歳を考えれば。。。もっと笑っていても言いハズだったのを。。自分がダメにしていたと気がついた
デスクをさすり
あの時の『しまかぜ』を思い出した
誕生から向こう誰とも顔を合わせなかった自分を光の下に連れ出してくれた「姉」
パニックに陥った自分を強く抱きしめ慰めてくれた人。。。
あれほどに良いお手本がいたのに。。。。自分は妹に何もしていなかった
「金剛姉さん。。。。」
月夜の下,微かな光の中で思い出してみた
初めて自分ではない,自分の名前の持ち主であった「金剛」の姿を見た日
あの時は冷静さを失い「死んだ人」に恐怖して逃げたが
月日がたち。。。自分で「金剛」の事を調べた
30年を戦った姉は。。。。
どんなふうに姉妹達と。。。そんな過酷な時を生きる妹達と話しをしていたのだろう。。。
国が一丸となって戦った戦争だ
最古参とも言われた「金剛」という姉は多くの妹達と。。。どんな生き方をしたんだろう
少なくとも今の自分のような不器用な人ではなく
妹達にも,きっと好かれていたんだろう
涙がこぼれた
あらゆる意味で「その魂」の一つもを繋げなかった自分に
出来損なったまま産まれてしまった事に
「ごめんね『ちょうかい』。。。ダメなお姉ちゃんで。。。」
このまま。。。。『ちょうかい』が粉川と付き合いたいと言ったとしても。。。
とても反対など出来ない気分だった
自分は妹の笑顔を引き出す事ができなかった
粉川には出来たのだから。。。。。敗北は認めざる得なかった
夜の帳の下『こんごう』は自分の不器用さに泣いて。。。寂しさでいっぱいの心に押しつぶされて眠りに就いた
「理想の姉?」
司令室となりの私室のベッドの脇でタバコをふかしていた『くらま』は怪訝な表情で聞き返した
白いシーツの大きなベッドの中,気怠そうに寝ころぶ『しまかぜ』は小耳に挟んだ『こんごう』姉妹の話を第三者的見解で話していた
「悩んでる見たいなの。。。」
「そんな事にか」
ローボードの上に置いた酒のグラスを取り
いつもはオールバックにしている髪がほどけ,前にこぼれた髪を戻すために頭をさする
「『くらま』は。。。悩んだことないの?」
「考えたこともない」
素っ気ない回答
「『しらね』は姉として不足だった?」
『しまかぜ』の裸の手が自分の前に座る『くらま』の背中を滑る
「姉上は十分に自分の仕事をしている。。。理想の姉と言うよりは「対外的に理想の司令」と言ったところだろう」
『しらね』や『くらま』は産まれた時から司令官という宿命を背負った姉妹だ
お互いが近くにいる事などほとんど無い
お互いが基地と大群の長として君臨する事が「義務」だ
「寂しいとか。。。。思ったことない?」
今日はワインではなく「Early Times」をストレートで入れていたグラスを煽ると顔を後ろに向けた
「無いな。。そんな事を考えながら職務は遂行できない」
そのまま
片肘のまま顔を起こした『しまかぜ』の口に酒を運んだ
「私もそうだった。。。。数少ないミサイル護衛艦の姉妹なのに。。。ホントに仲が悪くて」
運ばれるまま口を付けて起きあがる
『しまかぜ』のショートヘアでは裸の肌を隠すことは出来ない
輝く白い肌を見せたまま自分の姉を思い出した
『しまかぜ』の姉は『はたかぜ』と言った
本来なら後二人,下に妹が出来るハズだったが急転する時代の脅威である「ミサイル防衛構想」に従い予定は変更され
第四次MD計画の基幹として『こんごう』が産まれた
受け取ったグラスを回しながら思い出す
姉『はたかぜ』。。。。。何か全てを達観してしまったような姿。。。。
諦めたように艦魂という魂の職務を続ける姿
思えば「魂の受け継ぎ」という最初の被害者だったのかもしれない人
「今でも仲は悪いのか?」
グラスを渡すとそのまま背中を向けた『くらま』は新しいタバコに火を着けながら聞いた
普段
執務中も,他の艦魂の前でもけして喫煙しない彼女だが「夜」だけは心をほどき自分の趣向を愛して吸った
その背中に
クスリと小さな笑い
「会わないから。。。わからないわ」
そう言うと『くらま』の肩に手を回し,裸の胸を押し付けた
「私の理想の姉は。。。。『あまつかぜ』姉さんよ。。。」
口から煙りを吹きながら
「『あまつかぜ』か。。。あの変わり者がか」
今日はその事に文句は言わなかった
灰皿にタバコの残り火を叩くと,手を自分の背中に頭を預けた『しまかぜ』の元に運んだ
『くらま』の指にかかったままのタバコに口を付け深く吸うとゆっくりと煙を吐いた
「タバコ。。。。ほどほどにしてね」
「心配してくれるのか?」
体を返し向きあう
「司令でしょ。。。それより粉川さんの歓迎会は許可してね。。約束守ってココに来たんだから」
大人の眼差しは消してホントの気持ちを打ち明けない。。。言葉に出すなど野暮な事だ
『くらま』は口元に笑みを浮かべ
自分の前にいる裸の『しまかぜ』を抱きしめ。。。。額を会わせると口づけた
「かまわんよ許可する。。。。」
「ありがと」
二人は見つめ合うと笑った
「『しまかぜ』私には姉以上に君が必要だ。。。近くに居てくれ」
そういうと二人はベッドに沈んでいった
カセイウラバナダイアル〜リハビリ編
本当なら
この回に紀伊の皆さんとお茶会〜〜〜ドキ!!女だらけのお茶会スペシャル!ポロリもあるよ(?)を掲載する予定だったのですが
前回の反省から
じっくり煮詰めてと今回は見送りました
草薙先生すいません
色々ショックな事だったので
すぐに復帰できなくて。。。ハアハア
それにしても文章の部分までたくさん注意されましたから
今更ながら今まで書いてきた物を総チェックしたりで。。。時間がかかりそうですよ
最近。。。。
「原子力空母の実態」という本を読みました
アレは最高機密の下で動いている船なのでなかなか中身はわからないのですが
読むとそこそこ面白いものでしたし。。。。想像力の糧になりました
ただ
アレって記念艦とかには絶対になれなくて
就航の運命が終わると必ず解体という事になるらしいです
それもいきなり船体真っ二つに斬って。。。。。残酷ですね。。。怖い怖い
そして
昨日は「ジョージワシントン」CVNが横須賀で公開中でしたからいきたかったのですが。。。。無理でした。。。
いつになったら仕事から解放されるのでしょう。。。こういう部分にもリハビリが必要な感じのヒボシでした
それではまたウラバナダイヤルでお会いしましょ〜〜