第十九話 本気の男
良作の多い艦魂小説を全部読める日はいつくるのか。。。
自分と戦っておのま〜〜ぅすぅ。。。眠い〜〜〜
浅い眠りの中
何度も繰り返した言葉のせいか舌に粘りけ粘着な感覚と少し乾いた唇
舌を出しゆっくりと舐めてみる
『こんごう』は目を少しだけ開けた
真横に転がったままの視界の前
薄暗い自室の壁が見える,またいつもの「夢」を見てしまった。。。。
体を丸めていた手を解き顔の前に持ってきた
自分の手を少しずつ動かす,指を順番に。。。。夢と現実の狭間
生きている自分の手
動かすことで「現実」の世界に自分が未だ生きている事を実感する。。。
行き場のない自分
夢はいつも同じだった
生まれた日の事を何度もモノクロのフィルムに掠れたラインを走らせたキネマのよう
カタカタと揺れる画面はたまに歪み飛ぶ。。。。
海をと切り離された日の出来事
軽く頭を振る
振り払いたい悲しみ。。。。
「悲劇?」
自分に問いかけるが
やっと意識を現実の世界に取り戻し始めた口元が。。。笑う
自分を悲劇のヒロインに落として。。。慰めるなんてと気持ちが卑屈になる
頭を枕に押し付けてゆっくりとした思考で物事を追う
あれ現実だったのだから。。。
自分の前で崩れ泣いた『しらね』の姿が。。。。いや,もっと多くの艦魂の姉達
自分は誰よりも苦しんで。。。。生きなければならない
『こんごう』の思考は緩く放たれていた夢から,現実の世界に戻るために自分を縛り始めていた
それが自分への皮肉と,戒めと信じていた
たくさんの希望に答えられなかった自分への戒め。。。。
科された任務。。。。最新鋭のイージス艦の「心」として生きる事を義務づけられた「魂」なのだと
いつものキツイ睨む眼差しとは違い,夢の中から彷徨い出たばかりの目は潤みとろけるように艶めかしいが,自分の手を確かめながらつぶやく声にはいつものトーンが戻り始めていた
「。。。。。ダメ。。。。」
正確に動く自分の中にある時計に
微睡みからの脱出
ゆっくりと体を解き
起きあがる,緩やかに乱れていた髪が後に従い,裸の体に滑る。。。。
顔を上げた『こんごう』はいつものように自分が泣いていた事に気がつき
鼻を強くかんだ
外にではなく中に自分の。。。悲しみを外に出すことは恥ずかしい事に思えたからだ
涙で濡れた頬を手のひらで拭う
軽い動作で
目が赤くなっていたり,拭ったことで腫れたりしたら。。。誰にも顔を合わせられない。。恥ずかしい。。。
そういう思いがゆっくりと手を動かした
涙の跡を払った『こんごう』は大きく欠伸をした
そもそも飲食も入浴も必要としない艦魂
肌は汗で汚れた皮脂は眠る事で,生まれ変わったように滑らかな輝きに満ち汚れなどどこにも無くなっていた
食事と同じ
海外の艦魂達から得た知識で人まねをするようになっただけの事で,船にいる限り必要のない事なのだ
それに
『こんごう』は入浴というのもが,かなり苦手でもあった
煉瓦倉庫の寄宿舎2階にはシャワー兼風呂が設置されてはいるが
港に艦艇が集まれば大勢の女の子達と一緒に入らざる得ない
コミュニケーション
『くらま』司令はリムパックや佐世保に寄港するアメリカの艦から学んだ艦艇同士の意思の疎通を深めるためにと,人まねのような生活共同体をつくりあげていた
艦隊活動が主となる護衛艦群であるならばそれも大切な任務ではあるのだが。。。。
未だ自分の居場所を明確に得られない『こんごう』には苦痛も多かったのだ
だけど
共にしない事で「悪い」と思っている事も多々ある
『ちょうかい』
『こんごう』型同型艦の中で一番年下の妹
自分より少し小柄で黒いショートヘアを持つ妹はいつも笑顔を絶やさず
不出来な姉に対しても良くしてくれている事は実感していた
長い髪をかき上げる
体にかぶさった布団を払うと,張りのある若々しい二つ果実が揺れる
「『ちょうかい』。。。。」
修練走の時も自分を労ってタオルと水を持ってきてくれていた
なのに自分の事で。。。。とても,妹の要請に応える事はできなかった
風呂もそうだ『ちょうかい』は背中を流すからと今までも何度も言ったが,苦笑い程度の答えしかだせない
「姉失格。。。。」
背伸びして
上に伸ばしていた腕を下ろし頭を抱える
『むらさめ』達『あめ』姉妹や,佐世保では長女にあたる『いそゆき』達『ゆき』姉妹のように多くの妹を持つわけでもない
むしろ姉妹が一同に会する事さえ難しい数少ないイージス艦の妹たちの中,同じ港に席を置く妹に優しさを示せない自分を恨めしく思うと同時に
自分のような姉をもった『ちょうかい』に申しわけなく思った
肩の力を抜いて大きく溜息
少しの余裕を持った時間,身支度に入ろうと振り向いた
「。。。。。。。」
『こんごう』の部屋は大きめのベッドを置いただけで跡は四角四面で灰色の壁に囲まれた部屋だ
振りかえる先には無機質な壁があるだけなのに。。。。
「人」の頭が見えるなどありえない
とっさに
はだけてしまった自分の体を隠すために布団を引く
目覚めの音を聞いていた影の主はおどおどと初めてしゃべった
「あ。。。。起きた?」
聞き覚えのある声の主は背中越しにゆっくりと両手を挙げた
「あの。。。。迎えに」
「汚染生物!!なんでココにいる!!」
背中に沸き立つ殺気
粉川は息を呑んで振り向いた
「いや,あのね」
「いやぁあああああああ!!!」
囲われた鉄壁の部屋に響き渡る悲鳴はハウリングを起こすほどの大きな声
思わず耳を塞いだ粉川の前
ペシャンと潰れてしまうかのように体を隠して伏せた『こんごう』は勢いよく頭を「拒否」と振りながら叫んだ
「こっち向くなぁぁぁぁ!!!」
そりゃそうだ
裸で寝ていた女の子が羞恥にかられて叫ぶにはふさわしい台詞
「変態!!!」
枕が粉川の顔面にヒット!
初速の早さから拳の飛ぶような衝撃によろめきながらも,本来ココに来た目的を話そうと片目で『こんごう』を見ながら説明をした
「聞いて!!『いかづち』ちゃんに頼まれたの!!」
「出てけ!!」
「どこに?」
出られるものなら出たかった粉川は困った声で聞き返した
『こんごう』は初めての事にパニック状態になっていた
「人」が自分の。。。この艦艇内部にある部屋に入ってこれるなど考えた事もない上に,寝起きたばかりのニブイ回転の頭と,急な粉川との対面にまともな思考がなされてないせいも相まって反応が普通に女子高生になっている
「見るな!!変態!!」
布団で体を隠しながら涙目になった『こんごう』は粉川を睨みつけた
取り繕う言い訳に天井を見ながら泡泡している粉川に聞いた
「。。。。いつからココにいた。。。。」
天井から視線を戻したまま,固まった粉川は嘘をついた
5分前からいて。。。。一瞬とはいえバッチリ,ヌードを見ましたなんて口が裂けても言えない
言ったときに自分の命の花が散ってしまう
「今。。。来ました」
みるみる目に溜まる涙
体を布団の中に丸め込んだ『こんごう』は低いトーンで威嚇しながら
「嘘つくな。。。。」
状況は粉川にとっていっそう悪い。。。。
「いや。。。ホントに」
「嘘つくな!!」
ヒステリックな罵声とは裏腹に『こんごう』の目にはこぼれ出る寸前,涙が一杯になっている
それは粉川が直前にココに来たわけでない理由がわかったていたから
『こんごう』は習慣的に布団をかぶって寝る事がない
だから最初自分に被されていた布団に気がついたときは『ちょうかい』が来たのかと思っていたが
ココにいるのは粉川だけ。。。
つまり
裸を見られた
今までこんな事はなかった。。。
自分たち艦魂を見られる「男」などいなかったから
『むらさめ』なんかは課業で海にでれば,ごく希にではあるが「全身日焼けする」などといってトップレスでいる事もあるが(それはそれで問題だが)
『こんごう』はそんな事はけしてしない。。。なのにこの「人」に「全裸」を見られてしまった
「もう。。。やだ。。。。」
眠っている自分の姿と。。。「夢」にうなされる姿。。。
そんなものを普段からぞんざいに扱っている害虫粉川に見られたという恥ずかしさと。。悔しさ
押し寄せる涙に
『こんごう』は泣いてしまった
「もうゃぁぁぁだぁ。。。。」
泡を食ったのは粉川の方だった
このまま打撃戦に入り自分はめった打ちの刑にあうものと覚悟を決めていたのに
まさかの号泣に目を疑う
「泣く。。。。?」
あの『こんごう』が泣いてしまうとは思わなかった
あの,とまで思っていた「気の強い女の子」が泣いてしまったのだから今度は対応策がない
両手で顔を覆ったまま小さな嗚咽をあげる『こんごう』に粉川は本気で焦った
「いや。。。あのごめんなさい!!。。。あの。。ちょっと前に来ました。。。でもホント。。」
酔ってないのに呂律が回らない
泣き出した女の子に年上の余裕なんか通用しない
「。。。。ごめんなさい。。。ほんのちょっとだけ。。。見ました。。。わざとじゃなくて。。。偶然に。。」
「やだあ!!!!もぉやぁ!!!!」
泣いているテンションがじょじょに上がり怒りが混ざり出す
顔を手で押さえてはいるが体が揺れて
四角い密閉された部屋の中に甲高い悲鳴にもにた声が響き渡る
癇癪玉だ
パニックとヒステリーを併発させた
粉川は目の前でただ,ひたすら謝った
「ごめんなさい。。。ごめんなさい。。。」
その内泣き声は少しずつ小さくなり布団の中に顔が沈んでゆく
粉川は両手を挙げて彼女に近寄った。。。何かが爆発する寸前の予兆だとわかっていても今は少しでもはやく機嫌を直して泣きやんでもらう。。。それぐらいしか思い浮かばなかった
一歩前に出た粉川の足と同時に
泣き声が止まった
「『こんごう』ちゃん?」
蹲っていた顔が下から光る
ものすごい視線が睨みつけている,瞳の中には赤く光るフェイズドアレイレーダーがバッチリ標的を捉えている
粉川は背筋に今度こそ悪寒が全速アップで走った
「。。。ごめんな」
布団が落ち『こんごう』の白い胸が露わになり
瞬間目に映った青い果実に
男の本能的視線が釘付けになり。。。。余計な事を考えて。。。それと引き替えに体はぶっ飛んだ
轟音と共に
至近弾を顔面にうけて3回転ひねりで壁と情熱的で熱くて,燃えるように痛い口づけをした
「あああ。。。。。」
壁に手をつきそのままズルズルと落下して行く男。。。。
顔の半分が消しゴムになったようにピタリと鉄壁についたまま倒れた背中に
裸のまま仁王立ちの『こんごう』が怒鳴った
「死ね!!!汚染生物!!!」
「すいません。。。でした。。。」
これだけのダメージを背負ってもさすが元ラグビー部。。。気を失わなかった粉川
その余力は愚痴になってこぼれた
「やっぱ。。。イージス艦。。痛いよ〜〜『いかづち』ちゃん。。。恨むぜ。。。」
痛む全身を男泣きの涙で散らした
「はい。。。だから今,言ったままです『いかづち』ちゃんに迎えに行ってくれと言われて。。。気がついたらココに飛ばされてまして。。」
ベッドの側で急いで着替える『こんごう』の前,捕まったゲリラのように,うつ伏せに寝ころばされた粉川は事の経緯を話していた
場を和ますために意識的に笑いながら。。。。。
「だから。。。ホント意識して見たわけじゃないから。。。ごめんね」
対する『こんごう』は
苦々しい声で
「『いかづち』。。。余分な事を。。。」
真新しい制服を揃え,ブラウスに袖を通しながら
手早く服を身につけてゆく
寝かされたまま痛む顎を抑え,殴られた事でひねった首を鳴らしながら
「心配してたんだよ〜〜『いかづち』ちゃん。。。『こんごう』ちゃんが3日も寝てないからって」
「余計なことだ!」
先ほど理騒ぎから一変
いつもの冷徹な声は本気で苛ついた返事をした
「ちょっと。。。そんな言い方ないでしょ,友達を心配してわざわざ迎えにまで出てくれたんだから。。。それに君も疲れてたでしょ色々あって僕も心配してたからね。。。」
怒りを買って当然の状況にいる粉川はあくまで柔らかく話しかけるのだが
『こんごう』の対応はそれに反比例するような声だった
「心配?外敵に対して戦うのが私達の勤めだ,職務に疲れたりなんかしない!!むしろ「有事」を見逃したオマエ達「人」の対応に疲れただけだ!」
明らかな侮蔑で
尖った言葉に一瞬,粉川は自分の対応を硬くして聞いた
「人間に対して怒ってるって事だよね?」
「はぁ?」
制服の埃を払いながら『こんごう』は気のない返事をした
薄暗い照明に映る影が上着を着たのを確認したのか粉川は座り直すと振り向いて続けた
「とりあえず『いかづち』ちゃんの心遣いにはお礼は言っておこうよ!!気に掛けてくれていた訳だし」
俯きながら左頬と顎下を真っ赤に腫らした粉川はしゃべりにくそうに,何度も切れた唇を唾で湿らせ,指で伸ばしながら自分を見下ろす『こんごう』を見た
「わかった。ならオマエも次からは『いかづち』に言われたからなんていってココには来るな!!私に「人」の世話焼きは不必要だから!」
「了解。。。」
苦笑いを浮かべ粉川は敬礼して見せた
「仲良くやってきましょ。。。ねっ」と
その姿に『こんごう』は余計な忌々しさを覚え
横須賀から向こうココまで来る間にあった出来事が頭の中に廻っていた
それはこの場においては八つ当たりにも近いものなのだが
こんなくだらない事に世話焼きをしながらも「事件」の一つにもまともな解決を得られない「人」の存在に対する怒りが溢れてしまっていた
「ヘラヘラとしやがって。。。気楽なものだ。。。私達は自分の存在を否定される程の。。。。。悔しい想いをしているのに。。。オマエたち「人」は終わってしまえば無かった事になる程度なのだからな!」
「それは違う!!」
皮肉を口に滑らせた『こんごう』の前,粉川は急に立ち上がると両肩を手で掴んで
「みんな悔しい思いをしてる!!」
いきなり立ち上がった粉川に間接照明程度の明るさしか持たない光は隠され
光を閉ざした男の影の中に『こんごう』は立たされていた
「ちょ」
粉川の腕を振りほどこうと動くが,お構いなく訂正の声が飛ぶ
「そこは間違わないで!!!みんな。。。艦長も,船務士も,君に乗船している全ての隊員も。。いや!!陸海空!全ての自衛官が悔しいと思ってるんだ!!!」
粉川の中には
ココにくるまでの間で会話した『いかづち』の想いも含まれていた
撃たれても。。。。敵を追い出せたら防衛は成功?
船は傷ついてもそれで成功として「痛み」を忘れる。。。。「人」は常に忘れ
艦魂は忘れるために走る。。。。
それはあまりに悔しい現実だったから
軽口で『こんごう』に返された意見に燻っていた想い弾けてしまった
粉川の大きな手が『こんごう』の肩に力を与える
痛みと。。。。これが本音である事を示す熱さのためか
「離せ!!」
『こんごう』はこの部屋に入ってきた侵入者に自分のペースを未だ乱されていると思い,激しく突き放そうとしたが外れない
今までふざけていた粉川の顔が急に「人」を非難した自分を睨んでいるように見えて腹が立った
「だけど!!何もしてないじゃないか!!私達はみんな傷ついた!!オマエたちは!!何もしなかった!!」
「わかってるよ!!何も出来なかった。。。それで君達を傷つけた。。。悔しいよ!!君たちにそんな思いをさせた事も!!全部が悔しい!!」
粉川は本気の男だった
先ほどまでは司令や間宮の前で熱弁を振るった
調査部の今泉に対してもだ。。。。それは政治的ゼスチャーでも自己満足でもない事をココに吐露していた
「あの日,君の目から消えなかったあの船は。。。今だって僕たちの心から消えてないよ!!」
真剣な眼差し
さっきまでおふざけのように笑っていた男は妥協の出来ない心を『こんごう』に打ち明けた
あの荒れた海の中
粉川は遠く離れて行く目標の姿に涙した『こんごう』を抱きしめた時の強さで
「本当に。。。みんなが悔しい思いをしているんだ。その気持ちまで嘘だとは言わないで」
射るような眼差しの前『こんごう』は初めて男の力に驚きながら答えた
「わかった。。。。だから離して。。。。」と
小さく俯いている『こんごう』に
興奮した自分が熱くなり,掴んだ肩に力がこもってしまったことに粉川は恐縮して,慌てて手を離した
「ごめん。。。痛かった?」
俯いたまま何もいわない『こんごう』
「あ〜あ。。いや。。。ごめんめ」
粉川は困った顔相手をあやすように聞いた
「わかったから。。。もういい!!」
『こんごう』の声は先ほどの時ほど尖った感じではなかったが粉川の顔を見ようとはしなかった
離された肩をさすりながら粉川から距離をとると早足でベッドの正面にある壁に向かった
「とにかく会食に遅れるから。。。」
泡沫の青白い光が溢れ『こんごう』の体を覆い始めた
「置いていかないで!!」
光の輪に囲まれた『こんごう』の手を掴んで粉川は
「ココに置いて行かれると。。。。僕ココに住む事になるよ。。困るよね」
確かにと光の発生を抑えた『こんごう』は
掴まれた手を振りほどくと
指先をチョイとつまんだ
「そんな。。。汚い物つまむみたいにしなくても。。。。」
「うるさい!」
二人を包む青い光
外の世界に走る雷光が真っ直ぐ走る中
『こんごう』は隣で目をつむっている粉川を見た。。。。。
彼の本気の言葉だけは心に残った
カセイウラバナダイアル〜〜お客様を呼べ!!ダラダラ編
ヒボシ 「。。。。。。命令形ですね。。。。」
むらさめ 「あたぼうよ!!テメェいろんな先生方に世話になっときながら自分だけ投げっぱなしジャーマンってわけにいかないだろぅや!!」
ヒボシ 「投げっぱなしって。。。てかプロレスに詳しいな!!」
むらさめ 「おおよ!!最近,粉川と共通の趣味を見つけてな!!あいつ大人しそうな顔してるけどめっちゃ格闘技マニアなんだぜ!!」
ヒボシ 「粉川くん。。。そんな設定がありましたね。。。」
いかづち 「そうじゃなきゃ『こんごう』の至近弾に耐えられるわけがないでっしゃろ(藁)」
ヒボシ 「いやいや至近弾に耐えられる理由は他に設定があってね。。。」
いかづち 「とにかく草薙センセエばりにタフや(藁)」
むらさめ 「おおっ!!鍛えてるぜ!!腹筋割れてるしいい体してるんだ!!」
ヒボシ 「背広組なのにねぇ。。。ってなんで体見てるんですか!!」
むらさめ 「風呂場にチョイと(幕)」
ヒボシ 「痴女ですね。。。。。」
むらさめ 「でもよ。。粉川はさ,背広組なのに一等海尉ってのもなんか変でないか?」
ヒボシ 「それはね。。。ご都合主義なんだけど(ぶっちゃけ)。。元々は海自にちゃんと席もったんだけど結婚を期に丘の勤務に移り防衛庁内局の仕事に入ったから海自から出向で丘勤務って事です」
いかづち 「ええぇぇぇええええええええ!!!粉川はんって。。。結婚してるの?」
さわぎり 「びっくりだよ。。。。」
むらさめ 「なんで結婚してんの?(藁)」
ヒボシ 「なんでって。。。相手がいらっしゃったんじゃないですか?」
いかづち 「ショックやわ。。。。」
ヒボシ 「あのね。。粉川くんって今年で31歳なんだよ,結婚もしてない男だったらなんか気味悪いじゃないですか」
むらさめ 「気味悪い?なんで?」
ヒボシ 「ああ〜〜君たちはさ艦魂だからさあんまり歳とらないし,基本女所帯の生活だから結婚って概念がない。イコール男と一緒に暮らすなんて考えた事もないでしょ」
さわぎり 「考えたこともないよぉ」
ヒボシ 「人間の男が30になるまで「女」の一人も知らなかったらキモイよ!!」
むらさめ 「わからん。。。。別にいいんじゃねーか」
ヒボシ 「現在日本は晩婚型が増えてるからいちがいにそういう事はないようですが。。。ヒボシの弟ニボシ(仮名)なんかは「男は30までに一度は結婚してなかったら欠陥商品の烙印を押される」とまで言ってました(爆笑)」
いかづち 「ヒボシの弟ってリミット近いの?」
ヒボシ 「いや。。まだまだだから多分仕事場の先輩の受け売りでしょうね(藁)」
しまかぜ 「男性は結婚していると落ち着きがあっていいわよねぇ〜〜」
むらさめ 「おわっ!!なんだよ!!」
いかづち 「『しまかぜ』はんは粉川はんが結婚してた事知ってはった?」
しまかぜ 「うんう,知らなかったわよ」
むらさめ 「驚かねーの?」
しまかぜ 「うん,別によほど若い自衛官でないかぎり大抵結婚してるし,粉川さんの歳ならねぇ。。。不思議でもなかったけど」
ヒボシ 「結婚する事も国家公務員としての義務に近いものもあったりするしね。。。。(いやですねぇ)」
むらさめ 「じゃヒボシも結婚してるの?」
ヒボシ 「。。。。。。。。。。。。。」
いかづち 「無言かい!!」
ヒボシ 「ほっといてください。。。(涙目)」
いかづち 「そんな事よりお客様を呼ぼうはどーなった!!」
むらさめ 「前回。。。爆発発言したよな」
しまかぜ 「物語に登場する新たな艦魂名「長門様」。。。。ホントなの?」
ヒボシ 「ホントですぅ〜〜〜(ウゼェ丸)」
いかづち 「めっちゃ緊張するわ。。。。」
しまんぜ 「どういう形で出演なさるのかしら?」
ヒボシ 「内緒ですぅ〜〜(ウゼェ丸!!ウゼェ丸!!)」
むらさめ 「じゃそれは待つしかんねーとして,鋼鉄の男,草薙氏のところから「長門様」を呼ぶというような話しじゃなかったっけ?」
しまかぜ 「草薙先生って。。。ホントにタフ方よねぇ。。。」
いかづち 「草薙センセエ呼んだらええやん」
ヒボシ 「また!艦魂じゃないじゃないですか!!」
いかづち 「せやけど。。草薙先生とこの艦魂の皆さんはめっちゃテンション高いで!!ついてけへんで!!」
むらさめ 「凛様とかエリーゼ様とか呼んだら。。。。撃たれるだろうな〜〜ヒボシが」
ヒボシ 「ええええええええ!!ヒボシが撃たれるんですか!!」
しまかぜ 「そりゃねぇ。。可愛い私達が撃たれるよりはヒボシさんが撃たれて強くなったほうがいいでしょ」
ヒボシ 「『しまかぜ』さん。。。なんかいい話にすり替えようとしませんでした?」
さわぎり 「あたいはエリーゼ様に会ってみたい」
いかづち 「なぬぅ!!『さわぎり』はんって意外な人に会いたいんですね〜〜」
さわぎり 「会ってあたいも強くなるの!!」
むらさめ 「会ったら強くなる。。。なんかの神様かよ?御利益あり?」
いかづち 「とりあえずプロフとか送ってもらったらええやん。。。あんまり相手の趣味もわからんようなお茶会しても失礼やし」
むらさめ 「草薙氏に見合う女か〜〜」
ヒボシ 「コラコラコラコラお見合いじゃないから!!」
しまかぜ 「そうね〜〜お招きする艦魂様のプロフは欲しいわね,趣味とか色々わかれば楽しいお茶会になるだろうし」
さわぎり 「エリーゼ様の武器を分けて貰うの」
いかづち 「我が道いってるなぁ。。。『さわぎり』はん」
ヒボシ 「『さわぎり』たん。。。エリーゼ様の武器着けたら沈むよきっと。。。着装のシステムが違うから(藁)」
しまかぜ 「ホント色々な意見ばっかで話しがまとまらないあたりが女の会話だねぇ」
そんなこんななダラダラ状態。。。。
ホントにお招きとかできるのでしょうか?
それではまたウラバナダイヤルでお会いしましょ〜〜〜