第十八話 裸の少女
時間がある時に。。。自分の情熱を信じて書きます。。。
しかし
資料本買いすぎて。。。夜のご飯がたべられません。。。困ったぁ〜〜困った(爆)
女の子たちのに囲まれた,姉の後ろから姿を消した『いかづち』はグラウンドへの道を歩いていた
「我が姉はんも,自分の意志に反してモテモテや!!いずれ噂になりますなぁ〜」
自分でない「うわさ話」は女子にとっては愉快な話でしかない
『いかづち』も自分の姉とわかっていても笑える
もともと『むらさめ』は年下の艦魂や,横つながりの姉妹達の間で「粗暴の王子」と呼ばれるほど「男役」な存在だ
体つきは自分より豊かな胸を持つ姉だが。。。。実態としての態度と
風体は女らしくないし。。。言葉使いなんてまんま「男」だ
趣味に可愛らしいものは一切なく,唯一の楽しみは体力作り
狙って男役をやっているとしかおもえないような存在
『くらま』がエレガンス路線を追求したタイプならば
『むらさめ』はワイルド,ガテン系タイプって事だ
このままいけば
面白いカップリングができそうで「噂」なりに楽しめそうだと『いかづち』は悪い事かな?と首を傾げながらも,口元は笑っていた
一段と夕暮れ時が進み
風も冷たくなってきた空の下を『いかづち』はスキップしていた
そんな
『いかづち』の前を猛烈な勢いで走って行く影が見えた
基地の玄関を出た粉川は,手荷物を玄関に預けたまま上着だけを肩に引っかけてグラウンドを目指していた
「粉川はん!!」
『いかづち』は緩く飛んでいた足取りを速め粉川を呼び止めた
「どないしたのん?」
『いかづち』の呼びかけに振り返った粉川の顔は空調の効いた会議室から出てきたばかりなのに汗をかいていた
「やあ。。やっと用事が終わったんでね。。修練走の続きをしようと思って」
「はぁ?」
『むらさる』は口に手を当てて笑うと
早足でグラウンドを目指す粉川の横に並んだ
粉川は風呂上がりの彼女を一瞬誰か見間違えてしまっていたが
鼻にかけられた丸眼鏡で『いかづち』だと気がついた
セーラーの胸をステップの足運びで揺らして『いかづち』は笑うと
粉川の腕に自分の手を絡めた
赤毛の癖毛にまだ風呂上がりの湿り気
ぺしゃんと落ち着いた髪になった姿はいつも陽気に弾けた彼女を大人びてみせる
だが
声や話し方は変わることなく子供だ
「なして?そんなアホな事するの?」
たしかに粉川は「後でかならず走る」と入っていたが。。。本気だったとは思っていなかったからだ
「アホ」と切り替えされた粉川は肩をすぼめながらも上着をグラウンドの芝生に放り出して怪訝な顔で聞き返した
「アホはないでしょ。。。」
「だって。。。別に粉川はんは,悪くないんやろ?わてらと一緒に罰をうけんでもええやん」
粉川の中には色々な人物が口に登らせた言葉が残っていた
「責任」
最初はこの基地の艦魂達の司令である『くらま』に見下されるかのように白い目で見られる中で聞いた
その後は
お定まりの犯人捜しで「責任」という言葉を連呼した今泉。。。。
「今回の事件は。。」
『いかづち』はストップと手をあげて
「今回の修練走は,作戦中に『こんごう』がテンパッた事と,『むらさめ』が海保の子に手ぇ挙げたことが問題やったんでぇ。。。粉川はんに関係あらへんやん」
深刻な顔に頬を強張らせていた粉川に
陽気に首を傾げて説明をした
粉川は既に陽が海に飲まれ始めている紫の空を見上げて言った
そこに至るまでに自分たちが解決出来なかった問題を思い浮かべて
「『こんごう』ちゃんが混乱しちゃったのは,停止命令のせいだろ。あれが防衛庁の正しい判断だったかには疑問があるし。。それを」
「でも粉川はんに関係あらへんやん」
「あるよ」
あくまで粉川には関係ないという意見を悪意なく続ける『いかづち』に粉川は顔を厳しくし,彼女を真正面で捉えて返事した
「あれは。。。あの事件は国の問題であるべきなんだ!君達「艦魂」たちだけの責任じゃない!僕たち「人間」の側に大きな責任があるんだ,だから。。その。。。少なくとも君達だけを懲罰だなんて事,僕はしたくないんだ」
真剣な眼差しで自分に向かう粉川に『いかづち』は困った顔になった
「そないな難しい考えんと。。。気にせなええやん!!」
一応相手の態度に会わせて,困ってみせたが『いかづち』にとっては終わってしまった事はどうだって良いことのようで
目の前をクルクルと回って見せ
軽い声で笑いながら粉川の肩を叩いた
「今までだって「人」は誰もそんな事せーへんかったんやし!!気にし過ぎやて!!」
「いや,でもさ!!一緒に国防を担う者として」
姉である『むらさめ』に少しばかり似ている垂れ目の光は「本音」を吐露した
「撃たんのやったら国防も,一緒も,ありゃしませんわ!」
粉川は陽気な態度で自分を指さした『いかづち』の言葉に固まってしまった
今。。。ちょっと前に
今泉と揉めた時の事を思いだした。。。撃つ?撃たない?それより撃たれた責任を問うのが「国防」?
粉川は自分の中にあった嫌悪すべき「正統を名乗る国防論」に首を振って答えた
「いや。。。撃たなくても国防は出来るよ」
苦い言い訳に『いかづち』は少しだけ粉川の顔を見つめたがクルリと回って背中を向けてその場に座った
「今回みたいに仲間やられてまっても敵さんを領海から追い出せたら「国防」成功ちゅうなら。。。。それでええやん?ちゃうのん?」
『いかづち』は声のトーンとはあきらかに下がっていた
仲間。。。。海保の船艇達は傷つき,その姿を目の当たりにした海自の艦魂達
せめぎ合いがなかった訳じゃないのだろう
粉川は恥ずかしくなった。。。。船たちは傷ついても「人」に何もいえないんだと
秋の冷たい風が芝生を揺らす中,答えをだせない粉川に
「あんまり。。。その事は考えたないから。。。わてらは走るんですよ」
濡れていた髪が風に少し揺れる
目の前にいる10代の女の子が「艦魂」という魂として艦に乗り「国防」という責任の矢面に立たされていて
本心ではあの事件に関わった全ての子達が傷ついていた事に粉川は気がついた
守りたいという気持ちの前,あざ笑うように逃げていった「凶器」
みんな。。。。護衛艦という職務の重荷の中で「忘れたい」と願っている。。。少しでも早くあの事件を。。。。。
粉川は自分から少しだけ距離をとったところに背中を向けたまま腰を降ろした『いかづち』を見た
細い。。。。肩も体も。。。心だってへし折れてしまいそうに苦しんでいる
だから走ると言う彼女の横に静かに腰を降ろした
「すまない,だからこそ僕は,君たち「艦魂」だけの責任にはしたくない。。。僕も共に責任を取りたいんだ。。同じ想いだと信じて欲しいんだ」
少ない沈黙の間に流れる波の音の後
「粉川はん!!」
真面目な話しを続けた粉川に急にテンションを上げた『いかづち』は瞳を開いて顔を寄せた
いくら真剣な会話が苦手でもこの逃げ方はどうか?というほどに大声で
「粉川はん。。。。わて聞きたい事あったんです」
「何。。。。」
鼻の頭にかかる眼鏡越し『いかづち』はただでさえ近い顔をさらに近づけた
肩を並べて座ってしまった位置,引くに引けない腰で
もう少し近づいてしまったら間違いなく
彼女の唇に触れてしまう
粉川は相手が自分よりかなり年下の女の子だという事でなんとか自分を律して
「どっ。。。どうしたの?」
自分の息がかからないように小声で聞いた
「なんで粉川はんって,わてらの事「艦魂」ってわかったんですか?」
「はい?」
『いかづち』は少し下がって粉川の顔をマジマジと見つめながら
「あんな普通,船の中で,わてらに気がついてもいきなり「艦魂」やなんて思わんやろ?」
粉川は目をはずした
何かを探り出そうとする瞳は眼鏡越しに輝きを増して近づく
「そっ。。。そう?」
自分の顎下に迫った顔に焦りの汗を拭う
そういう仕草を怪しむのか,さらに声高く問いつめるように聞く『いかづち』
「そや!!大抵幽霊が出た!!っていう話しになるハズやのに。。。」
粉川は目を泳がせたまま
「いや。。だってあんな部屋にたくさんいればね。。。」
「そんでいきなり?「艦魂」なの?」
確かに
わかっていたとしてもあんな大所帯で部屋を使っている女の子達をいきなり「艦魂」と確定するのは難しいものだ
むしろ若手モデル系芸能人の
「体験イージス艦ツアー控え室」と考えた方が自然なほどの中で
普通に「君たち艦魂でしょ」と言った粉川
動悸の高まる中,開かれた口はたどたどしい答えを出した
「児童図書の本に。。。載ってたの」
「は?」
攻勢に出ていた『いかづち』の目が点になる
粉川は身振り手振りを加えて話した
「昔!!昔ね,児童図書館にあった「妖怪大百科」に載ってたの!!船に憑く妖怪って」
「わてらは妖怪か!!」
粉川は近すぎた『いかづち』から体を離すと
「いや。。ぼくはそうは思ってないけどね。。。それにぼく元々霊感体質だから」
口をとがらせたままの『いかづち』
「霊感体質〜〜〜しかしぃ。。妖怪扱いとは遺憾ですなぁ〜〜」
「ねぇ。。。。こんな可愛いのに」
そんな一瞬息をついた粉川の腕に掛かった時計を見て『いなづま』は絶叫した
「わぁぁぁぁぁ」
「今度は何?」
下りきったどん底の会話から飛躍的にテンションを上げてゆく『いかづち』の態度に粉川は目を回し始めていた
「あきまへん!!こんな事やっとる場合じゃないねん!!」
『いかづち』立ち上がると護衛艦の並ぶ桟橋を見て,もう一度粉川の腕時計を見て
ずり落ち始めていた眼鏡をチョイとあげると
「粉川はん!!『こんごう』呼んできて!!」
急に頼み込んだ
そもそも『いかづち』が煉瓦倉庫を抜けてこちらに来たのは.,未だ艦から降りてこない『こんごう』を呼び出すためだった
理由は簡単,今日は護衛艦隊の無事帰港と題した食事会があり
当然『くらま』が主席にすわって会食になるからだ
時間にしたらまだ40分の余裕はあるが,そこは5分前の心得。。。。全員が準備万端で揃ってなかったら。。。。。
今日の『くらま』司令は恐ろしいかもしれない。。。。
『いかづち』は自分の手持ち時計も確認しながら粉川を急かせた
「急いで!!」
「わかったって!『こんごう』ちゃんはいつもの部屋なの?」
地面に腰を降ろしたまま話すの粉川の腕を『いかづち』は引っ張った
「飯会に遅刻したらまた走らされる!!」
「そんな事まで修練走なの?!」
「当たり前ですがな!!ココは修練の二群でっせ!!」
急かされて立つ粉川は歩いて護衛艦に向かおうとしたが『いかづち』が間逆に手を引く
「こんな遅くに簡単に船に乗れへんでしょ!!こっち!!」
煉瓦倉庫からグラウンドに入る並木の方にひっぱりながら
「『こんごう』多分寝てるからな〜〜この3日間寝られへんかったみたいやから,起きられへんと大変な事になる〜〜」
「逆,行ってどうするの?」
離れる護衛艦を指さしながら聞く粉川に
「送ったりますよ!」
そう言うと『いかづち』の手のひらから細かな泡沫のような青い光が溢れ出した
粉川の顔は引きつった
「それは。。」
言い訳無用の手が粉川の背中を押す
「たのんまっせぇ〜〜〜」
『いかづち』の手に溢れていた光は一瞬で粉川の体を包むと,明るい青い輝きを増やし小さくなり消えた
「うわ!!」
一瞬で消えた夕日の港から次に粉川の目の前にあったのは灰色の壁だった
本当に
鼻をぶつける摺り切りの位置に両手をついて衝突を防いだ形で立っていた
「あぶない。。。。」
喉につまっていた緊張の息を呑む
腰が退けてガニ股になっている自分がなにやら情けない
「まったく。。。。これだけは「いつになっても」苦手だ。。。」
引きつった状態で壁に付いていた手を剥がし,額を拭う
走る以上に色々な事で汗まみれになっている自分に苦笑いを浮かべると足もとを見て青ざめた
瞬間的に飛ばされるから足の踏み場まで自分で確保できるわけもなく
そのままの勢いで踏みつけにしてしまった衣服に
「あっ。。。あ。。。。?」
『こんごう』の着ていた海自のダブルジャケットを拾い上げた
「?」
手に掴んだものに冷や汗が出た
ジャケットと折り重なるようにあったもの。。。。。
「ブ。。。。ブラジャー。。。。」
粉川の悪寒が背筋を駆け上る
防衛本能にも近いガードが腕を上げて振り返る
「はぁ!!?」
攻撃を警戒して振り返った粉川の前あったのは。。。。。
大きめのベッドの真ん中,一糸まとわぬ姿で体を丸めて寝ている『こんごう』
「うぁ!?」
大声で叫びそうになる口を喉で押さえるから
最初の叫びだけがゲップのように吐き出される
振り返った粉川はそのままさらに半回転してその場に座り込んだ
「なんで裸なの?」
自問自答
手に汗握る閉鎖空間
見渡す限り四角四面の部屋には出て行くためのドアがない
粉川は全身に冷や汗をかいていた
逃げ場のない場所に「裸の少女」。。。。。。自分の背中にはベッドの上,おしりも露わな『こんごう』
一度見てしまった女の裸体が目に焼き付いてしまうのは「健全な男の性」
粉川は何度目かの唾を飲み込んだ
横須賀から佐世保まで,ココまで来る間『こんごう』とは面と向かって多少なり口をきき,体罰的なコミュニケーションもあったが
それはあくまで服を着ていた彼女の姿で。。あらゆる意味では「子供」だと思っていたのに
「なんで。。。最近の子てあんなに発育いいの」
両手で頭を抱えた
最早相手が艦魂である事などぶっ飛んでいる状態だ
裸の彼女は間違う事なく「女」だ
当たり前の事なのだがその生々しいほどに艶やかな肌と全身にほどよく丸みをもった体は「大人」そのものだ
それをピンナップ写真のように豪華な彩りを添える乱れ髪
横に寝ころび両足を体の中に抱え込むように寝ていたウエストからヒップのラインは網膜に焼き付いていた
「助けて。。。。誰か。。。。」
そこまで「女」を意識してもさすがは「大人」の粉川
自分の歳から少なく見積もっても10歳以上年下の彼女に鼻の下を伸ばすわけにはいかない
目だけで周りを見回す
最初見たままドアのない密室
這うように壁に手を擦りつける
「ないの?ホントに出口無し?」
粉川の頭の中に混乱が現れ始めていた
「ヤバイ,ヤバイ,ヤバイよぉ」
相手は10代の少女だ。。。。こんな所を誰かに見られたら「懲戒免職」じゃすまない
ましてや「海上自衛隊」のイージス艦の中で。。。。「淫行」。。。。
何もしてなくたってこんな所を踏み込まれたら職を失う危機的状況だ
走っていた時を遙かに凌駕する汗の中
粉川は息を大きく,そして静かに吹き出した
その時
小さくな声が後ろに聞こえた
「ああ。。。もうダメだ。。。」
粉川は両手をついて静かに結果を待った
ココで彼女が起きて悲鳴でも上げられればそれで全てが終わる。。。。
この歳31まで真面目に(?)に自衛隊に勤めてきた自分の全てが,世界に否定される瞬間を待った
「わたしは。。。。」
だがその声はかからなかった
声はしているが。。。。悲鳴でも罵声でもない
『こんごう』の声は小さく何かを繰り返している
粉川はその声に力がない事に気がついた
いつもの自分に向かって張り上げている冷たい罵声ではなく。。。。震える小さな声は何かを繰り返し告げている
粉川は思いだして出来るだけ『こんごう』の頭のあった側に動き耳を傾けた
「私は。。。。『こんごう』。。。『こんごう』。。。なの」
「寝言?」
散らばった衣服とは別に掛け布団を見つけた粉川は立ち上がって振り返ると手早く裸の『こんごう』に被せた
今まで一人で挙動不審になっていた心が急に落ち着いた目で眠る彼女の顔を見つめた
『こんごう』は泣いている
目を閉じたままなのに流れ出る涙,眉間に浮かぶ少しの苦悶ときつく噛んだ唇の間を。。。。小さな声は
「私は。。。。。『こんごう』。。。。。」
小さくしゃくりを繰り返す姿にいつも見る無口でキツイ『こんごう』の姿はない
体をすっぽりと布団に覆った中
顔から乱れた髪を除ける
少女は何かに怯えるように自分を守って眠っている事に気がついた
「どうしたの?」
粉川は眠りの中にいる『こんごう』を起こさない程度の小さな声で聞いた
返事が返らない事がわかっていても
何にそれほど苦しんでいるのか。。。。。聞いてあげなくてはいけないと思う気持ちが素直に言葉にでた
粉川はそのままベッドの端にもたれかかるように座った
「繊細な子」
『しまかぜ』の言葉を思いだして
護衛艦隊の全ての女の子達がこの事件で大きな傷をおった事を改めて確信した
自分が苦痛でも,出来ることで相手を励まそうと頑張る『しまかぜ』
人前では明るく振る舞いながらも,今の防衛のあり方に「涙」した『いかづち』
ぶつける相手を見つけられない怒りで,殴打事件を起こしてしまった『むらさめ』
小さな体ながらも荒海を最後まで哨戒し続けた『さわぎり』
イージス艦という責務の重さを,誰にも言えない辛さを背負った『こんごう』
粉川は閉鎖された部屋に暗く輝く照明を見上げた
「ごめんね。。。直ぐに力になれなくて」
両手を顔の前で重ねた
少しでも。。。。『こんごう』が静かに眠れるのならば時間に遅れて共に懲罰を受けてもイイと思い時計をはずした
カセイウラバナダイアル〜〜〜Vo18
ふ。。。。。。
前書きにも書きましたが出せるときに出す!!
出来る時に徹底的に。。。。これが社会人クオリティーってヤツですね(死)
ホント。。。。。
情熱って冷めちゃうとねぇ
どうにもならん未練にしかならないので魂が燃えているうちにせっせと執筆ですよ
ところで
話しのボリュームはだいたい均一化してきたのですが
バランスがうまくいきません
今作はそういう部分を特に注意しながら書いているのですが。。。。
なかなかうまくなりません
一章のテーマが決まっている所はそれなりにうまくいってくれるのですが。。。。
要素が絡むとかなりアブナイ。。。。
修行でしょうねぇ。。。こういうのってのも
後。。。。コメディー面がめちゃ弱いですねぇ。。。
なんとか
ならないものかと。。。フニフニしてます(藁)
しらね 「ところで粉川さんこの後どうなるの?」
ヒボシ 「どうなるんでしょう。。。一緒に寝過ごすかな?」
しらね 「後五分で起きるわよ『こんごう』」
ヒボシ 「ぇぇええええ!!!なして?」
しらね 「わたくしたちは常に規則正しい生活をしているのよ,たまに居眠りしたぐらいで寝過ごすなんて事は絶対にないし。。。そもそも体内時計が極めて正確なのよ」
ヒボシ 「。。。。。。どうなるんでしょう。。。目が覚めたら」
しらね 「死ぬんじゃないの?」
ヒボシ 「そんなあっさり。。。。」
しらね 「まあ。。。裸で寝てる方もどうかと思いますけどね」
ヒボシ 「『こんごう』なかなか良い体してましたね」
しらね 「そんなの国防のなんの役に立つのよ!!」
ヒボシ 「ところで。。。あれです「艦魂物語」はすでに最終話までのプロットが出来ていて本来ならこの章で3分の1は消化してないといけないのですが。。。」
しらね 「ちょっと。。。ココで3分の1だったらわたくしの出番はどうなるの!!」
ヒボシ 「だから。。。本来はですよ。。伸びちゃったんです!!話数が!!」
しらね 「フ〜〜危ういわね」
ヒボシ 「当初の予定では『みょうこう』と『きりしま』は登場の予定がありませんでしたがメッセで出して欲しいというのがあったり,一つの艦が仕事をし過ぎるような事がないよう割り振った結果少ないながらも出番が出来ました!!」
しらね 「かなりバッサリ切られてたのね」
ヒボシ 「そうですよ〜〜〜出ない予定だった人たくさんいたんですよ」
しらね 「例のエリー大将とか?」
ヒボシ 「いや。。。エリー大将は元々出る予定ありました。。むしろ(仮名.サイファ司令)と(仮名.ケイティ大将)が出る予定になかったのですが出ます,地理の関係で(藁)」
しらね 「あら,海外の艦魂が増えたのね」
ヒボシ 「国際的事情により(藁)」
しらね 「他に出る予定の出来た人は?」
ヒボシ 「長門様です」
しらね 「えええええええええええ!!!どういう事!!」
ヒボシ 「。。。。色々な事情で。。。。(藁)」
しらね 「長門様って。。あの帝国海軍の長門様よね?」
ヒボシ 「はい。。。。色々な事情で出て頂く事になりました」
しらね 「競演!!競演!!」
ヒボシ 「そんな事あるわけないじゃないですか!!年代違い過ぎですよ!!」
しらね 「他には?」
ヒボシ 「(仮.エンタープライズ)(爆)」
しらね 「マジで。。。。あれほど色々な先生がお書きになったエンタープライズをヒボシが書くの?命知らずね」
ヒボシ 「すいません。。。先にあやまっときます」
しらね 「がんばってね。。。。」
ヒボシ 「実は。。。本当に当初の予定より出る艦魂が増えたため物語の最初と最後の変更はないのですが中程はだいぶんボリュームが増えました,それと「考証」の部分にメドがたったのでこの部分が加わることで物語りの核が出来上がりましたから。。。かなり量がふえました。。。しかし」
しらね 「いいじゃない!!たくさん出られるのね!!わたくし」
ヒボシ 「。。。。。。。さぁ(爆死)」
しらね 「ちょっと!!」
ヒボシ 「いやいやもちろん出られますよ。。。ですが問題が。。。」
しらね 「何?」
ヒボシ 「これほどに内容が増えたのに。。。戦闘シーンの追加はほとんどありません(爆死)。。。。。困ってます。。。」
しらね 「まあ。。戦争が好きってわけじゃないからいいけど,わたくしは」
ヒボシ 「ええっそういって頂けると助かります(マジで)」
そんなこんなで年末までには終わらなそうな「艦魂物語」です!!これからもよろしくお願いします〜〜〜
それではまた
ウラバナダイヤルでお会いしましょ〜〜〜