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Unfinished Fantasy  作者: Slime
11/14

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さっきの戦いから三分ぐらいが経ち

俺のレベルも短剣術のレベルも上がり、更に奥へ進もうとした時

フレンドメッセージが届いた。



フレンドからのメッセージが届きました。

ジェイコブ:急いでこっち来てくれ。すぐにこい。


何があったんだ?まあ、急かすってことは大事な要件なんだろう。

...第二サーバーに移動するか。



<テン視点>

ん?メッセージか?


フレンドからのメッセージが届きました。

ジェイコブ:すぐに戻ってこい。できるだけ急げ。頼む。


...文面から見るに、防具ができたわけではなさそうだな。

なんだろうか。すぐに戻ろう。




<アッキー視点 アトランタ城下町にて>


「なんだこれ...」

結果だけ言うと街は戦場へと化していて、そしてとんでもない数の魔物がいた。

普通の魔物は町に入れないはずだから...。


あれ全部プレイヤーが操作しているモンスターか。うわぁ...。


...とりあえずジェイコブさんの店に向かおう。

襲ってくるプレイヤーモンスターを経験値に変えて店へ向かう。


<ジェイコブの店にて>


「...アッキーか」

少々ボロボロになっているジェイコブさんがカウンターの下から

顔を出した。


「ジェイコブさん。今どういう状況なんですか?」


「それは俺にもわからんが、

 急にプレイヤーモンスターの大群が攻めてきて...」


「...ありがとうございます。自分ちょっと戦ってきますね。

 あとここに回復薬置いておくので」


「あぁ、すまん」


そういって店を出ようとするとテンが店に入ってきた。

「テン!?」


「アッキー?お前も呼ばれたのか?」


「まあね、外で見た通りプレイヤーモンスターの襲撃だとよ」


「マジかよ...絶望的じゃね?」


「襲撃イベント...そういえばPVにそんなんあったな。

 まさかこんな早く起きるとは思わんかったが」


「襲撃イベントって確かリーダーの

 モンスターを倒せば即終了だったな....」


「そうか...ならそのリーダーを倒しに行こう」


「いや、無理でしょ俺ら二人じゃ」


「いや流石に他のプレイヤー達も倒しに向かっているだろ。

 それに参加するんだよ」


「なるほどそれもそうか。よし、ちょっと希望が見えてきたな!」


「じゃ行ってくるわ」


「ああ、気をつけてな」







「それにしてもアッキー」


「ん?」


「リーダーの場所なんてわかるの?」


「そんなんモンスターの固まってる場所に決まってんだろ。

 リーダーがやられたら襲撃は終了するんだから警備を固める必要があるし」


「そうか!よしじゃあモンスターの多いところから探すか!」




それから三十分。

ひたすらにモンスターを倒して、リーダーモンスターを探し回った。

そして...


「町中探しまくったけどもうアトランタ城しかないぞ」


「アトラント城は兵士NPCもいるから一番ありえないと思ったんだけどな~」


「...強いリーダーなんだな」


「そうだな、でもまだサービス二日目。そこまでの差はないと思うぞ」


「それもそうだな」


俺達はアトランタ城へ向かった。


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アッキーLv15 ビースト    テンLv18 ドラゴニア

職業:盗賊Lv2         職業:戦士Lv2

サブ:小物職人Lv3       サブ:守護者Lv1


HP  320           HP  560

MP  260           MP  100

攻撃 460           攻撃 490

魔攻 300           魔攻 154

防御 269           防御 570

魔防 370           魔防 480

素早さ430           素早さ190

器用さ450 器用さ300


装備:ウルフダガー      装備:ビーストブレード

   レザーアーマー・C       アイアンシールド大

   レザーレガース・C       プレートアーマー

   レザーブーツ・C        プレートレガース

                   プレートブーツ

 

スキル:盗賊の心得Lv2    スキル:戦士の心得Lv2

    短剣術  Lv3        大剣術  Lv3

    隠密   Lv2        大盾術  Lv3

    作成術  Lv3        守護術  Lv1

    改造術  Lv2

    格闘術  Lv1

    補助呪文 Lv1



もう少しで打ち切ります。

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