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再会!!

話の区切りを調整したため短くなりました!本当ごめんなさい!4000以下だと短く感じるね(*´・ω・*)

僕は不思議な白い空間にいた。

目に涙を浮かべて・・。


「蒼会いたかったよ」


1ヶ月にそれも唐突に会った妹に対して僕は言葉が見つからず、そんな言葉しかでなかった。


「うんうん、素直でよろしい美紅もちょっとやつれてるけど案外元気そうだよね、やっぱり私がいなくなって寂しかった?」


「うん、凄く」


「おー凄い素直じゃん、なんか変な感じ」


久しぶりなのに1ヶ月前と変わらない兄弟の会話。

慣れたこの会話のリズムで目の前にいるのが本当の妹だとわかる。


「ところで美紅、私達会うのってどのくらいぶり?」


「え?蒼がいなくなってもう一ヶ月以上たってるんだけど・・」


「え!?そんなにたってるの!?そんな感覚全然なかったし、あのおじいちゃん教えてくれてもよかったのに」


どうやら僕と美紅の間になにやら認識の違いがあるようだ。

それに確認しなければいけない事、聞きたいこともたくさんあるしね。

まず先に気になってることを聞かないと目の前にいるのは確実に僕の妹だ・・それはわかる。

この場所や現在の状況とかも気になるけど僕はまずここに来て妹を見たときの違和感を聞いた。


「蒼、その髪と目の色どうしたの??」


「あ・・これ?いいでしょ!銀髪!目は赤と青のオッドアイ!似合う綺麗でしょ!なんか女神化の影響なんだってさ!」


「あ・・うん・・そっか」


理由を聞いたら変な単語が出てきた。

こう何かの事件に巻き込まれてショックで髪が白くなっちゃったとか小説とかであるような理由まで想像したいたのにさらに上を行かれた。

どうやら妹は女神らしい・・代理の・・。


「あ~!信じてないような反応してるし!あたし美紅には嘘はつかないよ!たぶん!」


たぶん?


「ゴ、ゴメン信じてるよ!本当!でもいきなりだったから反応に困って!」


「そっか、そうだよね、でも髪がこの色になっちゃったのは女神になった影響みたいなの」


「そうなんだ、でも本当似あってるよ」


「えへへ」


褒めると素直に笑うところもまったく変わってない。

突然の女神発言で驚いたけどそろそろ色んな疑問をなんとかしなきゃいけない。

妹も女神だし全部答えてくれるよね!


「蒼、とりあえずいくつか聞きたいことあるんだけど答えれるものだけでいいから教えてもらっていい?」


「うん全然いいよ!ていうか教えてあげなきゃいけないし」


「え?そうなの?じゃあお言葉に甘えて聞こうかな」


「いつでも来い!!」


いざ聞こうとするといっぱいありすぎてわからなくなる、何から聞こう。


「えっと、とりあえずここがどこかを教えてくれる?」


「ふっふっふ、ここはあたしが作った空間なのだ!」


「・・作ったんだ・・それは女神の力か何か?」


「正解!美紅達がいた場所にでっかい光の玉が飛んできたでしょ?あれあたしがやったのいい演出だったでしょ?驚いた?やっぱり再会には演出がいると思って派手にしてみたの、普通にここに連れてくることも出来たけどわがまま言って派手にやっちゃった♡」


女神も発現も驚いたけどどうやら僕や周りの人を驚かせ巻き込んだあの光の玉は妹の演出でした、うちの妹が大変迷惑ををおかけしました・・。


「蒼一人でやったの?」


「ううん、私の力だけど命令した人は他にいるよ?」


その命令した人何してるの!協力者がいるのも気になるけどそのことは後にして次の質問にをすることにした。


「蒼、不思議なこととおかしい情報をがいっぱいで遅くなったけどさ。一番聞きたかったこと教えて欲しいんだけど」


「な~に?」


「蒼は今までどこにいたの?」


僕は本当は一番最初にコレを聞くべきだったことを聞いた。

ただ聞く前に女神とか光の玉とか髪の色がおかしいとかで頭がおかしくなっていたのだ。


「そうだよね、1ヶ月もたってるって言ってたしね、でも私も時間の感覚なかったの、私も本当は先にこの言葉を言うべきなんだよね、美紅やパパやママに心配かけちゃって本当にごめんなさい」


いつも笑顔を絶やさない妹にしては珍しく殊勝な態度で謝ってくる。

気のせいがちょっと涙目になってる気さえする。


「心配は凄いしたけどこうして会えたし無事なら全然いいよ」


「それなんだけどさ、ゴメン無事ってわけじゃないだよね」


女神になってるしね、そういえば唐突な女神発言で真剣に考えなかったけど女神になっても妹でいいのかな?どう考えても下民の僕とは格が・・。


「無事じゃないって女神代理になっちゃたこと?」


「それもあるけど実はあたし1回死んじゃったんだ、あはは・・」


「ええええええぇぇぇぇぇ!!!!!!」


1ヶ月以上行方不明でも僕は一度でも妹が死んだ死んでいるとは意地でも考えなかった、考えたくはなかった。

でもそのお陰でこうして色々おかしい状況になってるけど妹に再会できたという思いが僕にはあった。

でも本人からの死んだ発言が凄い衝撃だった、てか最初から死んだ人のテンションじゃないでしょ妹・・。

衝撃すぎる事実だけど僕は妹に会えているそのことだけは嬉しい、その気持ちで僕は聞かなければいけない続きを聞いていく。


「どどどど、どういうこと!?詳しく教えてもらって大丈夫!?い、言えない事や辛いことは言わなくていいから!」


思いのほか動揺してるようだ、仕方ないよね!


「気を使ってくれるのはわかるけどそんなに優しくしてくれなくても平気だよ美紅、ちゃんと全部話さないといけないことだし」


「そ、そっか頑張って!」


「ありがとっ」


そうお礼を言うと妹は1ヶ月以上前から今まであった出来事を語り始めた。「長くなるけどいい?」と念を押して。


聞いた話は行方不明になった経緯から始まったが大体が1ヶ月前あった事件のこととやはり関係があった。本人の口から聞くとあっさりしたほど受け入れて受け入れてしまっている自分がいたのがちょっと不思議だった。


友達と遊んだ帰りにちょっと海を見たら小さな子供が溺れているのを見えて頭より先に体が動いていて助けに行ったこと、助けにいったはいいが予想以上に困難で助けた子供が暴れたことで手を離してしまい結局助けれなかった事、そのあとは自分も力尽きて溺れてしまいそこで意識が途切れた等だった・・。


「意識がなくなる前すっごい色んな事考えたの覚えてる、そこで暗くなってた次の瞬間変な場所にいたの」


「変な場所?ここみたいな?」


「こことは違う緑でいっぱいな感じな場所、最初はわけわかんなかったけどね、そこにいたおじいちゃんが「お前は死んだ」って言うからそこで溺れたこと思い出して認識したの、あとここ変じゃないし!あたしにが作った場所に失礼」


気に触ったなら謝ります・・はい。


「さっきも話にちょっと出てたよね。おじいちゃんって誰?神様とか?やっぱり神様っているの?」


「あはは!何言ってるの美紅?目の前にいるあたしは女神だよ?女神がいるんだし神様ぐらいいるにきまってんじゃん!」


ゴメンね・・蒼・・前から容姿は天使や女神に負けないって思ってたけど、再会して物凄く嬉しいって気持ちもあるよ?女神様って印象は今の蒼からは一切感じないよ・・軽すぎる!特に態度!尊厳って大事だよね?


「じゃあ、そのおじいちゃん神様ってことでいいだよね?」


「うん、でも地球のじゃないよ?」


「・・え?どゆこと?」


「えっとね、おじいちゃんがね、あ!違う世界の神様ね!どうもこっちに用事があって来てたらしいの、偶然私が死ぬ瞬間に通り過ぎて、あたしの魂と肉体を拾ってくれたらしいの、あとから聞いたら異界の神が見つけるのはすごい確立だって言ってたよ、それで緑の変な場所に連れてかれたの」


まだわけのわからないことがかなり多い、でもこうして聞くと妹が死んでしまったことは確からしい。


「それでそこからちょっとめんどくさいことになって今に至ってるの」


「めんどくさいこと?」


「うん、ここからが私の身に起きたことをちょっと詳しく説明しないと美紅も次の段階にいけないと思うから心して聞いてくれる?」


「うん、焦ってないし蒼がそれでいいなら続きを話してもらっていい?」


「じゃあまずはね・・・」


そうして蒼は溺れて自分が死んでしまったあとの出来事を事細かに話し始めたのだった。








軽いよ!軽すぎるよ!妹!

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