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オストピア聖域へ

一応投稿前に誤字脱字のチャックはしてますけど


何分めんどくさがりなので結構適当に・・ゴホッ・・


内容はだけはしっかりチェックしてるので気にせず楽しんでいただけたら嬉しいです


あとブックマーク入れてくれると励みになるのでヾ(*・ω・*)ノヨロシク(o*_ _)o))ペコッ

 「どうぞ、お菓子です」


「ありがとう・・む・・これは美味いな!」


「で?嬉しいです、実は手作りなんですよ」


こっちの料理を覚えようとスラビーさんに密かに習っていたのだ!


「手作り!そんな貴重な物を私に!?」


「大丈夫ですよ?味見もしてますし、スラビーさんお墨付きで変な物がはいってませ・・って何でお菓子を掴んで皮袋に入れてるんですか!?」


「え?あ?いや・・少し持って帰ろうかと・・」


「・・・言ってくれれば帰りに渡すんでやめて下さい」


「本当か!?」


「ええ・・それよりも何か話があるんじゃないんですか?」


この人本当にたびたび壊れるなー。


「そうだった!取り乱した!」


はいはーいーわかってますよー。


「それでヒルマさんは僕なんかに何を話したいんですか?自慢じゃありませんけど僕はこの町に来たばかりで何も知りませんよ?」


「あぁ・・それは関係ない」


「そうですか?じゃあどうぞ」


「まず先に言っておくが、私がこの町に来たのはあることを止める為だ。出なきゃこんな町には絶対こない」


それは激しく同意です!!


「へ?それって僕が聞いてもいい事なんですか?」


「聞いてもらわないと信用して貰えないだろう?」


「まぁ・・たぶん?」


聞いてもたぶんよくわからないけどね!!


「その用事で実はここのグラブ聖堂長に会わなければ行けなかったんだ、なんとか会えたのだがある理由で話が途中で区切られてしまって、それ以降邪魔されて会えないのだよ」


「もしかしてそれで副聖堂長であるスラビーさんに会いたかったんですか?」


「ああ、そうだが実は私はグラブ聖堂長より先にスラビチュ副聖堂長に会いたかったんだよ」


「なぜです??」


「スラビチュ聖堂長は私が聞くかぎり唯一この町で見識とやしがらみにとらわれない常識のある人物だということだ、いや・・言い方が悪いな・・グラブ聖堂長もとてもいい人だ・・だが彼は1つだけなんというか弱点みたいなものがあるのでな」


弱点?頭部だろうか??ハ・・なかったし・・。


「まぁ、彼の弱点はこの際関係ない、本題はここだ美紅君はこの町をどう思う?」


「メス呼ばわりしなければいい町です!」


「そ、即答だな・・ちょっと驚いたぞ」


「いえ?でも素直な感想ですよ?」


「そうだなー、私もそう思うが違和感はないか?」


「ん~、そう言われると実は綺麗すぎると思ったことはあるんですけど、あんまり不覚考えなかったというかなんというか」


正直この町のオス男についても考えるだけ無駄と思っているのは説明しなくても良いよね?ね?


「綺麗すぎるか、それは町並についてじゃないか?」


「はい、ゴミを見つけるのが難しいぐらいですし」


「そうだな、でも他は感じなかったか?」


「はい??」


「この町には他人種(ひとしゅ)がいないんだ」


ん~それも感じたけど僕この世界に来てこの町しか知らないからゴメンなさい判断できないんです!


「これは正直異常なことだよ、そうは思わないか?」


だから判断できないんです!それ答えると『風』ってことも説明しなきゃいけないし!

ここは合わせておくしか・・。


「そ、そうかもしれませんね」


「そうだろう、ここは人種のみしかいない、しかも勿論入る事は出来るだが1日とて逗留することは許可されない、他種族が逗留する場合は町の外にある聖域と呼ばれる泉の近くにある3件ほどしかない店までいかなければらない」


「え?そうだったんですか?」


つまりスラビーさんと最初に会ったとき言った店はそういう用途で作られた店らしい。

あ・・そう言えばスラビーさんが最初に会ったときこういった信仰の話してくれたかも・・すっかり忘れてた、でもここまで詳しくは知らなかったな~。


「ああ、この町を歩いてわかるように他種族が歩いてる姿さえ見かけない、いや居たかも知れないがおそらくすぐに出て行ったのだろうな」


も、もしかして僕が買ったブレードソードを売りに来たドワーフってこの町のオス男が不気味で逃げるように出て行ったんじゃなくて本当にこの町に入れなくて逃げたのかな・・?


「でもでも!何でですか?確かにこの町は男の人しかいない不気味・・いや変な町ですけどそこまで悪い町じゃないですよ!?」


スラビーさんは別として他の住民に僕は「ちっ!メスか」呼ばわりはされたけど邪険にされた覚えはない。


「そうだな、この町は寛容だよとてもね、でもそれは美紅君が可愛い・・人種(ひとしゅ)だったからだよ」


「・・他の種族じゃ対応が違うんですか?」


確かに見たことないのでわからないかも・・。


「この町は男だけの町以外にも有名でね、美紅は知らなくて来てたみたいだがこの町の呼びなは知っているかい?」


「えっと、たしか・・『純潔の町オストピア』でしたっけ?あと清さを重んじるとかなんとか~」


「それだよ美紅、それがこの町にとって何より需要なんだ」


「清さがですか?」


「そうだ、この町にゴミが落ちてないとそんなのは外側だけだよ、この町はある教えによって人種以外は清くないと言う教えが広まってるんだ」


「それって差別じゃ!!」


「ああ、その通りだよ、確かにそう言った国もあるがこの町ほど徹底した町も珍しい、差別の目で見られても旅の途中や仕方がなかったら泊まるしかない、でもこの町には他種族を受け入れてくれる施設はさっき言った町の外の3件のみだ、魔道具関係で多種族に貢献しているドワーフすらこの町にはいない、今では魔道具屋がない町なんて普通はないのにな」


だから武器屋の人魔道具あんまりしらないって言ったのか・・。


「この町が差別してるのはわかりました、でも私僕もこの町にいるし差別主義かもしれないですよ?なんで信じてくれたんですか?」


「そんなのは可愛いからにきま・・いや、君がスラビチュ副聖堂長といると聞いて信じてみる気になったんだよ」


蒼の体が可愛いのは激しく同意だ!


「スラビーさんってそんなに凄い人なんですか??」


「彼は実は元聖堂本部の人間なんだよ」


「えぇぇ!それってすごいじゃないですか!なんでこんな町に!?」


「すまない、その理由は知らないが7年ほど前にこっちに移動になったらしい」


左遷!?スラビーさん左遷されたの!?いや・・オス男になりたくて自分からって可能性も・・もしくはイケメン上司にアタックしてダメで傷を癒すためとか・・ダメだ!あの人の場合可能性がありすぎる!!


「つまり、ヒルマさんは何かの目的のためにスラビーさんかグラブ聖堂長に会う必要がありこの町に来た、そしてまだ目的を達成していないって事でいいです?」


「ああ、そういうことだ。美紅、スラビチュ副聖堂長のことを思っているのはわかるけど、ここまで聞いて何か思うことがあるなら教えてくれないか?」


どうしよ・・てか思うも何も何も知らない・・部外者なんでわかりませんって言おうかな・・?


黙っているとさらにヒルマさんが言った。


「わかった・・これを言えば話してもらえるかもしれないし・・ここからは他言無用で頼む・・」


「え?あの?今から何を言うか知りませんが僕はそんな事を聞いても・・」


「いいんだ!コレは必要な事と判断した!聞いてくれ!


あの~聞いても・・何も知らないよって言いたかったのに最後まで言わせてくれないし。


「私はある人の頼まれてこの町に来た、それは女神の交代に関係あるんだ」


「え!?交代!?それが何の関係が!?」


「なんだ?美紅急に大声を出したりして」


ゴメンなさい、蒼ちゃん関係で取り乱しました。


「いえ、続きをぜひお願いします」


「あ・・あぁ、実は今回の女神の交代は・・その・・気に入らない者もいてね、つまり聖堂内部にもそしてそれが原因で過激な事を起こすものもいるんだ」


「過激って?」


「詳しくはわからない、ただ本部の人間に1人それが顕著な人物がいて、その者が前任の女神であるフレアナ様の熱狂的信望者でね、交代を気に入らないその者は何かしら行動を起こそうとしているかもしれないという事がわかった」


「それすごい話じゃないですか・・聞いてよかったのかなぁ」


「そう思うかもしれないがそのまま聞いてくれ、その者はこの町の前オストピア聖堂支部長でね、そしてこの町も熱狂的なフレアナ信者が多い、なにせ祝福を与えた町というくらいだ。行動を起こしやすいというわけだよ・・しかもその者が聖堂長だった時にこの町の体制が変わり他種族に対して厳しくなったと言われている」


うわー、出たよフレアナ・・絶対みんな騙されてるよー神様裏切ったの知らないからなー。


「なるほど~」


「そしてその前聖堂長息子が現在この町にいてね、行動を起こすのに彼は今まで遠ざけていた息子を使うかもしれないんだ、だから私は頼まれてそれを止めようとグラブ聖堂長に掛け合った、だがグラブ聖堂長はダメだった」


「ダメ??信じてもらえなかったんですか?」


「いや、信じては貰えたさ、何とかしてみるとも言ってくれた、だがそこに息子が現れてね、彼は聖堂本部の権力者の息子だ、グラブ聖堂長は逆らえない。さっき言った弱点というのはそれだ、グラブ聖堂長はまともな人物だと思うがここの前任者である人間には恩もあるし逆らえないんだよ、だからその息子を無下にできないし、その息子が父親からと言えばグラブ聖堂長は断れない」


ハ・・グラブ聖堂長よわっ!!


「あれ?スラビチュさんは違うんですか?」


「彼は違う、彼は本部にいた人間だ、彼はその画策している人物とか違う陣営の側だと言われている。だから私はまずスラビチュ副聖堂長と話したかったのだ」


さすがスラビーさん!フレアナ信者じゃないって言ってたしね!嘘じゃなった!蒼信者にしなきゃ!

僕?蒼が生まれた時から蒼教に入信してるよ?


「ヒルマさんが何か大変な事を止めるために来たのはわかりましたけど、それが何かまではわかってないんですよね?」


「ああ、何か行動を起こすかもしれないという事しかわかってない、それに窓口になっている息子が怪しすぎるのでな、色々調べて何かあるかもしれないという事は気配ですぐに察する事ができたよ」


「なるほど・・ところで息子って名前なんです?モなんとかですよね?」


スラビーさんが教えてくれたけど記憶から消したので覚えてない!


「知ってるのか?モゼットだ、顔にまでいやらしさが出ている感じの男だよ」


思い出した!モゼットだ!そうそう意地悪そうな顔だったなー最近なんかもう1度見かけたし!


「私も2度ほど見かけたんですよ」


「なるほど、私も彼を見張っていたが怪しすぎて逆にわからなくなるほどだったよ」


馬鹿なんですね?わかります、3人組っぽい臭いもしましたし。


「見張ってわかったことと調べてわかった事は近々奴がどこかに行くようにグラブ聖堂長に親の権力で圧力をかけている事、そしてそこに行く前には儀式を済ませねばいけないことだ、きっとそれが今回の鍵だと思うんだが・・それをグラブ聖堂長に聞こうとしてたらそこにドアを思いっきり叩いて現れたモゼットに話を止められた・・」


もしかして僕が絡まれたとき?だからあの時あそこにいたのねモゼットって人。そしてあの音はお前か!ビックリしたんだぞ!!


「スラビーさんにはなんて言われたんですか?」


ここまで来たらもう聞いちゃえと思って僕は聞いてみた。


「うん、スラビチュ副聖堂長にも教えてもらえなかったんだ・・おそらくだが彼の言い分からグラブ聖堂長に口止めされていると私は思った。私が接触してくるかもしれないとも知っていた気がする。そしてたぶんだがそれをスラビチュ副聖堂長に口止めするように聖堂長にいわせたのはたぶんモゼットだ」


『ゴメンなさいね~教えてあげたいのだけどつい最近他言無用って言われちゃって~あと1日早く来てくれればわたしの口も軽くなってたかもね~、一応神に仕える身なの、だから!な・い・しょ♡』


さすがスラビーさん・・てか口止めされてなければ話してたのね・・あの人も大抵軽い感じがする。


「スラビーさんらしいですね」


「せめて儀式が何かさえわかれば・・」


「え?儀式って泉で体を清める奴ですか?」


「なんだそれは知ってるのか美紅!」


あ・・口が滑った・・確かそんな単語を会ったときのスラビーさんが言ってた気がする。そしてそのせいでスラビーさんに会ったときの衝撃な出会いを思い出してしまった・・うっ・・頭が・・。


「えっと~実はちょっと・・でも確信じゃありませんよ?」


「知ってる事があるなら教えてくれ!」


「えっとさっき言ってた3件あるっていう町外れの店の奥に綺麗な泉がありましてそこで水浴びするのがたぶん儀式かなって・・」


「それだ!きっとそれだ!それをグラブ聖堂長は言ってたんだ!」


「え??グラブ聖堂長と関係あるんですか?」


「実は話したときにどこへ行くかは聞けなかったが、スラビチュの儀式待ちで彼はモゼットの事を気づいていて長引かせてくれているのかもしれないと言ってたんだ、そこでさっきも言った様にモゼットが現れて話はダメになったがな」


モゼット邪魔すぎじゃん、まぁ何かたくらんでる奴だしそういうものか。

てかあの時のスラビーさんはこの仕事のために儀式をしてたのを覗いちゃったのか~悪い事したな~。

そしてグラブ聖堂長が言うように引かせてるって言うのもあってるかも、儀式が終わって数日立ってるのにスラビーさん聖堂に行かずゆっくりしてたしね。あれってもしかしてわざとだったのかな?


「儀式をしないと入れない場所、そしてその場所はこの町の聖堂の人間しか知らない聖域・・もしかしら聖堂管理のダンジョンかも知れないと思っている、そこで何かをするかもしれないらしい」


え・・それって知ってるかも・・モゼットの馬鹿が独り言で「南」とか言ってた様な・・教えたほうがいいのかな~。


「でもなんでスラビーさん待ちだったんですか?モゼットが聖堂長を脅して行動するなら聖堂支部には副聖堂長であるスラビーさんが代理で残るとかしそうなのに」


「ん?美紅は知らないのか?スラビチュ副聖堂長は魔法使いなんだ」


「知ってますがそれがなにか??」


「モゼットは戦力外としてグラブ聖堂長はお歳なのであまり戦えない、しかも今回の事は内密に動かなければならない、だからモゼットはグラブ聖堂長を使ってスラビチュ副聖堂長に命令してダンジョンの護衛役にしたんだと思う、彼は魔法使いであると同時に武術も使えると教えられた」


わかります、あの2メートルを超える巨漢、筋肉の塊、それで肉体の戦闘が出来なかったら詐欺ですから!むしろあの肉体で魔法使いて言われた時はえ?って思ったし、でもマッチョな魔法使も詐欺だよね?


「そんなに危険な場所なんですか?」


「当たり前だ、危険じゃないダンジョンはないがいくらスラビチュ副聖堂長がいると言っても3人だぞ?危険がないわけがない、それに目的を達成させるわけには行かないが、もし達成されてしまったらグラブ聖堂長とスラビチュ副聖堂長の身が危険なんだ」


「なんで2人が危険なんですか?」


「決まっている、今回の事企てが成功したとして自分陣営ではない者を知られたままにしておくかい?当然本部の者に口止めされるはずだ」


「く、口止めって消されたりするんですか!?」


「可能性の話だよ」


全部聞かなかったことにして過去に戻る力を僕に下さい蒼ちゃん・・。

とても危険な話を聞いてしまいました・・僕はどうすれば・・お告げを下さい女神蒼ちゃん!


「あのぅ・・ヒルマさんはスラビーさんの命とかは狙ってないですよね?」


「当たり前だ!信用してもらおうとここまで話したんだぞ!」


「ゴメンなさい、じゃあ僕も信用して話しますね、実はモゼットの独り言を聞いてしまって、間違いかもしれませんが『南の洞窟』『親父に認め』っていう単語を言ってましたのでたぶんダンジョンは南にあると・・」


「何!?美紅それはいつの話だ!」


「昨日ですけど?」


「もう出発してたのか!?」


「はい」


「くそ・・遅いかもしれないが追いかけないと!」


「え?今からですか!?」


「当たり前だ!私はモゼットの画策を防ぐために来たんだ!遅くなっても行動しなきゃ意味がない!」


「あの~、僕も連れて行って貰えませんか?」


「な、何を言い出すんだ美紅連れて行けるわけないだろう?」


「僕も出来るだけ行きたくないんですがスラビーさんにはとてもお世話になりましたし、心配なんですよ」


「それはわかる、だがコレから行くのはダンジョンだ、先に入ってるはずの3人も危ないかもしれない場所だ、そしてその場所に私は一人で向かう、しかも私には未知のダンジョンだ、そんな場所に可愛い美紅を連れて行けるわけないだろう!」


「それはわかるんですが、でもヒルマさんその場所わかります?南の洞窟って単語だけ時間もないのに探すんですか?それに1人で行く覚悟があるって事は少しはダンジョンに慣れてて実力もあるんですよね?なら僕1人増えても・・あ・・できるだけ自分の身は自分で守るので」


「そういうことじゃない!私は確かにダンジョンには何度か潜ったことがあるが美紅の事がしんぱ・・ん?美紅!君場所を知ってるのか?」


「はい、たぶんですけどね、連れて行ってくれる約束をしてくれれば教えます」


「美紅悪い事は言わない、今から行く場所は本当に命の危険がある場所だ、素直に場所だけ教えて私に任せてほしい」


「連れて行ってくれないと嫌です」


「くっ・・しかし・・」


「お願いします!迷惑をかけるかもしれませんが行きたいんです!」


本当は怖いし行きたくないんだけどねーでもお世話になった人が危ないんじゃ行かないといけない気がする

なにかこれがここに来た理由かもしれないしね。


「美紅!頭を上げてくれ!君のお陰で儀式や場所の検討もつきそうなのにそんな事をされたら抱きしめたくなってしまう!」


え?今なんて言いました?最後がおかしかったよね?絶対・・でも連れて行って貰えるなら我慢しよう、


「・・ちょっとぐらいなら抱きしめても良いのでおねがいします」


「本当か!?じゃあ・・じゃない!わかった!わかったよ!連れて行く!その変わり場所のことは頼む!美紅は絶対私が守ってやるから安心しろ!抱きしめるのは全てがうまく言った後だ!」


絶対守ってやる!なんてカッコイイ台詞を・・そして抱きしめるのは諦めてないんだねヒルマさん。


「ありがとうございます!よろしくお願いします!」


「で?美紅場所はどこなんだ?ここからどれくらいかかる?」


「あ・・はい、とりあえずはここから南に徒歩で半日行った場所です、そに洞窟の場所を知ってる人がいます」


「わかった!では時間もないすぐ出発する事にしよう、美紅今から出来るだけ早く準備をして町の入り口に来てくれ、私は水と食料と馬を調達してくる」


「わかりました、すぐに向かいます」


そう言うと猛スピードでヒルマさんは出て行ってしまった。


「うぅ・・勢いで行くといってしまったけどちょっと怖い」


仕方ないか・・あんな話聞かされて、はい頑張ってくださいね!さようなら!なんて出来ないし・・。

そんなことしたら女神として頑張ってる蒼に顔向けできないし・・。


僕は丁度旅のため買った物を多少量を減らして準備した。

食料も多少スラビーさんの家にある保存食を頂戴した。


よし!買ったブレードソードと予備の短剣を腰の右側に装備したし!

しかしこんなに早く使う日がくるのね、マジで買っておいてよかったかも。




そしてヒルマさんとの待ち合わせの町の入り口に向かった。




蒼「カナじい女神の力って信者の数でパワーアップとかしないの?」


カナじい「なんじゃそれは?」


蒼「ほら!信仰の数だけ強くなる!みたいな!」


カナじい「そんな事になってたら力を奪われなくてもワシはフ、フ、フ、レ・・レア・ナに抜けれておったわぃ」


蒼「ちょっと!別にフレアナの話をしたかったわけじゃないのに!泣かないよ!話それてるし!」


カナじい「すこしトイレじゃ・・」


蒼「トイレで泣く気!?ゴメンってば!!」


泣かせておやり蒼(*´・ω・*)


気づいてる方もいるかもしれませんが後書きでは蒼とカナじいの小話をしていいく予定です。

だって出番無くすと忘れられちゃいそうだし・・・本編の邪魔にならない程度ね(*´・ω・*)

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