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龍の傳人―光と闇の羅針盤(青木家サーガ第3作)  作者: 光闇居士


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エピローグ:二つの祈り

香港の、オフィスで、林祖苑は、一枚の、衛星写真を、食い入るように、見つめていた。彼女が、ハッキングで、手に入れた、公安内部の、配置図と、照らし合わせながら、義成が、幽閉されているであろう、「黒監獄」の、位置を、特定しようとしていた。彼女の戦いは、これからだ。

北京の、薄暗い、独房の中で、青木義成は、目を、閉じていた。

彼の体には、無数の、痣と、傷跡が、刻まれていた。

だが、その、意識は、驚くほど、明晰だった。

彼は、自分自身の、失踪すらも、この、巨大な、ゲームの、一つの「駒」として、計算に入れていた。

彼の、不在は、外の世界に、波紋を、広げる。

そして、その波紋は、やがて、巨大な、津波となって、彼の、敵を、飲み込むだろう。

彼は、待っていた。

二人の、最強の女たちが自分を救い出すために動き出す、その時を。

そして、自らが反撃の狼煙を上げるその、瞬間を。

龍は、失踪したのではない。

ただ、より深く、暗い淵の底に、潜んでいるだけなのだ。

次なる、飛翔の、ために。

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