表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/26

バーバラの気持ち父の気持ち

「奥様は冒険者として立派でしたきゅ。私は怖いのです。お嬢様を冒険者にしてしまうのが……」


バーバラは泣きそうな顔をしてリオンに言う。


「……だから反対しているんだね。あの子はビオーナに似て真っ直ぐだからかい?」


リオンはバーバラに振り返って聞く。


「はいきゅ。日に日にリーゼお嬢様は成長なされて……ビオーナ様に生き写しですきゅ。ビオーナ様の最期とリーゼお嬢様が重なって見えるから怖いのですきゅ」


下を見詰めながら、バーバラはリオンに答えた。


「……だが、あの子は一度言い出したら止まらないのもビオーナにそっくりだ。だから頼みたい、もしあの子が冒険者になると言って飛び出したらその時は……君達に守って欲しい」


「承知いたしましたきゅ」


カタンッ


リオンに言われ、バーバラが返事をすると天井から音がする。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ