チビエマ王国とは……
それから10年後。チビエマ王国は今日も平和だった。
チビエマは、エルフと小人のハーフが始まりとされている。
チビエマのチビは小さい、エマのエはエルフのエ。
エマのマは丸くてツルツルしているからチビエマ。
男女見た目が丸くてつぶらな瞳、大人は20センチ、小人族の半分の大きさで子供は10センチ、赤ちゃんは5センチと小さい。
人間バージョンは見た目が美しいとされているが、チビエマはめったに人間バージョンにならない。
ここ、チビエマ王国は戦闘能力が高く、チビエマ族のほとんどが冒険者だったりする。
中央の高台には、国王や王族が住む王城チビエマ城があり、周囲に貴族の屋敷が並ぶ貴族街があるのだ。
貴族街は、貴族の屋敷の他に貴族行きつけのデザイナーの店や一流シェフのレストラン、貴族お抱えの宝石店や商会などがあるので、チビエマ貴族達は馬車や自転車、歩いてショッピングしている。
貴族街には、治安を守る衛兵が居るので貴族には安心安全。
王都チビエマは、円型に広がっており貴族街の先は平民街となっていた。
「お嬢様っ!!またそのような服を着るなんて!!まだお嬢様は14才だっきゅ!!あと1ヶ月早いっきょ!!」
とある貴族の屋敷で、メイドの大きな叫び声が響いていた。
他のメイド達も、皆で手を交差させバッテンマークを作ってる。




