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精霊に選ばれし勇者  作者: T_Y
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第三十六話 逃走

パソコンのトラブルにより書いてる途中に全て消えてしまいました・・・


思い出しながら書き直しましたが読みづらい箇所が多々あるかもしれません・・・

ギルドから出たところで数人の赤い鎧を着込んだ騎士に囲まれた


「逃げ場はないぞ!おとなしく捕まるなら良し、さもなくば此処で命を落とす事になるぞ」

「リュウキさん・・・・・・」


ナルを見ると怖いのかブルブルと震えていた


「ん!?そこの娘、ギルドの受付の物だな? そうかお前もこいつらの仲間か・・・」

「・・・!!」


どうやら一緒に逃げていたせいで俺の仲間だと思われたらしい


「アリィ、ナルも一緒にエルスムに連れて行っても構わないかな?」

「連れて行くも何もどうやって逃げるつもり?」

「目の前の騎士に魔法を打ち込んで手っ取り早く倒してしまおうかと・・・」

「駄目よ!! こんな近距離で魔法なんて使ったら周りに及ぼす被害が大きすぎるわ」

「何をごちゃごちゃと抜かしている!!おとなしく捕まれ」

「魔法が駄目ならもう一つ考えがある・・・

なぁナル・・・この町に家族は住んでいるのか?」

「りゅ、リュウキさん・・・こんな時に何を!?」

「大事な事なんだ・・・質問に答えて」

「・・・家族はいません。 私は孤児でしたから・・・」


家族がいないということは一緒に行っても人質を取られる心配は無いという事だ


「分かった・・・

アリィ、ナル、俺の鎧の腰の環の部分に腕を通して!!」

「「何を!?」」

「説明してる時間はない早く!!!」

「なんだか分からないけど・・・さぁナル言うとおりに・・・」

「分かりました・・・」


2人が鎧の環に腕を通した事を確認する

これで鎧が壊れるか、2人の腕が切断されない限り俺からは離れられない事になる


「じゃ逃げるぞ・・・しっかりと捕まっていろ!!」

「リュウキ?」

「ウインド!!」


浮遊の魔法を唱えた途端、3人の身体が10メートル上空に浮き上がった

さっきまで取り囲んでいた騎士を見ると口を大きく開けて固まっていた


「なるほどね・・・この手があったか・・・」

「え?え?えーーーーーーー!?」


ナルが混乱しているようだが、そのまま関所の町ルピカ近くまで移動した

ルピカ手前に着地し歩いてルピカの町に入った


「いつ隣国との戦争に発展してもおかしくはない!!

不審な者、荷馬車などを細かく調べ上げろ!樽の中や座席の下など徹底的にだ急げ!!!」


関所の門番に指示を出し、これ以上の戦力拡大を食い止める


「急ぎ王都に行かなければいけない・・・馬車があったら貸してくれないか?」

「はい!兵舎の前置いてある馬車をお使い下さい」

「すまん!!」


3人で馬車に飛び乗り、王都への道を全速力で飛ばして1日でエルスムに辿り着いた

なんとか辿り着いたものの馬車を引く馬が潰れてしまったため水魔法のミュールを使用し回復させた


「リュウキ!? 回復魔法も使えるの?」

「リュウキさん、あなたは一体!?」


立て続けに質問はされるが今は一刻も早く陛下の下へ向かわねば・・・





近衛魔術師:アリィ=ライオネス

リュウキを除く近衛騎士隊唯一の魔術師

休憩中に空を飛ぶリュウキを見つけ近衛騎士部屋で問い詰めた張本人

身長が約150cmと小柄なため軽がると担ぎ上げることもできる

風属性の魔術師


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