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精霊に選ばれし勇者  作者: T_Y
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第二十話 決勝戦3日前

準決勝が終了しマリスと合流して闘技場から出ると突然4人の騎士に囲まれた


「な、なんだお前ら!!」


闇討ちかと思い、剣を構えたが・・・・・・


「待ってください違います!あなたたちを保護しに来たんです」

「保護?」

「毎年の事ながら決勝戦に騎士ではない者が進出すると襲撃される事が多々あるんです」

「それで・・・どうするつもりだ?」

「あなたたちを3日後の決勝戦まで城で保護します」

「マリス、どうする?」

「う~ん・・・大袈裟すぎる気もするけど・・・実際に襲われたら怖いし・・・」

『リュウキ殿、騎士の言ったとおり周りを遠巻きに武装した傭兵が取り囲んでおるぞ』

『セイ、数は分かるか』

『6人ほど居るが此処で暴れると決勝戦出場も取り消しになる恐れもあるぞ』

『なるほど勝っても負けても決勝戦には出られないと・・・』


セイと話してる間の無言の間を考え中もしくは警戒してると思ったのだろう騎士から話しかけられた


「城まで来てもらえれば3日間、騎士隊の警護を徹底して行いますのでご安心ください」

「そうだな・・・・・・わかりました!城に行きます」

「そうですか。それでは此方こちらにお願いします」


城に連れられ城内にある豪華な客室に通された


此方こちらの部屋でおくつろぎ下さい、御用の際は部屋前に居る騎士にお申し付け下さい」

「分かった。ありがとう」


すごく待遇がいいな・・・・・・


「マリスはこれからどうする?」

「ゆっくり部屋でくつろぐ事にするわ」


その頃、玉座の間では・・・


「近衛騎士長、あの決勝まで残った傭兵をどう見る?」

「予選から準決勝の戦いを見るに、剣にも魔法にも精通していると思って間違いないと思います」

「そうか・・・」

「さらに申し上げるならば、まだ本気を出していないように思います」

「勝っても負けても騎士に迎えようと思うのだが近衛騎士長はどう思う?」

「恐れながら陛下、騎士ではなく近衛騎士に迎えてもらいたく思います」

「なに!?近衛騎士にか?」

「おそらく・・・決勝でのマロイズなどでは相手にはならないでしょう・・・」

「マロイズの実力はどうだ?」

「マロイズは近衛副長にも匹敵する強さだと思いますが・・・準決勝の試合を見る限りでは対シュバイク戦ですら半分のほどの力すら出してはいないでしょうし・・・・・・・・・・・・」

「あれで半分以下なのか・・・」


決勝戦が始まるのは3日後・・・決勝戦の後、リュウキの待遇はどうなるのかは王様次第・・・



20話目完成しました


20話書き上げて文字数は約25000文字と少な目ですが事細かく丁度良いところで区切って物語を作っていますので1話辺り1000~1500文字にしています

あまり長いと読むのも大変かと思ったので・・・


ご感想・ご意見・ご批評をお待ちしています

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