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精霊に選ばれし勇者  作者: T_Y
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第十七話 トーナメント初戦

ユニークアクセス3000人 PV20000突破しました


ご愛読ありがとうございます

翌日、闘技場の入口にて対戦相手を決めるクジ引きが行われた


「これより大会本戦を行います。大会は予選を勝ち抜いた16人で争われます


選手の方々には最初にクジを引いていただき対戦相手を決めてもらいます」

そして抽選が始まった。 

傭兵や騎士が順々にクジを引いていき俺の番になった。


「はい、リュウキ=カイドウさんクジを引いてください」


箱の中にはもうクジはほとんど残ってはいなかった


「リュウキ=カイドウさん、13番です」


嫌な数字だ・・・幸先が悪い。

この抽選結果によりB会場での3回戦に出場が決まった。

そうしてしばらくしてB会場の選手控え室に入ると5人の選手がいた、既に第1回戦が行われているようだ。


「もう始まっているのか・・・」

「お・・・お前も予選を勝ち抜いてきた選手か・・・名前と抽選番号を教えてくれないか?」


控え室の入口近くに居た騎士らしい立派な銀色の鎧を身に着けた男(?)が話しかけてきた

この時点では男なのか女なのかは分からない。

なぜなら鎧兜と目の場所だけ空いているマスクを身につけているからだ。


「はい、リュウキ=カイドウです 番号は13番です」


名前と番号を言った直後、控え室が騒ぎ始めた・・・


「あいつがリュウキ・・・予選で高威力の魔法を使った奴か・・・」

「でも魔術師には見えないな・・・大剣を装備してるし・・・」

「13番ってことは俺の相手じゃねえか!?俺、逃げようかな・・・」


色々な声が飛び交っている・・・特に最後の奴、逃げるな!

そう思っていると1回戦が終わったようだ・・・

勝った選手が勝ち名乗りをあげ反対側の出口より退出していく・・・負けた選手はというと、剣を折られ立ちすくんでいた・・・


「只今より第2回戦を始めます番号札11番と12番の方、舞台に上がってください」


控え室に来て最初に話しかけてきた騎士らしき人物と見るからに盗賊のような背格好の人物が舞台に上がる・・・


「では第2回戦シュバイク対ズロウス始めてください」


勝ち進めば、どちらかと準決勝で当たると思い見てみるが結果は体当たりでズロウスを場外へ落とすというシュバイクの圧勝で終わった


「続いて第3回戦、リュウキ対ドエルコリの試合を始めます」


俺と明らかに逃げ腰の傭兵らしき男が舞台に上がる

ふと控え室に振り返ると鎧を身に纏った2人の騎士の姿が・・・あれが次の相手か・・・

さて相手の出方を見てから始めようと思っていたのだが・・・

突然、対戦者が突進してきた


「助走をつけて切りかかってくるつもりか!?」


剣を縦に構えて防御の姿勢を取るが、いつまで経っても衝撃が来ない・・・

対戦相手が自分から舞台を降りて逃げていく

これで勝つとは思いもよらなかった・・・観客からドエルコリに対しブーイングの嵐だ。


「勝者、リュウキ=カイドウ!!」


何もせずに勝ってしまったため、勝ち名乗りを上げずに反対側の出口より退場した。


「次の相手はあの2人のうちのどちらかか・・・勝てるかな・・・」


そう思い、出口近くで見ていると第4回戦が始まった。

予想通り2人の騎士は強くレイスという騎士が勝った・・・が、勝ち名乗りを上げることなくその場に倒れた。


「次の相手はあのレイスか・・・」


その後・・・準々決勝までにレイスの意識が戻らなかったため、俺はまたもや不戦勝となり明日の準決勝に勝ち進むことが決定した


第17話完成しました


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