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精霊に選ばれし勇者  作者: T_Y
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第十五話 武道大会開催

山で捕らえた山賊の親分を門番に引渡しエルスムの町に帰って来た2人

最初に町に来た時よりも広場にいる人の数が多い・・・祭りでも始まるのだろうか?


「早速ギルドに行って仕事の報酬をもらいましょう」

「行くけど・・・何か・・・人の数、多くない?」

「そういえばそうよね・・・換金してから見て廻りましょうか」


そしてギルドの窓口へ


「すいませーん! 仕事を達成したので確認をお願いします」

「はい。 えっと・・・

魔物20体討伐任務・・・Dランクホーンウルフ24体、換金アイテム角24本で銅貨480枚と討伐報酬が銀貨2枚・・・

鉱石採取任務・・・鉄鉱石15kg・・・一般の鉱石ね。 この量だと・・・報酬は銀貨1枚っと

山賊討伐任務・・・先程、騎士団より頭領捕獲と連絡があったわ。 報酬は銀貨4枚ね」


結果・・・銀貨11枚と銅貨80枚稼いだ事になる

今の所持金は銀貨46枚・銅貨80枚になった

ギルドの受付に何か祭りが催されるのか聞いてみる事にした


「あの・・・人の数が異様に多いのですが何かの祭典ですか?」

「いえ・・・明日、武道大会が開かれるのでその参加者ではないかと・・・」

「武道大会?」

「ねぇ!それって何か賞金とか景品とかってあるの?」


みるとマリスの目の色が変わっているようだ・・・参加するつもりなのだろうか?


「はい賞金が金貨10枚で賞品が白金の鎧だそうですよ。あと最優秀者には戦い方に応じる特典もあるそうです」

「ねぇ・・・リュウキ。 大会に出てみない?」

「う~ん・・・自信ないなぁ・・・この剣じゃないと能力出せないし・・・」

「そのことなら問題ありませんよ、大会には自前の装備で出られる事になってますから」

「問題ないって、リュウキ出てみなよ。 客席から応援してるから」

「じゃ参加する事にします。 何処で受付をしてるのですか?」

「傭兵ならギルド窓口で受付しています。 ではBランク、リュウキ=カイドウで参加登録しますね」

「リュウキ頑張ってよ。  ・・・ふふふ・・・金貨10枚・・・・・・」

「マリス・・・」

「では2日後の朝に闘技場の入場口にいらしてください

あと大会の規則なんですが相手の武器もしくは装備を使用不能にするか選手を戦意喪失に追い込むと勝利となります。魔法も使用可能です。ただし相手を殺してしまうと失格となり衛兵に引き渡されます」

「わかった。ありがとう」

「あと参加者とお連れ様は無料で宿泊施設が使えますのでゆっくりお休みください」


で早速2人で宿屋に向かう事にした。 そして部屋での作戦会議。


「リュウキ頑張ってね金貨10枚だよ10枚!!」

「・・・頑張るよ」

「あと注意が一つ。魔法は使わないで」

「でもマリスも剣を使いながら魔法も撃てるのに何故俺は駄目なんだ?」

「リュウキは無詠唱で撃てるでしょ?


じゃあ撃っても良いけど詠唱する真似をしてから魔法を撃って。ただし1属性のみね」


「わかった・・・でも詠唱の真似って?」

「手を相手に向けてブツブツ言ってから放てばいいの」

「なんとかやってみるよ・・・」


そして緊張もせずに熟睡し大会予選がはじまった


第15話完成しました


どんなシナリオにしようかと迷いましたが闘技場での武道大会にしました


ご感想・ご意見・ご批評をお待ちしています

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