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精霊に選ばれし勇者  作者: T_Y
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第十三話 火山へ

ユニークアクセス1800人 PV11000を突破しました


ご愛読ありがとうございます

無事にエルスムに着いた2人はギルドを探していた

広場の奥に城と闘技場らしき物がそびえ立っている


「この町、広すぎて訳わかんない・・・」

「あれじゃないかな? 公園の中にある・・・」

「あ、ホントだ。 もっと分かりやすいところに建ててくれれば良いのに・・・」

「情報酒場は・・・」

「ギルドの2階にそれらしい場所があるけど?」

「行ってみよう」


なんとか情報酒場を見つけ火山の事を聞きに行く


「すいません情報を買いたいんですが・・・」

「どんな情報をお求めですか?」

「火の精霊が居ると言われている火山について詳しい情報を教えてください」

「それなら・・・この町から歩いて2日ほどの場所にある森を抜けると火山に行き着く。

山を登って中腹にある洞窟を進めば火の祠に着くんだが・・・」

「なにかあるんですか?」

「この頃、山が噴火直前なのか落石の多さで人が立ち入らなくて詳しい状況が分からないんだ」

「気をつけて行って見ます。 情報料は幾らですか?」

「銅貨10・・・と言いたいところだが、情報が不完全だから銅貨5枚でいい・・・」

「それじゃ・・・1、2、3、4、5枚っと」

「とりあえず前みたいにギルドで仕事探してみよっか・・・」

「そうだね」


ギルドの掲示板を見に行くと・・・


「えっと・・・『盗賊討伐 報酬:銀貨5』『山賊討伐 報酬:銀貨4』『鉱石採取 報酬:量に応じて』『関所まで護衛 報酬:銀1』『魔物討伐20体、種類問わず 報酬:銀2』・・・・・・」

「Bランクの仕事は討伐任務が多いんだね・・・」

「でも・・・この国も大変ね。 山賊や盗賊・魔物討伐が主だなんて」

「とりあえず・・・どうしようか?」

「山に行くから『鉱石採取』と『魔物討伐』を選択する?」

「そうだね、できる事なら人間を斬りたくはないし。 でも鉱石採取って種類分からないよ?」

「そんなの適当に光っている石を幾つか持ち帰れば良いんじゃない?」

「そういういものかな・・・・」

「それに運良く希少価値レアものが持ち帰った鉱石の中に見つかれば報酬が沢山貰えるよ」


そう考えながらマリスはギルドの受付へ任務の受諾をしにいく


「『鉱石採取』『魔物討伐』の仕事をお願いします」

「はい結構です。 頑張ってください」


ここで俺も気になった事があるので受付に聞いてみる


「すいません・・・もしも、受諾していない任務をこなしてしまった場合はどうなるんですか?」

「えっと・・・具体的にはどういう意味でしょう?」

「たとえば『山賊討伐』っていうのがありますが旅の途中で運悪く出会ってしまった場合、退治したとしたら報酬は戴けるんですか?」

「それでしたら誰も任務を受けてない場合に限り大丈夫です。 誰か別の傭兵が受けてしまった場合は無効となります」

「どうする?マリス」

「人は切りたくないんじゃなかったの?」

「斬りたくは無いけど魔法で気絶させるなら良いかな・・・って」

「わかった・・・じゃ『山賊討伐』もお願いします」


こうして冒険心(下心含む?)に心を膨らませながら山に向かって歩き出すのであった・・・




第13話更新しました


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