序章:すべてのはじまり
第三作目となる投稿です
初投稿である【なりゆき(無理やり?)賢者】よりも長い話にする予定です
ある晴れた日の昼休みの出来事
「お~い、カイリュウ飯食いに行こうぜ!!」
「飯って・・・さっき食べてたじゃないか」
「俺は一日五食なんだよ」
「お前な・・・・・・・・・太るぞ・・・いや、既にメタボか・・・」
「言うな!!!!!!」
俺の名は海棠 龍輝、親しき友人などは性と名の一部を繋げてカイリュウと呼ぶ。
「なんでお前は俺と同じ量、喰ってるのに太らないんだよ」
こいつの名は名賦 永治、趣味は喰う事と寝る事・・・だから太る・・・
「今、何か失礼なナレーションを入れられた気がするんだが・・・?」
「気のせいだ・・・」
「なぜ眼を背ける?」
「・・・・・・・・・」
「なぜ無言・・・?」
「気にするな」
「なぜ眼を見ない・・・」
「だから気にするな」
「気になるわ!!!!!」
そういって永治は俺を突き飛ばしてきた。
ここまでは毎日のやり取りなのだが、この日は違った・・・
突き飛ばされた俺はそのまま車道まで押し出され走ってきた大型トラックに撥ねられた。
「嘘だろぉぉぉぉ・・・・・・・・・・!?!?!?」
ここで意識が途切れた。
海棠(以降:海)「俺、死んじまったな・・・」
名賦(以降:名)「まぁ人間、遅かれ早かれ死ぬ運命なんだよ」
海「お前が俺を殺したんだろうが!!
格好良いこと言ってんじゃねぇ!!このメタボ!!!」
名「メタボって言うんじゃねぇぇぇぇぇ・・・!!」
作者「さて大型トラックに轢かれ死んでしまった海棠 龍輝の運命はいかに?」
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