この小説は削除された可能性があります。
削除理由その1
対象の有害文書中において当局の存在意義、活動への偏見・悪意に満ちた不適切、あるいは読者から誤解を招きかねない表現が散見されるため。
削除理由その2
投稿された有害文書に危険なコードが複数隠匿されていたため。当局の機密情報を流出させるサイバー攻撃が目的と思われる。
対応記録
有害文書を発見した職員が乙種正常化プロトコルを発動。サイト管理者に連絡し、削除を要請する。以降、作者の代わりにアカウントの更新を継続するための人員を配置。
また、有害文書による国民の扇動、国家に対する反逆を企てた危険人物として作者のE級国民登録を行う。早急に身柄を確保・拘束し思想正常化措置を施すよう特殊武装隊員に通達。対象の危険性を鑑み、激しい抵抗を受けた場合には手段を問わず迅速に無力化すること。
さらに削除にいたるまで有害文書を閲覧した可能性のある読者を全て特定し、E級国民登録、並びに同様の処置を行う。
作者の投稿した他作品については現在のところ有害箇所が見つかっていないものの、調査官より最終的な無害認定が下されるまでの間、閲覧した記録のある読者については暫定的にD級国民登録を行い、当局の監視可におくこと。
何らかの異常行動、及び思想の揺らぎが観測された場合、即時E級国民登録とともに適切な処置を施すこと。
※なお、本報告書は当局における甲種最重要機密文書にあたり、特A級職員以外の閲覧を固く禁ずる。