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プロローグ

初めて書いて初めて投稿しました。

ドオォーーン……ドオォーン……

幾千との星が煌めいてる宇宙空間の中で不釣り合いな音が響く。10隻もの巨大な戦艦が今、1隻の戦艦に集中放火している真っ最中だ。

攻撃を受けている戦艦はというと、両舷の大砲、ミサイルで迎撃しつつ、砲撃から逃れようとしているが、じきに大破するのも時間の問題だろう。

そんな戦艦の中では


「艦長!現在艦の性能が80%低下!先程の攻撃を避けた際、主機がオーバーヒートし最大船速も出せません!武器の方も主砲、ミサイル、レーザーもこのまま行くとあと、5分足らずで尽きてしまいます!」

幹部からの報告を受けた艦長は思った

(もうここらが潮時かもしれんな)

ことの始まりは他艦からの反乱だった。若くして艦長になり最初の任務で他艦と合同で任務に赴いた際、先頭を仕切っていたこの艦に後ろからいきなり攻撃してきた。迅速な判断で後方に対レーザーバリアを張り、最大戦速で逃げながらここまで一度も攻撃を受けることなく迎撃してきたが、先程幹部の報告があったとおり、限界が近づいてきた。

(ここで俺がとるべき手段は…)

艦長が艦内マイクで乗員全員に達した。

「総員に達する。この艦が沈没するのも時間の問題だ。よって総員離艦する。私が時間を稼ぐからみんなは近くの惑星に着陸してほしい。各人3分以内にこの艦から離れるように…以上!」

艦長の覇気が艦内に広がり、船員たちが後部荷扱所に集まる。ここに船員全員が乗れる離艦機があるのだ。

「お前たちも一緒に逃げろ」

艦長が幹部たちを見渡して言う。

「そんな……しかし…」

「お前たちも俺にとっては家族みたいなものだ。ここは俺が時間を稼ぐから、部下たちを頼んだぞ」

「はい…了解しましたっ…」

幹部たちは皆、涙を浮かべながら部屋から出て行く。

「さてっ……と。俺も最後の仕事をするか」

そう言って艦長は自身の最期の務めを果たそうとした。


それから5分が経過


船員が艦から離れ、敵の攻撃の射程圏外になったのを確認すると、机の上にある自爆スイッチに目をやった。

(あとは、これを押せば任務完了だな)

思えば短い人生だったなとありきたりな追憶を以下省略し、

「テメェらも一緒に道連れだヒャッハー!!」

と、誰もいないので口調を変え、スイッチをポチッと押す。生きてるうちにやりたかったことベスト100の中に【自爆スイッチを押す】との項目があったので、内心少し嬉しかったりした。だいぶクレイジーである。

スイッチを押すと艦が光り出し、その光が敵艦全てを飲み込んでいく。


そして






次回から細かい設定も書いていきたい。

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