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3-2 フラレた



 俺の戸惑いなど露知らず、縦ロールエルフさんは話を進めてしまう。


「五年前から、B級になられたダイバーの方には『鑑定スクロール』によるステータス鑑定が義務づけられるようになったのはご存知かしら」


 なに!? 知らないぞ……話し方に惑わされてる場合じゃなかった。


 鑑定スクロールとはダンジョンの宝箱から見つかる、対象を鑑定できる使いきりのアイテムだ。

 鑑定眼なんかだと魔眼を発動した本人しかステータスを知ることができないが、鑑定スクロールはそうではない。スクロール自体に鑑定した情報が記載され消えることがないので、信頼性が求められる場合に使用される。


 そんなものを使われてしまえば、俺たちのステータスが正確な情報として広まってしまう。それはさすがに問題がある。


 ルチアはピンク髪のせいで周りの目線がきつくなったから護衛に徹底しているが、俺と目が合うと知らなかったと首を振った。

 ルチアの実家は領地持ちの伯爵家だから冒険者ギルドとも関わりがあったはずだが、ルチア自体が家と関係よくなかったしな……。


「ニケも知らなかったのか」


 ニケの方にも小声で確認すると、耳元に息がかかった。


「はい、知りませんでした」

「剣聖とも行ったんじゃないのか?」


 懐かしの、俺とともにこの異世界に来た地球人のことである。たしか彼はケーンを持って聖国の水晶ダンジョンに行っていたはずだ。

 あのパーティーの力量を考えればB級くらいは簡単になっていると思うのだが。


「それは……あの者の成すことに興味がなかったので。そのようなことがあったのかもしれませんが……すみません」

「そうか。いや、いいんだ」


 まさか剣聖に対してケーンが心を閉ざしていたことが仇になるとは。


「皆様が知らないのも無理はありませんわ。そのことについて吹聴して回っているわけではありませんもの。秘匿しているわけでもありませんけれど。それに、その決まりがあるのはダイバーズギルドだけですの」


 なるほど、鑑定スクロールだってそれなりに貴重だもんな。ここでないと簡単に数を揃えることはできないか。


「そうなんですか。C級までは、ステータスの開示などを求められるようなことはないんですね?」

「ええ。無意味にステータスを知られることは、ダイバーに限らずどなたも望まれませんから」

「ではなぜB級のステータスを?」

「この国に情報を渡すためですわ」


 ずいぶんあっけらかんと言うな。

 しかし、そりゃ大っぴらにはしてないわけだ。


「国が囲い込むのに使われるわけですか」


 ダイバーというのは、冒険者の中で花形なのだ。強者はハンターやマーセナリーにもいるが、そこまでの道を駆け上がるのはダイバーが圧倒的に多い。網にかけるなら一番いい。

 そうして能力が高い者を国の機関に引き抜いたり、他国に流出しないように目を光らせたりとかするのだろう。


 しかしそういうことなら、剣聖はそもそも鑑定を受けていなかったのかもしれないな。もとから国に所属している人間だったわけだし。


「悪く言えばそうなりますわね。ですが国に声をかけられることを目指したり、栄誉に感じたりする方も多くいらっしゃいますのよ。むしろそちらの方が多いですわ。皆様は……違うのかもしれませんが」


 そう言って縦ロールさんは、俺たちを見渡して微笑んだ。


 大した肝っ玉を持った人だ。こっちが情報流出を良く思わないことを承知でこの態度を取れるとは。

 舐められているのとはちょっと違う。逃げも隠れもいたしませんわ、といったところか。


「鑑定の拒否はできないのでしょうか」

「それはできかねますわ。それがダイバーズギルドのルールですもの」


 少し申し訳なさそうに眉尻を下げたが、縦ロールさんはきっぱりと言って首を振った。


「水晶ダンジョンはこのリースの街の中にある、言わば国の所有物ですわ。この国が我々のルールを望んで水晶ダンジョンの管理を委託している以上、鑑定はさせていただけなければなりませんし、ダイバー以外を水晶ダンジョンに入れてさしあげるわけにはまいりませんの」

「なるほど、わかりました」


 要するに、情報収集するためにダイバーにならなきゃ水晶ダンジョンに潜らせないけど、文句があるなら国に言ってね、ってことか。

 きっと鑑定スクロールの強制以前から、ギルドは国にダイバーの情報を流しているんだろう。


 それくらいのことダイバーズギルドを通さずに国が直接やったらいいのにとは思うが、それはやっぱり難しいか。

 ギルドというのはいくつもの国をまたいで広がる大きな組合であり、その影響力は強い。

 ダイバーズギルドはそのギルドの中でも、ずば抜けて強大な力を持つ冒険者ギルドの一部門なのだ。

 水晶ダンジョンだけは国で管理させろなんて言って、ここで儲けたい冒険者ギルドと関係をこじらせるわけにはいかない。


「そして、あなたがピージさんに尋ねていたことの続きですが……たしかに高いお金を払うにも関わらず、大した特典も受けられないのがダイバーというものかもしれませんわ。ハンターやマーセナリーと違って」


 冒険者ギルドが内包する他二つのハンターズギルドとマーセナリーズギルドは、サポートは手厚いし登録料は安いと二人も言っていた。ダイバーズギルドで稼いだ金をそっちに回してたりするんだろうな。


「しかもB級になれば情報を売られると」

「散々ですわね」


 縦ロールさんが、吊り目気味の目尻を下げてクスリと笑う。

 一気に親しみが持てる笑顔になってドキッとした。


「ですが、私個人としては()()()として会費は必要なものだと思っていますわ」

「ふるい、ですか」

「ええ。この水晶ダンジョンは、ふさわしい者も、そうではない者も引き寄せてしまいますので……残念ながらあまり効果はありませんけれど。皆様も己の力で得られるもの以上の幸運を、そう簡単に拾えるとは思われませんようになさいませ」


 忠告めいた言葉を告げてから、縦ロールさんが他に聞きたいことはあるか聞いてきたので首を振ると、「では」と続けた。


「それらを踏まえた上でなお水晶の輝きに惹かれるのであれば、ダイバーにお成りくださいませ。そしてダイバーにならないのであれば、水晶ダンジョンに潜らせるわけにはまいりませんので、お引き取りくださいませ」


 結局のところ、ダイバーに増えてもらいたいダイバーズギルドがここまで強気に出られるほど、水晶ダンジョンに魅力があるということか。

 たしかにニケとルチアに聞いただけでも、水晶ダンジョンに潜るメリットは多そうだったからな。みんなこぞって潜りたがるのも納得だ。たぶん縦ロールさんが言う、ふるいが必要というのもそのあたりのことなんだろう。


 それにしても、ラッキーだったな。些細な疑問から、鑑定義務なんて大事なことが聞けた。

 なによりこの人ちょっと面白い。

 縦ロールだと思って侮っていた。


 こっちがおためごかしを求めていないことを理解して包み隠さず話してくれる洞察力と胆力があるし、顔はきつめだが間違いなく美人だ。

 胸部にはズズンと飛び出た二連装ロケット砲がついてるし、ぜひ俺のハーレムに……。


 むう、いかんいかん。

 ルチアが増えて俺の幸せが倍増したせいで、最近もっと増えたらもっと幸せになるのではないかと思い始めている。オーキン玉効果で、二人相手に連戦連勝だし。

 欲望には際限がないものだね……少しは自制せねば。


 でも名前くらいは聞いてもいいよね。


「お姉さんは恋人とかはいるんですか?」


 間違えた。


「なっ、なんですのいきなり!?」


 驚いて体を引いた振動が、金髪縦ロールをみよんみよん弾ませる。

 俺がそれを目で追っていると、エルフ耳をわずかに赤くしたお姉さんは咳を一つついて姿勢を正した。


「もう、おませさんですわね……ごめんなさい、見た目通りの年齢ではなかったのでしたわね」

「いえ、こちらこそすみません。あなたがすてきな方だったので、名前を聞こうとして間違えました」

「どんな間違いですの……私はこちらで副ギルドマスターを勤めている、セレーラと申しますわ」


 副ギルドマスターだったのか。どうりでデキる女のはずだ。


「そうだったのですか。お忙しいところ、お手をわずらわせてしまいすみませんでした。僕はタチャーナ・オンドゥルルラギッティンディスクァです」

「あら、お貴族様でしたの。オンドゥルルラギッティンディスクァという家名は聞いたことがございませんが……」

「いえ、貴族ではなく…………なん……だと……」


 まさか適応した!? 馬鹿な……エルフだからか? エルフは耳がいいのか? ……いや、違う。こいつはオンドゥル使いだ!


「どうなさいまして?」

「……いえ、なんでもありません」


 優雅に小首を傾げているセレーラさんと同好の士として親睦を深めたいところだが、ニケがいらんことをするなと脇をつねってくるのでやめておこう。


「それで、ダイバーにはなられますかしら」

「はい、なります」

「いいのですかマスター」


 こっそり聞いてくるニケにうなずき、セレーラさんの差し出した書類を受け取る。


 書類にはいろいろ記入欄があったが、必須なのは名前だけだった。海の物とも山の物ともつかない新人ダイバーになんか、ギルドは興味がないのだろう。


 身長の問題でカウンターの上に乗っけられた俺は、タチャーナとだけ書いて済ませた。

 ニケとルチアも名前だけ記入し、入会費として三人合わせて金貨六枚を支払わされた。

 分割払いも可能らしいが、一人二十万円って本当に高ぇな。ニケが出してくれて助かった……。


 そしてダイバーズギルドの決まりやダンジョンについて話したあと、セレーラさんは俺たちの前に金属でできた大きめのトランプカードサイズの板を置いた。


「こちらが潜層記録用の魔道具になりますわ。これに魔力を流してくださいませ」


 ひもを通す穴があり、裏面には階段をモチーフとしたダイバーズギルドのシンボルマークが彫られている。

 ダンジョンに行けばこれに階層が記入されるのだろう。


 言われたとおりに魔力を流すと、彫られていたシンボルマークに青く色がついた。これで個人認証が完了ということか。

 セレーラさんはそれを確認すると、改めて魔道具を俺たちに差し出した。


「これは水晶ダンジョンに潜る前と出てきたときに、毎回ここでチェックさせていただきますわ。ダイバーランクはF級から始まり、その魔道具に記録された階層が十増える度にランクが上がりますの」

「ということは四十階層を越えればB級になるわけですね?」

「ええ、四十階層のボスを倒せば。ふふっ」


 笑ったのは、そう簡単になれるものではないぞ、ということだろうな。子供と美人二人のパーティーだししょうがない。


「記録用の魔道具はマジックバッグに入れていてもいいんですよね?」

「ええ。なくされてしまうと、再度作るときにお金をいただかなければなりませんので、ぜひそうしてくださいませ」


 絶対それも高いんだろうな……。


「そうですか。差し支えなければ教えてもらいたいのですが、今この街で一番深くまで水晶ダンジョンに潜っている人は何階層まで到達しているのでしょうか」

「公表されているので構いませんわ。現在『マリアルシアの旗』というクランのリーダーパーティーが、六十五階層まで到達していますわね」


 クランというのは、一つのパーティーでは収まらない集団のことだ。荒くれどもが群れたがるのは、異世界でも一緒だね。


「そうですか、ありがとうございます。では地図を売ってください」

「何階層までをご入り用ですの?」

「全部です」

「え?」

「地図がある階層は全部ください」


 セレーラさんは絶句していたが、しばらくして引き出しから紙の束を取り出した。


「ギルドで扱っている正確な地図は、四十九階層までありますけれど……本当に全部ですの?」

「はい、それ全部ください」


 全部で金貨十五枚もした。ダイバーズギルド本当にがめつすぎんよ。さっさと深層に行くには必要だし、仕方ないけど……。

 とにかくこれで準備は整った。あとは──


「これから行かれますの?」

「いえ、まずは靴屋に」

「行きましょう、マスター。ではこれで」

「失礼する」


 二人揃ってペコリと頭を下げてから、カウンターに乗っていた俺をニケがひょいっと持ち上げた。

 ってちょっと待てい!


「さすがにダンジョンで靴なしは」

「大丈夫です」

「問題ないぞ、主殿」


 なんなのこの人たち、今までずっと静かに従者感出してたのに。どんだけ抱っこしたいんだ。


「問題あるよ! セレーラさん助けて!」


 セレーラさんはクスクスと笑いながら、小さく手を振っていた。


「お気をつけて。皆様に水晶の輝きがあらんことを」


 あんた俺たちが様子見にいくだけだと思ってるだろ。違うんだ、こいつらガチなんだ!

 そう訴えようとしていると、セレーラさんはなにかを思い出したようにポンと手を合わせた。


「あ、私は包容力を感じさせる殿方が好みですわ。中身と()()()に」


 うわーん、フラレた!

 ガックリと肩を落とすと、すぐそばから失笑が二つ聞こえてきた。


「人の失恋を笑うなんて、君たち人間失格だよ!」

「たしかにもう人間ではないな」


 そうだったね。


 建物を突き抜ければ、すぐそこには透き通った水晶の塔。

 その向こうには、帰還時用の背の低い水晶が立っているらしい。


 二人は問答無用で出発用の水晶に近づいていく。


「わかった、わかったから下ろしてくれ。やっておきたいことがあるから」

「何をするのですか?」

「そんなの決まってるだろ」


 下ろされた俺は、マジックバッグからトゲトゲ金属バットを取り出した。こいつは今の俺のステータスに合わせてパワーアップしてるんだぜ。

 靴下のまま駆け出し、失恋の悲しみを込めて水晶にフルスイング!

 甲高い音が鳴り響き──


「いってぇ! くっそ、まじで壊れないのか」


 金属バットのトゲが潰れて手が痺れただけで、水晶には傷一つつかなかった。


「マスター……」

「主殿……」


 そして警備員がすっ飛んできてすぐに捕獲された。


「何をやっていますの……」


 さっき見送ってくれたセレーラさんもやってきて呆れられた。

 仕方ないじゃないか、気になってしょうがなかったんだから。






 石で囲まれた通路に、二人分の足音が響く。

 音に釣られて現れたのは、大きなコウモリの魔物。

 バチンと雷に打たれて炭になった。


「それで、どうするのだ主殿」


 水晶を殴りつけてさんざん絞られたあと、改めてダンジョンに突入した。

 水晶に手をつけて「エントリー第一階層」と口にしたら、触っている面が波打ち、手が水晶を突き抜けたときは驚いた。


 一度到達した階層には自由に行けて、一緒に入れる人数は六人まで。

 だが他の人に連れられて深い階層に行けたりはしないので、俺に合わせて一階層からのスタートだ。

 階層を戻ることはできなく、次の階層に行ったときにゲートを戻れば地上に帰ってこれるらしい。


 現在はルチアが抱っこ係で、ニケは敵が来たら雷を飛ばしている。

 十階層までは迷路型ダンジョンで、敵はスライムコウモリゴブリン的な雑魚しかいない。


「B級問題のこと?」

「ああ。私たちのステータスを知られるのはまずいのではないか?」


 たしかにバレれば面白くないことになるだろう。だからといってB級になってしまう四十階層を越えずにいれば、水晶ダンジョンに来た意味がない。

 俺たちは強い敵を求めて、最高峰難易度のここに来たのだから。


「考えてる案は二つある。まず一つは……ニケに聞きたいんだけど、昔に主と認めた人と来たとき、潜層記録用の魔道具ってあった?」

「いえ、ありませんでした」

「じゃあこれ〈無限収納〉に入れたらどうなるんだろう」


 マジックバッグから取り出した金属の板っきれをヒラヒラさせる。


「なるほど。時間が止まる〈無限収納〉であれば、記録されないかもしれません」


 この魔道具はどうやってるのか知らないが、所有者が階層を超えるときに記録するだけのものである。水晶ダンジョンに入るのにも進むのにも必要なわけではない。機能させなくても全く問題がないのだ。


「しかしそれでは、四十階層以降で他のダイバーと会ってしまえば露見するのではないか?」

「ギルドにチクられたらね。知らぬ存ぜぬで突き通してもいいんだけど、バレたときややこしいことになるな」


 俺は記録用の魔道具をマジックバッグにしまった。


「なので、ここはやっぱり二つ目の正攻法かな」

「鑑定を受け入れるのか?」

「いやいや、鑑定されない方法の話をしてるんだぞ。二つ目の方法は、『ごねる』だ」


 二人の足が止まった。


「……それは正攻法なのでしょうか」

「ニケくん。ルールを変えさせる、もしくは特例を認めさせたとき、それはすでに正道なのだよ」


 ニケは愛しのマスターを、カメムシ見るみたいな顔で見ている。照れる。


「ごねるというと響きが悪いか? ならキレイに言おう。神が与えたもうた水晶ダンジョンを私利私欲のために独占するギルドと国が横暴にも強いてくるルールに、屈することなく正々堂々立ち向かい、冒険者としての尊厳と自由をこの手に掴み取るのだ」

「はいはい、わかりました」

「まあ表現方法はどうでもいいとして、そう上手くいくだろうか。セレーラ殿の態度を見る限り、簡単に特例を認めさせることなどできそうになかったが」

「B級になった程度でごねてもムダだろうな。最悪ダイバーズギルドを追い出されるのがオチだ」

「ではどうする?」


 抱っこされてて見えないが、ルチアはかわいらしく首を傾げているに違いない。


「ルチア、今この街で一番深く潜っているクランは何階層まで行ってるか聞いてたか?」

「六十五だと言っていたな」

「もう一つ質問だ。俺たちに、ダンジョンから地上に戻る必要はあるか?」

「ないな……まさか」

「ああ。四十階層から先は、一息で潜るぞ。最低でも六十、欲を言えば六十六以上」


 俺の〈研究所(ラボ)〉とニケの〈無限収納〉があれば、こまめに街に戻る必要などないからできる力業だ。

 さすがに用が済むまで潜り続けるのは無理だし、〈アップグレード〉次第という面もあるが、なんとかそこまでは到達したい。


「そうすればBもAも飛び越えてS級だ。ギルドも国もうなずかざるを得なくなると思わないか? 一気にそこまで潜れるダイバーに、鑑定拒否を受け入れてもらえないなら他の国で潜ろうかな、とでも言われれば」


 実際ダメならそうするつもりだ。冒険者ギルドのシステムはよくわからないが、名前を変えたりすれば他の国で潜れるんじゃないだろうか。


「それは……たしかに可能性は高いかもしれないが」

「実に悪辣(あくらつ)ですね」


 二人揃ってため息をつくんじゃない。


「ふん、忘れたのか。俺は悪逆無道の錬金術師だぞ」


 ニケは処置なしと首を振り、ルチアは──


「私は初めて聞いたが」


 あれ、そうだっけ?





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― 新着の感想 ―
[一言] 普通にCランク以上になることを拒めばいいんじゃない?そもそも階層でランク分けされてる事自体おかしいんだから。それに素材売りはギルドに絶対じゃないんだろうから問題ないと思うけど。
2019/11/14 17:05 退会済み
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