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第七話

キィィィィィィィ・・・ドサァ・・・


今、窓を引っかきながら、最後の化物が死んだ。


窓の外は、まさに死屍累々という感じに、全員死んでいる。


その表情は拷問死したらたぶんこんな顔になるんだろうなーってな感じになっている。


やあ、みんな。


俺の『ポイント大量獲得してウハウハしよう大作戦』略して『PUD』を決行してから三ヶ月たった。


予想より二ヶ月もかかってあせったが、なんとか化物どもを駆逐できたよ・・・


いやー、本当に長かった!


あと一週間遅かったら保存食の備蓄がきれてたよ。


俺は安心した顔でホっと息を吐いた。


備蓄がきれたら俺もアイツらと一緒にガマン大会をしなくちゃいけなくなるところだった。


俺は、手足はガリガリなのに腹だけは妊婦かってくらい膨れている化物どもを見た。


もう気がついている人がいると思うけど、俺がとった戦略は相手を『餓死』させることだ。


能力をつかって、ね。


よく、『恋は盲目』っていうだろ?俺の能力はそれをもっと極端にして相手をコントロールするものだと思ってほしい。


ま、コントロールっていってもせいぜいこっちに相手を猛突進させるかずっと自分に惹きつけておく程度なんだけどね。


そこで俺は閃いたんだ!



相手をずっと惹きつかせておけるなら、そのまま餓死に追い込めるんじゃね?って。


幸い、俺の部屋は何故か壊れないし、非常時に備えて保存食を大量に買ってたから作戦はうまくいった。


三ヶ月間、騒音というなのオーケストラを毎日聞かされてたが、今日やっと解放された。


ああ!神よ!今ならあなたを信じることができます!三分で忘れますが!


まあ、それはおいといて。


俺はス○ホを見た。








ポイント残高:258000


「ひゃっはあああああああああああ!」


俺は喜びのあまり叫んでしまった。


だってやべぇじゃん!258000だよ258000!


相場はわからんが、たぶんすっごい量だよ!


「・・・フフフ・・・」


俺は溢れんばかりの笑みを浮かべたまま、ス○ホを操作した。


そして・・・


「ついに・・・開く時が来たか・・・!」


俺は『自身・能力強化』と書かれたアプリを見た。


「アイツら倒したら開こうと思ってたんだが、まさか三ヶ月もたつとわ思わなんだ」


そう、俺は外にいた化物共をたおしてから開こうときめていた。なぜそう思い立ったのか、自分でも分からない。


あ、あと言い忘れてたんだが、次の種族を解放するには今の種族の強化を全部しないといけないらしい。

どれだけポイントを使うか分からないから少々怖いが、まあ、大丈夫だろ。


さて、長話はこのへんで終わりにして、そろそろアプリを押そうかな。


俺はアプリに向かって指を近ずける。


「ハァ・・・ハァ・・・」


息は少々乱れ、指も震えている。


アプリまであと少し・・・!










To Be continued?

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