世界のはじっこ
僕はどこにいますか
空が広すぎて
くるしいです
僕はここにいますか
人が多すぎて
めまいがします
どうして人は必死になるのでしょうか
ここにいたいとしがみつくのでしょうか
きっとそれは
あまりにたよりなく
呼吸するからでしょう
あまりにこころぼそく
歩いているからでしょう
空があまりに青くて
僕はずっと
目をつむっていた
目を覚ませないでいた
過ぎてゆく光におびえて
すくった水が指をすり抜けて
なにをつかめというのでしょう
なににすがればいいでしょう
あなたがその足に鞭打って歩いてきたように
こころを切り裂かれて立っていたように
世界に見捨てられた僕らは
おなじ空の下を生きる
なにからも求められず
だれからも必要とされず
それでも
この世界のはじっこで
僕は。




