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メルヘンな狂気

作者: 市原 琉稀

はじめまして。太陽さん


あなたは僕の光で


笑顔がちょっと眩しいのです


まぶしすぎて、すぎて


ちょっとサングラスが欲しいです。



くしゃって笑って。


無邪気な顔して、笑いかけて


胸が苦しくなるのです


日射病注意報発令です



お願いですから。太陽さん


ちょっと規模を小さくして


部屋の電気ぐらいになってくれませんか


僕の部屋だけ明るく照らす


手のひらサイズの光源で


そうしたら。直視できると思うのです




その少年みたいな笑顔を


脳裏に焼き付けて


まぶたに焼き付けて


いつでも思い出せるように


僕の部屋でずっと輝いていて、





そうしたら。いつまでも一緒でしょ?




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