出会い1
マンドラゴラは1日中土の中にいるように思われいるが、そうではない。
あるときはモンスターから食糧扱いにされ、またあるときは薬草として採取の対象に…
様々なマンドラゴラがいるの中で今回はある1体の日常を………
ん?
喋っているわたしが誰かって?
それは――
100年近く生きておりますぅぅぅぅぅぅぅ!!
マンドラゴラ(♂)ですぅぅぅうううう!
絶賛に後ろにいる化け物から全力で逃げてますぅぅぅ
天気が良いからって、久々に光合成をしていたのがいけなかった
光が遮られたから、頭上を見上げたら大きな瞳孔がキラリと光ってこっちを見た。
びゃっと飛び起き駆け出した。
走っているうちに気づいた。今日は何かがおかしい…
いつもは木々の隙間から逃げれるし、相手から視認出来ないようにすぐ隠れることが出来るのに…
めちゃくちゃ見られているし、あちらの化け物は周りの木を薙ぎ倒しながら鬼気迫る勢いでこっちに向かっているし、
それになんだか走りにくいよぉぉぉ…
自分の体じゃないみたい。
《グルアァァァァァァァァ!!!》
あーーーーーー!!!
美味しくないですよぉぉおおお!
こんな若くない個体食べてもお腹壊しますよぉぉぉぉぉぉ!!!
私はぁぁぁぁ!!!
そうこうしているうちに、マンドラゴラの頭上に大きな顎が迫ってくる。
あ、これで自分は食べられてしまう…そう悟った瞬間、
「伏せろッ!」
力強い声が響き渡った。
書きたい欲はあったけど、全然書いていませんでした。
案だけ出して保留になっているのがいくつもあります。
あ、面白いなと1人でも思ってくれるひとがいてくれば嬉しいです
人間以外が主人公になる話とか結構好きです。