家族との再会
途中化け物と対峙しそうになりつつも、エコーの射撃技術の前では敵ではなかった。エコーは山中に渡されたRecon Rifleで化け物を仕留め続けた。その間山中は空のマガジンに弾を込めてはエコーの元に置き、込めては置きを繰り返していた。適材適所というやつだ。
そうこうしているうちに田中宅へ着く。現時刻は09:10。山中が田中と出会ってから実に1時間半ほど経過していた。
「山中さん!エコーさん着きましたよ!」
「本当ですか!早く家族と会いに行って来てください!僕らは荷物を降ろしてそちらのミニバンに載せ替える準備をしますので!」
「わかりました!」
山中はエコーに手伝ってもらいながら予定通り弾薬や装備、食料などを軽箱から降ろす。
田中の方は家族との再会に嬉し涙を流しているようだった。何が起きてるのかわからないと言った家族を差し置いて。
そんな様子を山中とエコーは微笑ましく見守っていた。
「I want to see my family too...」
エコーがそう呟くのを山中は笑って励ました。
「No problem!!I promise you can go home!!」
エコーは答えた。
「yeah. HAHA. Thanks Yamanaka.」
「You're welcome.」
2人がそう話している間に田中とその家族も支度をし始めた。
山中が田中のミニバンを物色してると人の車でありながら遠慮もなく尋ねる。
「このサンルーフって、窓は開けられますか?」
「いえ、開きませんが、もしかして?」
「そうです、ここから体を出して奴らを仕留められるように開けておきたいんですが、構いませんか?」
「この車、そこそこしたのになあ…。そんなこと言ってられないか。」
「すみませんね…。では…。」
銃のストックで窓ガラスを叩き割ろうとする。これがかなり硬く、エコーと休憩しながら交互に叩きつけ、ようやく割ることができた。
「田中さん、ご家族に説明はされましたね?やってもらうことやこれからのこと。」
「えぇ、状況を伝えるのは大変でしたが理解してもらえました。」
「よし、では早速動きましょう。」
一同が動き始めるのと同時にエコーが口を開いた。




