序章
20XX年,6月6月木曜日 19:34 日本
「仕事終わった…。今日も一日めっちゃ早いな…。」
そう呟き、帰路につく。
会社員である山中は生粋のサバゲーマーでもある。昔からミリタリー関連のものには興味があり、一時期そうでもない時期もあったが、多趣味ゆえに熱が再発して装備を大金叩いて買い揃え、先週初めてサバゲーの定例会に参加した。ちなみにスコアは2kill10death。
「帰ったらエアガンで遊ぶか。」
自分の住むアパートに辿り着き、いつものように自分のお気に入りであるアサルトライフルとハンドガンでリロードアクションやマグチェンジをしていた。
「ジャキ、カチ」
「カシュ、スッ、ガチャ、カチ」
「いや〜やっぱエアガンって、撃てなくても楽しむ要素はあるよなぁ。マグチェンも音がいいし、カッコいい。もちろんちゃんと撃ったりする方がより楽しいんだが、これはこれで…。へへへ。」
日々のルーチンワークを終え、食事風呂洗濯など家事を済ませ、彼は眠りについた。
「もう11時か…、楽しい時もすぎるのが早い…。」
退屈な時と同じように長く感じられてもいいのに。
そう思いつつ、彼は眠りに着いた。
初めて投稿する現実世界でのIF小説になります。異世界転移モノと一緒にしていいのかわからなかったので、舞台はあるものを想定していますのでとりあえず現実世界ではあるということで異世界転移のジャンルからは外れたものと捉えておいてください。
初めてゆえに色々至らぬ点がありますが、優しく見守って優しくご指摘してください。(笑)