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行列!異世界の動物園~魔王が園長です。  作者: 立鳥 跡
第二章 仰天! 異世界の水族館~目玉はリヴァイアサンです!!
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第三十三話 白鯨との出会い、そしてジパンへ

よろしくお願いします。


 現在、魔王、エスナ、オリアナ、冬太にベヒ子はクラーケンの時にお世話になった船長の船で東方を目指して出港していた。

 リヴァイアサンも誘ったがあの洞窟で待つの一点張りでしょうがなくこのメンバーで探すことにした。

 手掛かりは、助蔵と言う名前と遥か東方の島国からきた事と顔の作りがなんとなく冬太に似ていたこと。 

そして船長が確か遥か東方にジパンと言う島国があるらしいと噂で聴いたことがあったらしい。

 そのジパンを目指していたのだが、行く途中ケガをした、巨大な白鯨を発見したので治療をする事になった。

 傷からして人間達にやられた様だ。

 本来白鯨は魔獣にしては、おとなしく、攻撃しない限りは無害と言ってもいい魔獣なのだが、人間に攻撃され興奮していた。

 白鯨の周囲には、破壊されたであろう船の残骸があった。

 乗っていた人間は恐らく海の魔獣達のエサになったのだろう。

 血色に染まった海以外何の痕跡もなかった。

 なおも暴れる白鯨に冬太は、船長達の反対を押しきって白鯨に近づくよう指示した。

 最初は船目掛けて体当たりしようとした白鯨だったが、冬太の声を聞き、顔を見て攻撃を止めた。

 冬太は近づき、白鯨を撫でる。


「痛かっただろうね。 もう大丈夫だからね」


 冬太は回復魔法が使えるエスナとオリアナにお願いし、白鯨の傷が酷すぎて、二人の魔力じゃ足りない為、魔王が魔力を二人に供給源となって流し込む。

 魔王の魔力があったから何とか白鯨は全快した。

 白鯨の目は冬太を見つめる。


「礼がしたい? 別に気にしなくてもいいのに」


 えぇぇぇえっ!?と冬太の動物に好かれる才能に慣れた魔王達だったが、流石に会話できるとは思っておらず驚きの声をあげる。


「どうしてもお礼がしたい? うーん、それじゃ僕らジパンって言う国に行きたいんだけど場所わかる?」


「ホエェェェェ!」


「船長、白鯨君がジパンまで道案内してくれるそうです」


「えっ? ……了解した」


 驚きを隠せないまま泳ぎ出した白鯨についていく船長。

 

「お主、魔獣と話せるのか!?」


「話せるというかなんとなくフィーリングでわかるんですよね」


「フィーリングってお主……」


 冬太に慣れた筈の魔王でさえ、開いた口が塞がらない。

 

 

 白鯨に案内してもらってから三日たった頃、ついに見えた島国。

 おそらくあれがジパンだろう。

 そのまま白鯨に案内されたまま港に上陸しようとしたが、凄い数の武装をした兵士が港に集まっていた。


「怪しい奴らめ、おとなしくついてきてもらおうか!」


 先頭の鎧武者――おそらく兵士長が声を荒げる。


 冬太達の酒造り職人探しはどうやら簡単にはいかないらしい。

 



 読んで頂きありがとうございました。

 面白かった、また続きが読みたいと思って頂けたなら作者の励みになりますので、よろしかったら最新話の下にある評価ボタンで評価して頂けたらありがたいです。


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