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無職から始める異世界バイク便  作者: 牧瀬 冬馬
1/5

プロローグ~無職やってたらバイクと一緒に異世界へ~

初めまして牧瀬 冬馬です。

ずっと構想だけはあったけど投稿する場を知らないがためにずっと眠ってた作品、どうしたいこうしたいと断片しかないので書きながら作りますがなにせ自分の処女作なので見苦しかったりもするでしょうが大目に見ていただけると助かります。

プロローグ


ーーーズドドドドドドドド!

俺は今広大な大地をバイクで駆け抜けている、天気も快晴 最高のバイク日和…


バイクはいい、仕事だの人生だのくだらない嫌なことも全て忘れさせてくれる、そう…

『グオォォォォォォ!』

今しがた謎の動物に追われているこの状況さえ…


「って!マジ現実逃避ぐらいさせろよチクショー!」


そう、現在俺、早風 瞬は見たこともないような大きさの動物の群れに追われ絶賛逃亡中である。


どうしてこうなった?俺は朝からの記憶を思い返す…


今日は俺の二十歳の誕生日だった、高校を出てから裕福だった親のスネをかじりながら、大好きなバイクをいじっては走らせ毎日を楽しく過ごしてきた

昨日までの大雨で数日マトモに乗れていないバイクをガレージでメンテナンスをしていた俺に、親父とお袋はにこやかにこう言って来た。

「瞬、お前ももう二十歳なんだな、おめでとう。もう一人前の大人なんだなぁ」

親父の後ろでホロリと涙を流すお袋、しかし次の瞬間には2人の顔は鬼の形相へと変わり

「いい大人が働きもせず毎日毎日バイクばかり、いい加減私等のスネから口を離さんかい!」

「いやーなかなか美味くてついもう一口と」

言った瞬間バイク共々ガレージの外へポイと投げ出されガチャリと鍵も閉められた

「マシな大人になるまで帰ることを禁じる!」

そうして帰る場所を失った俺は憂さ晴らしに夜の峠を攻めていた

「やけに人がいないな…」

先ほどから前後は元より対向車すらこない、これはこれで楽だが、それに砂利や泥が道に多い?

しかし俺のバイクはオフロードもイケるスペシャル仕様、しかも動力は電気、ハイスペックソーラーバッテリー内蔵のエコバイク!ほぼ1から作り出してナンバーも取れた

「親には投げ出されたがお前と一緒ならどこまでも行けそうな気がするな」

かなりノリノリな気分で下りのカーブを抜けた俺の目に飛び込んでくる看板の文字

【土砂崩れ行き止まり!】

「…」

もう遅い、既に目の前は崩れ落ちて先のない道が見える

「ちょっ!どこまでもって言ったけど流石にあの世は勘弁ー!」

空へ投げ出される俺たち、落ちて行く視界の中で俺は

「あぁ、もっとお前を広く自由な所で走らせてやりたかったな…」

そうつぶやくと、急に辺りが真っ白な視界に切り替わり先ほどまでの落下していた浮遊感が消えていた

一瞬ではあったが気を失っていたのか?助かったのか?恐る恐る目を開けるとそこには、ただただどこまでも青い空、広大な大地と大きな森が視界を一杯にする

横に倒れているバイクを起こしながらつぶやいてみた

「生きてる…が、どこだここはぁぁぁぁぁ!」

叫ぶとすぐ後ろの茂みからガサガサと音がなった、ビクリとしながらもそちらに目を向ける、そこには地球上ではあり得ないほどの大きな猪がいた

体長は余裕で3mは越すだろうか形を言い表するなら猪が近いかもしれないだけだ、だが俺の知ってる猪には角は生えてないし、牙もそんなに鋭くない…そんな猪が2匹3匹と茂みから現れたのだ

『グオォォォォォォ!』

あぁ、これヤバイやつだ、悟った俺はすぐさまバイクのエンジンをかけ、フルスロットルで逃げ出したのだ

まだまだ出したいことはあるので続きも見ていただけると嬉しいです。

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