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夏色観覧車  作者:
2/10

笑顔


俺はペンを置いた。

ふと俺宛てに手紙を書いてみたくなったから便箋を部屋中をひっくり返してでも引っ張りだしてきた。

まぁ、俺にしては出来がいいだろう。

開けるのは二年後だから内容は覚えてるだろうけど←


窓の外を見る。

さつきがふわっと髪を靡かせながら通り過ぎた。

……と思ったら後ろ歩きをしながら戻ってきていつものふわっとした笑顔を浮かべ俺に向かって手を振る。

少し照れくさくなって俺はあっち行けと手を振る。

そうしたらさつきはいつもベェーッと舌を出してどこかへ行く。

そんな行為がとても幸せに感じられた。


そういえば、さつきの誕生日近かったな。

なんて考えてたら何がいいかなーなんて考えて、あれ欲しいなんて言ってたなーなんて考えて。

はっと気がついた時には暗かったということがしばしばある。

結局、毎年さつきの誕生日にあげるプレゼントが思いつかなくて遊園地とか動物園とかになってしまうんだけど。

でも、さつきはとても嬉しそうな楽しそうな顔をして「このぬいぐるみが欲しい」って大きなぬいぐるみを抱えて俺の隣を歩く。


喧嘩も多いし、腐れ縁だし何かと「付き合ってるのか」とか「なんでいつも一緒なんだ」なんて皮肉が俺にだけ来るけど彼奴といると暇しなくていい。


夏祭り誘おうかな、来週のさつきの誕生日は水族館にするかな、ケーキ食うかな。

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