表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の山でデスゲームをするんじゃない  作者: 鍵っ子
俺が管理する山でデスゲームをするんじゃない
13/122

慣れてない物を扱う時は慎重に

 ……取り合えずゾンビとは呼んでるけど、それっぽいだけで此奴も生きてる生物、なんだよなぁ。この担いでるの。ったく、なんでこんなもん作り上げて、この山に解き放ったのやら、心底問いたいよね。実に迷惑。


「……ぐ、ぅる」


 あ、起きるな、ちょいと締め上げるから寝てろ……良し。しかし、あの豪華なの、最後までなんでそんな回収に拘ってたのやら。そもそも、拳銃なんてどっから手に入れたんだかも分からんし。なんなんだ、心身新進って奴ら。


「――ようやく、見つけたぞ牛面の怪物が。ソイツを放せ」


 ……はい。想定はしてました。施錠されていたところが開いてる時点でまぁ誰か起きてるのは察してましたよ。やっぱりケースの中身持ってるんだろうけど……あぁ~持ってる! ゴツイの! しかもバッグもある! まだなんかあるのかと!


「驚いたか? 拳銃だけじゃないんだよ」


 いや、それがあるのは驚いちゃいないよ。空のジェラルミンケースさっき見たからね! 中身がそんな軍隊とか使ってそうななんだっけ……アサルトライフル? だとは思わなかったけど! なんかシルエットがゲームとかで見た事ある奴と違うけど。


「此奴を使う事になるとは思わなかった。全く、仕入れたのに、万が一足がつくのは危ないから余程の事が無ければ使うな、なんてな……! まぁ、だがこれだったら文句も言われないだろうよ!」


 そんなんを向けられたら、流石に万歳せざるを得ない。


「……どうだ? 軍からの横流し品だ、お前みたいな化け物だって……一発だろうよ!」


 やべっ! 横っ飛び! 全力……! ……あれ? 音が全然……。


「……っ、あれ? く、クソどうなってる! ってしまった、セーフティ!」


 此奴バカだ! 自分の得物の使い方を分からないってか!? 使い方くらい理解しておきなさいよアンタ! いや分かってない方が良いけどさこの場合は。


「く、くそっ! そりゃあ拳銃くらいなら扱ったことあるけど、こんな銃をどうやって扱えって……こ、コレか? いや違う……あ、待て! 逃げるなお前! せめてソイツを置いて行け!」


 いやそれは駄目でしょうよ。そんな物騒な武器構えて寄こせとか不穏でしかない。


「というか、何かおかしいと思ったら、マガジンを装填してなかった……! セーフティ以前の問題だっ……! ちょ、ちょっと待って!、マガジンは何処にしまったか……そうだバッグの中に……有った!」

「――ゥゥォォオオオ!」


 人を目の前にして阿呆が! ゾンビもそんなに欲しけりゃアンタににあげちゃおうかな! という事で抱えて居る彼をフライングプレゼント! 落ちないように受け止めて差し上げてください!


「っひ!? な、投げ付けやがっ!? 此奴、マジで獣か何かか!?」


 獣じゃねぇわ! というかそんなもん持ってる相手にズカズカ近寄って殴り掛かれるかってんだ! 投げて欲しく無かったらその銃を降ろせ馬鹿野郎!


「っちぃ、マガジン一個しか出せなかった……落ち着け、怪物退治だとしてもビビるな……何のために此奴を持ち出したんだ俺。アレを確実に始末する為だろう。一手一手、確実に、やれ」


 ダメだね! 寧ろもっと焦って貰わないと困るんですよ命に関わるから! つー訳で突撃! うぉおおおおおおお豪華スーツ! 豪華スーツさんこっち向いてぇええええ!


「ぐっ、大人しく待ってくれる訳も無い……ゾンビの次は巨大な牛の怪物とは! 現実で再現して欲しくない類のゲームをやっている気分だ……掴まれたら、一巻の終わり」


 当たり前だろう! 待ってたらそいつにハチの巣にされてお陀仏なんだよ! この、逃げるなっ! ってバカバカこっちに銃口向けるんじゃねぇ! コンチクショウ迂闊に近寄れねぇ! お前の持ってるそれを三回位ぶっ放せば速攻で連載打ち切りに出来るだからな! 後、怪物って言うなお前! 


「く、来るんじゃないぞ……落ち着いて、落ち着いて……ゆっくり、嵌めるんだ……えっと、こうしてこうで……良し、嵌った!」


 っ! その一瞬銃弾を装填する一瞬が! 命取りだっ!


「くっ、此奴……は、放せ……俺はこんな所で、終わる、訳には……!」


 ヨシ確保ぉ! お前は主人公か何かかのつもりか! 頭を冷やせ、お前は犯罪者なんだよ! 大人しく捕まってろ! 動くなっ! 銃から手を放せ!


「こ、このぉ!」


――バァン!


「っぁ!?」

「――っ!」


 な、なんだっ!? いきなり肌が熱くなって……思わず此奴放しちゃったんだけど、今の音はまさか、俺がっつり撃たれたりしました?


「――セーフティ―――た……ははっ、――は運が――来――!」


 というか……耳が……全然聞こえねぇ……あ、ちょまってこっちに銃口向けんな! に、逃げないとヤバい、ハチの巣にされるっ!


「終――だ、――に行け化――!」


――バァン!


 っ……あ、当たってない! 痛くない……助かった……! でも、なんで?


「――な、んて衝撃だ……――ショウ、扱いなれてない銃火器使ったって、そう簡単に当たるもんじゃない……!」


 あ、耳治ってきた……で、そりゃあそうだろうね! 慣れてない人がいきなりデカい銃使ったってまぁ当たらないわな! 当たったら困るのでぜひそのまま銃の威力に翻弄されていて頂きたい!


「く、クソ……動かれたらダメだ、何とか、動きを止めなければ……!」


 誰がそう簡単に止まるかアホか! 普通に死ぬわよそんなもんでぶち抜かれでもしたら。こうなったら動き回って動き回って動き回って、弾が尽きるまで逃げて……!


「……ご、ずさん? なんか物音がしましたけど……」

「「!?」」


 ――有馬さん!? しまった、銃声で目を覚ましちゃったか!


「っ、動くな化け物! その娘を撃つぞ!」


グダグダ感を出しつつテンポよく、と言うのはほぼ不可能に近いですね!(難産)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ