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魔導蟲~始まりの物語~  作者: 七味とうがらし
7/10

旅費を稼がないと...

 稼がないといけなくなりました、防具の代金はミケーネから借りてるんだよ、金貨1枚ね、といちで利子が付くと言われて焦ってます、


 今日も仕事探してます、とりあえずギルドで仕事探します、討伐依頼がないか見てたんだけど、俺出遅れてるみたいだ、残りの依頼票が薬草採取だけになってた、5束セットで銅貨3枚だって、


 断念して昨夜の親っさんの店に行く、すると親っさん焼き印をたき火で加熱させてトンファ―とか木刀に焼き印押してました、


「昨日はありがとね、なんとか宿とまれたよ、 それでさ~親っさん、なんか仕事紹介してくれるとこ無いかな?」


「そうだな、知り合いのドワーフがいるからそこ 行ってみるかい?」


早速紹介してくれた鍛冶屋へ行ってみることに、そこでは武具を作ってる鍛冶屋でした ヴォ-レンってドワーフの親父がハンマー振るってたんだ、っで親父ハンマーを俺に渡して「ナイフを一本作って見せろ」と言ってきた、


 俺にハンマー持たせる前に魔法で金属を形成して焼き入れまでやっておきました20本ほど、即採用でしたコレ


 投擲用の短剣なんかをこんなに早く作るやつは見たことが無いとの事、まあ魔法で作ったからね、

気合い入れればもう少し作れるかなと思いながら歩合制で雇われることになった、


材料は親父持ちで俺は加工工賃を稼ぎ出す、投擲ナイフは定価一本銅貨1枚だその半分が俺の作業工賃一本作るごとに鉄貨5枚もらえる、俺は200本作って金貨1枚を得る、が利子の分と今日の生活費を稼ぐためもう100本程作って納品だ!これで借金は完済、こずかいも少し有る、


 他に仕事はあるかと聞くと剣を一振り打ってみろと言われたので普通のロングソードを作る、中級冒険者でも満足できそうな代物だ、

 

親父これを気に入ってくれたようだ、これも材料親父持ちで定価銀貨6枚で販売予定、ってことは一振り作ると銀貨3枚もらえる、早速10振り作る、これでしばらくは大丈夫かなと思い、俺は


「いよ~し みんな~ 今日はオレの驕りだ~」と言って酒場に繰り出す、従業員5名と親父さんと俺の7人で酒場に、いや~楽しいよドワーフみんないい奴ばかりだ、っでよく飲んだ俺とドワーフ達、よく見るといつの間にかミケーネも同流してたんだ、俺の妹だと言って紹介するもミケーネは殆どしゃべらず飲み食いするのみだ、飲んで騒いで金貨1枚と銀貨5枚だった、ドワーフと飲んでこれで済んだのは流石にドワーフご用達の店だとおもった、っで閉店まで騒いでたんだよな俺たち、


 翌日もヴォーレンの店で働く、昨日あんなに飲んだのに全然問題なく作業してるドワーフ、まあ俺も問題なく作業してるんだけどね、「親っさんのきょうのリクエストはなんだい?」聞いてみる


 

今日はクレイモアを作ってみてくれ、言われた俺はクレイモアを作る、兎に角頑丈なヤツをね、何処かの黒の剣士が使うようなヤツね、俺は親っさんから材料を受け取り魔法で加工して見せる、それを親っさん刮目してみていた、


 出来上がったクレイモアは販売価格金貨50枚の奴だ、って事は買取価格金貨25枚か、いい商売だ、俺は早速仕上げにかかる、


「どうだ親っさん売り物になるか?」


「かなりデカいの作ったな、使えるやつが限られるぞこれは、竜人位しか使えねえかも知れねーな」


俺は張り切りすぎたようだ、「じゃあ今の奴の一回り小さい奴だと幾らで買い取ってくれるかな?」


「この剣と同じ質であれば金貨40枚で売れるから金貨20枚で買い取るよ」とのこと


これでいけるな、親っさんから材料を受け取り早速俺は剣を作る、気合い入れすぎて作った剣はアイテムボックスへ、


売り物を作ってみた、我ながらいい出来だ、「どうだいこれは、」


「いい出来じゃねーかこれなら十分買い取れるぜ、早速代金を払うぜ」と言って金貨15枚渡された


「親っさん金貨20枚じゃねーのか?」


「おう、にいちゃんがさっきアイテムボックスに仕舞ったクレイモアの材料費はひかせてもらったぜ」


「しっかりしてんな、親っさん」


俺は金貨を受け取ってギルドに行く、さっき作ったクレイモアだ、竜人のギルドマスターに会う為だ、


いらっしゃいましたよ、ギルドマスターが、「ドライゼさんこんにちは!」明るく声をかける、


「おう、ミケーネの兄か、どうしたんだ?」


「実は俺魔法が使えるので商売を始めたんですよ、」


「どんなのを売ってるんだ?」


「武器屋は沢山あるから俺は完全オーダーメイドの武器専門店です、そうですね~ドライゼさんならこれをお勧めします、」


そう言って作ったクレイモアをアイテムボックスから引っ張り出す、


俺もホムンクルスなので楽々掲げてみる、それを見てドライゼさんが一言


「軽い材料で作ったのか、」とちょっとがっかりした様子だったが、


「うおっ、何だこの剣の重さは、軽々持っていたから空洞の剣でも作って持ってきたかと思っていたんだが」


ドライゼさんはそう言って剣をしっかり両手で持ち、軽く振っている、


「練習場で試し切りしてもいいか?」


「はい何でも切ってみてください、傷が付いたから買ってくれなんて言わないからどうぞ」


「ほう、余程この剣に自信があるのだな、では試させてもらうぞ」


そう言って練習場へ着くと試し切り用の巻き藁を用意する、


「ふんっ」と言いながら綺麗に巻き藁が切断される、


更に魔法用の的に向かって歩き出す、的とは言ってもただの岩である、あの程度なら行けると思い止はしなかった、


「うおりゃ」 気合い一閃 岩、簡単に切れました、


「うむ、重量があるから弾かれない、俺にとってはこの位の重さが丁度良い、気に入った、幾らだ?」


「はい、鍛冶屋では金貨50枚で売っているそうですが、それは武器屋に卸す価格、店頭売りだと金貨70枚だと思いますが、いつも妹がお世話になっていることですので金貨40枚でどうでしょう?」


かなりお得感を醸し出すセールストークをしてみた、


「よし、ではそれを貰おう、」


即金でお支払いいただきました、「有難う御座います、今ならサービスで銘を入れますよ、あと家紋とかあればそれも入れられますよ」とサービスで入れておいた、


「とても良い買い物をした、何か有ればジュンの事を紹介しても構わぬか?」


「是非ともご紹介いただけるとありがたいです」


「しかしお前たちが旅に出てしまっては連絡の取りようがないな、」


「それならばご心配なく、念話はご存じで?」


「念話が有ることは知っているが、」


【きこえますか~?】俺はドライゼを意識しながら念話をする、【目を閉じて俺の顔を思い出しながら何かを答えて下さい】


【こんな感じで伝わるのか?】  【はい俺から騙りかけた場合念話が始まるので定期連絡しますよ、そうすれば会話が出来ます】


「では俺の方からジュンには連絡を付けることが出来ないから定期連絡でやって行く訳だな」


「はい、週一で最初はやってみましょう」俺が提案する、


「ドライゼさんあとひと月はこの街で仕事してから旅に出ますよまだ必要な物とか揃えていないので、それまで念話の練習もありますしね」 俺はそういってギルドを出た、


 材料さえあればいくらでも商材が作れるからちょいと鉱山行って材料調達も有りだな、そんな事を考えつつヴォ-レン親方の鍛冶場に行く 「親っさんこの近くで良質の鉱石ってとれるのかい?」


「ああ色んな鉱床がここら一帯に走っていてな、儂らドワーフもそれでここに集まってる訳だ、」


「そうか、親っさんその鉱石のサンプルってあるかい?」


「出産地と名前が書いてあるサンプルリストがあるから資料小屋に行けばわかるぞ、」


「見せてもらっていいかい?」


「おう、見たらちゃんと片づけておけよ」


「了解した」


俺は小屋に行って鉱石リストのタンスを見る、そして片っ端から見ていく 欲しい鉱石の産出地をメモする、この世界の鉱石の名前が違うからちょっと苦労したが俺か何時もるかってる名前でメモする、


取り敢えず必要な鉱石はピックアップしておいた、それと魔石ってのがあったが俺もこれはどういう代物かわからなかったので親っさんに聞く、これは精錬すると魔鋼って金属になって魔力を帯びるらしい、


 これは面白いものが作れそうだな、取り敢えず俺は鉱石採取をやることに、ここで念話の練習、


【ドライゼさん今念話大丈夫ですか?】 


【ああ大丈夫だ、】


【ちょっと鉱山に行ってきますので今日はギルドに戻れません、ミケーネが帰ってきたらそう伝えてください、ではまた明日連絡を入れます】


【解った、伝えておく】


俺は早速鉱山に向かう、先ずは鉄鉱石だよね基本だから、魔法で鉄鉱石を集める、そしてアイテムボックスへ、今日一日でかなり回収できたまた街に戻るのもダルいのでここの作業小屋で厄介になる挨拶代わりに酒樽を一つ出してみた、えらく歓迎されたよ、流石ドワーフだ、


俺は明日採掘したい鉱石がどの坑道が出やすいのか、情報を貰った、その礼にもう一樽渡したら、秘密の鉱石の穴場まで教えてくれた、それこそが俺の探していた鉱石だった、それから一週間ずっと入りびたりだった、お目当ての鉱石は全て予定以上に採取出来たので俺は日課であるドライゼさんに連絡をする、明日ギルドに戻ると、


 ギルドに戻るとドライゼさんがやってくる、「ジュン念話は便利だな」と、いきなり念話の有用性について騙りだした、


んあ~魔法か~竜人の魔法使い、きっと最強になるんだろな~と思ったんですよ、モローに念話送ってみました、


【面白い竜人がいるんだけど、魔導蟲って移植出来るのか?】


【まだ竜人にはやったことないな、竜人の子はは消化器官と胃液が発達してるから魔導蟲の卵は消化されてしまうんだよ、それに個体数が圧倒的に少ないから儂の所に生きたヤツは来なかったからの~】


【じゃあ竜人がいたらやってみるか?】


【おお是非ともやってみたい】


【じゃあ決まったら連絡するよ】


「ドライゼさん、もしも魔法が使えるようになるって言ったら、信じるかい?」


「何を唐突に...本当にそんな事が...」


「出来ると言ったら?」


「やってみたいな」


「よし決まった、この事は他言無用でね、」


俺は早速モローに念話する、【モロー希望してるよ、何時にする?】


俺はモローの予定を聞く、2日後の昼には準備できるとの事だった、


了解の胸をモローに伝える


「2日後の昼から空いてるか?向こうで一泊して帰る予定なんだが」


「うむ、大丈夫だ」


「では2日後迎えに来ます」


俺はそう言って宿に戻っていった、


「今日はかなり稼いだぞ、ミケーネ、金貨50枚超だ」


「それと二日後モローの所へ行く、転移を使ってな、ドライゼさんを連れて行く」


「お前はここで待っていてくれ、翌日には戻ってくる、」


といって金貨50枚をミケーネに預ける、


「これはお前が管理しておいてくれ、俺が持っていると飲んじまいそうだ」


「わかった」


そして二日後






続く

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