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心のバイク  作者: ナツ
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心のバイク2

彼はどうやら身寄りがいないらしい。


最近定年退職を迎え、一人なにをしようかと考えていたらしい。


そこで私を見つけて一目惚れしたそうだ。


私はなぜ私を選んだのかと聞くと、




「僕と同じ古き者同士、絶対に楽しい旅になるだろうなとおもったからさ」




よくわからない。旅をするなら、もっと綺麗で若い娘と旅をしたほうが華があるではないか。


彼の考えることはよくわからない。




最初の旅は田舎の海辺だった。


夕焼けの中、私達は歩みを進ませる。




「やはり君は最高だ。これからもよろしくたのむよ」




彼は大層満足したようだ。


夕日を背に彼はにこやかに笑った。


私も心がとても満足だった。

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