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第1話  漫画家人生が終了しました。

深夜3時、静かながらどこか僕を急かす時計の針の音。そんな静寂な世界に僕は1人戦う。

え?何と戦っているかって?答えはシンプル、自分自身だ。自らの心と体力を犠牲に僕は戦う。

まあ、実際の事を言うと戦っている相手はもう1人いる。

〆切だ…彼はいつも僕をギリギリまで放置し、弱った心を殴りに来る。

ぼくの名前は望月千尋だ。職業はいわゆるニーt…じゃなくてプロの漫画家だ。

まあ実際やってることはニートと呼ばれる人達と多少にている。

ぼくの場合、〆切期間を一ヶ月としよう。その殆どをアニメやゲームび費やしている。

その為今のような状況になると、〆切くんが「後10時間しかねーぞ!」「おいおい〆切今日だぞ!」と急かしに来る。今日は〆切日。ただいまの時刻深夜3時20分。僕の恋人といっても過言ではない筆ちゃんがぼくから離れる。これすなわち…

「おわっっっっっったぞおおおおおおいいい!やったね筆ちゃん!悪の怪人〆切くんを倒したぞ!

これでぼくに平和が訪れるぞ!やっっほおおおおい」

 そんなバカみたく騒いでいるとバコーンと鈍い音が鳴る。

おとなりさんからの壁ドンアン⚪ンチが繰り出されたのだろう。いくら防音の部屋とはいえ、深夜3時30分に発狂でもすれば余裕で届くよな。これは明日、前方宙返り土下座をしなきゃいけないな。

そんなハードな土下座したことないけど…まあいいや寝ようかな明日は…今日は取材だしな。自分のベッドに付いて横になる。しかしなんででしょう?眠くなりません。そういや一つ心当たりが…

「レッ⚪ぶるぅぅぅぅぅぅぅぅ!↑」またもや叫んでしまう。これはもしや…

バンッバンッ 

うわあ壁ドンAnnパンチじゃなくなったよ。玄関前に…玄関前にぃぃ↑

恐る恐るドアを開けます。うわあ全然アンコじみてねえよ…

そこにはバイ菌男ですら震え上がりそうな、鬼がいた。

次の日…あの後僕は編集部に足を向ける。僕の担当さんが笑顔で出迎えてくれた。

守りたい…この笑顔。僕の担当さんは凄く美人さんで、話がうまいから、製作意欲が少しだけ出るのを感じる。原稿を担当のお姉さんに託し、今回の取材現場へ向かう。今日の現場につくと、自分の住んでいる町が田舎に感じられる程に発達していた。車通りも多く、たくさんのお店がある。

とりあえず自由時間なのでそこらをぶらつく。

細い路地に入り、絵になりそうな場所を探す。

そしてこの場所で運命の出会い(物理)を果たす。ブロック塀が多く視野が悪いこの道で、さ迷っていると、目の前にバイクが迫っていた。

凄くゆっくりに感じて、今までの人生を振り替える。いい忘れていたが僕は21歳だ

嗚呼…21年長いようで短かったよ。そう人生を諦めた刹那、からだの中心部に激痛が走る。次に意識が戻ったのは病院のベッドの中だ。体を起こそうと試みるがどうもおかしい『右腕に感覚がない』のだ。凄く心配そうに僕を見下す担当さん。

「いやあ。おかしいなあ、右腕に力が入らないや~」

 冗談抜きでまじで力が入らない。担当さんは悔しそうにしながらぼくに言う。

「残念ですが、もう先生の右腕が治ることはありません。漫画も描けなくなってしまったんです。ですから…先生はもう…」


「あははー困ったなあぼく、クビになるよね?」


「………………はい」


「そっかー…残念だなあ。もう自分の世界を作ることは出来ないのかあ」

 本当に悔しい、あのとき不注意だった自分を殴りたい

「それなら…方法くらいはありますよ」

 担当さんの声じゃない。音の発生源である入り口に目をやると、美少女がそこにいた。黒髪ロングで大きな瞳を持った、人形のような少女がこう呟く。

「あなたの漫画生活は死にました。殺したのは、私です。」

自分のやりたいように、書きたいようにをイメージした作品です。

ありそうでなかった、マンガ✖ラノベ、、、、これから書くのが楽しみです。

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