18 田中!女神の気働きにイチコロ!
田中 拓哉(17)顔面モンゴロイドの自称、イケてる高校3年生。
路地裏の女神(23)カフェ「エレンコ」の看板娘。
【ゲスト】
作者
饅頭屋長次郎 作者と中学からの友人
田中は、すでに売り切れたアップルパイのかわりに、 先ほど、追加された紫芋のデニッシュを、、、
~ここで少し、作者と友人、饅頭屋長次郎が、紫芋のデニッシュを食いに来た態で……… このくだり今日は、いらねぇわな。~
田中は、パンを選ぶフりしては、横目でチラチラ…… (女神は今日もキラキラしてるぜ) と、内心ニンマリしている。
~前回、作者は友人、伊藤とアップルパイの下りのおり、粗相したと書いた。
話に夢中で、ポロポロこぼしながら食べる悪癖なのだが、女神は、二度ほどしか店に行ったことのない作者を、この癖を覚えてい、
「いつも、ワンパクですね!」
と、静かに耳打ちすると、さっと、テーブルの隅に、ダスターと、イタズラっぽい微笑を残していった。 さりげない気遣い。
「田中がのぼせるのも無理ねぇ~や。あんな気働き出来る女はザラにいねぇ~ぜ、なぁ?伊藤」
「知るか!!それより、テメェ~食いもんの怨み~俺にアップルパイよこせ!!」
~マーガレットから女神に乗換えようとする田中は、案外女を見る目をもっていた。 と、言うところだろうか。
つづく。
KJラボ☆の連載もあるから、田中は、早めの更新です。




