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その質問に答えて、君

作者: 市原 琉稀

「いつからか」なんて


聞かれてもわからなくて


「どこがいいか」なんて


言われても知らなくて



ただただ、ぎゅっと締まるこの胸が、


「これが恋だ」と、


告げるのです。






「好きな人」なんて


認めたくなくて


「好き」になんて


なってはダメで



ダメで、それでも


大好きで、ダメで。



だから僕は、答えを探すの。


この気持ちの昇華を。


「1+1=」の答えより


「恋とは何か」のほうがあやふやのように


「君」と言う超難問な


その答えが知りたいのです




そうしたら。好きでいても、


いい気がするから。




この答え合わせ。お願いしますね、





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