表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
読書感想文"羅生門"  作者: 賀来麻奥
真・羅生門Ⅱ-2
35/40

真・羅生門=老婆現る=

 「で、どうするの」作中で一体この言葉が何回つぶやかれただろうか。作者はいい加減大学受験の勉強でもしたらどうなのだろうか。

 「勿論さっきの所に殴り込みだろ」

 「えー。寝よう」

 「帰る…あっ帰れないのか」

 「とりあえず他のところを歩く」一番最初か一番後ろのどちらを選んだらいいかな?しょうがないから田中と治虫がじゃんけんして田中が勝ったら殴り込みで、治虫が勝ったら別の方角に歩いていこう。


 「最初はグーじゃ…」何故詰まった?

 「後ろ…」怪訝な顔をして2人が指をさした。俺のちょうど顔から6センチくらい離れた場所だな。ふと振り向こうと思ったが、俺は前方に体を向かわせた。同時に脳の第6感が危険信号を点滅させた。

 スローモーション現象が起こり、自分が走っているのがえらく遅く感じた。スローモーション現象とは事故とかに合うとその瞬間はとても遅く時間が過ぎているような感じになる。実際は脳が危険を察知し体の生命維持活動を活発化させるために他の出来事に対して対処が遅れるのだ。今の自分の場合とにかく逃げると言うことでスローモーション現象が起きているのだ。


 しかし後ろから迫ってきたそれはとてつもない速度だった。一か八かでしゃがんでみた。その殺気を帯びた正体不明のオーラ的な何かを体全体で感じた。次の瞬間にそれは体の前方方向へと消えうせた。


 

 再び立ってそれを視界に納めた。それは…老婆だった。


 それも結構古い時代のボロ布のごとき着物をはおっている。


 田中と治虫の近くに布陣した老婆は物凄い形相で2人を睨んだ。他のやつと俺はいきなりの事で今度は体が動かなかった。


 

 老婆はわけも分からず刀を持っていてきりつけようとして来た。その時再び後ろで物凄いオーラを感じたが今度は恐ろしいと言うものを感じなかった。

 それは旭日だった。物凄い俊足で駆けつけてくるなり老婆をそのまま殴り飛ばした。自分は驚愕した。同時にそれが何であるかを理解した。


 マッキョウダー(エネジクトクリスタル)の力で強力と化した旭日の姿だった。前回通りパンチを食らわせるなり普通の旭日の姿になった。



 「老婆だと…」ここに至って嫌いな芸能人がスペシャルゲストとして出てきたよりたちが悪そうな人間が出てきた。ここで存在していた奴が機械化人だったことを考えても、ここでの存在は常軌を逸している。

  しかし老婆はムクリと起き上がりこういい捨てた。

 

 「お前達を殺す」WAY何故?



 その時脳裏にあの瞬間の記憶がよみがえった。


 「お前あのときの…」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ