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読書感想文"羅生門"  作者: 賀来麻奥
真・羅生門Ⅱ 
27/40

真・羅生門=8=

 壁を突き破って人がいた。どういうリアクションとればいいから分からないからとりあえず呆然と立ち尽くしておいてやった。すると本間が

「あ、なんかいる。人かな」喧嘩でも始めるんだろうか?だったら俺がいないときにしてくれ。

「お前らこそ人かよ」と壁の向こうにいたやつらが言ってきた。喧嘩が始まりそうだ。武田どうにかしてくれ。

「黙れよ!!」何これ?ああ。もういやだ。

「まあ喧嘩なんかやめて自己紹介といこうぜ」と音椰が仲介に入る。

「そうだね」向こう側の誰かが言った。向こうは3人いた。まずは体格が良いやつ。

「俺は、ゆゆ…裕次郎。田中裕次郎」と動揺しつつ日本人で最もポピュラーな苗字であった。そして身長がやや小さく童顔で目がクリクリしていて栗色のまあ、可憐な美少年は

「村崎治虫です」と答えた。

 そして眼鏡をかけて本間みたいな性格っぽい人物が

「宮元恭介」と答えたので俺らも自己紹介をした。


 

 さてさて5分たち先ほどまでピリピリしていたのが嘘のように仲良くなっている。7色イ〇コが面白いとか言う話だ。7色イ〇コの丸の位置を間違ってイのところにしてしまったから大変だった。危なくファンから殺されかねないところだった。ここまで話したらもう名前が分かって伏字にする理由がなくなったがあえてそうさせて頂こう。AKY(あえて空気読まない)でいこうではないか。いっその事AKY48でも創立しようか。

 

 余談はさておき本題に入ろう。


「で、藤原達はその意味の分からない生物を見て逃げてきたというわけか」と言ってきた。何で口数少ない俺が代表になってるのだろうか。まあ困ることはひとつも無いのだが。

「うん。なんつーか。背中から翼が生えて槍っぽいの持っていて…」脳内映像再生倉庫を必死にあさくって捜し求めながら俺は例の正体不明の"人間じゃない何か怖いやつ"について語っていた。ジェスチャーで少々伝わっているのか3人とも首を縦に振りながら聞いている。田中裕次郎とやらのあごがプルプル揺れているのが気になる。村崎治虫の髪の毛がサラサラ揺れているのも気になる。誰だよ、いまショタコンになったとかいった奴。


 さて宮元は口数が少ないからこっちは宮本たちと呼ぶことにするか。


 

 そこで宮元達はなにやらポケットの中を探り自慢げにきれいなものを出した。ダイヤみたいなものだ。宝石だ。

「凄い!ガラス玉」と武田があざ笑うような顔で見ていた。向こうが自慢げに急に出してきたとはいえ一回謝れ!

「いや宝石だと思う…」治虫が自信なさげに言った。なんか不憫だ。


 

 「それはエネジクトクリスタルというんだ」背後から言葉が聞こえた。俺はバネが足に装備されているように宮本達の方に飛び込んだ。

 出た。例の奴らだ。


 人間ではない怖い奴らだ。暗闇でもその化け物のような赤緑色の目はぎらぎら輝き逆に気味悪さを増やしている。


「それを渡してもらおうか。それを探していた」

 

 そいつは治虫の方に歩み始めた。

 中学校のころ考えた作品を少々変えているのは問題ないけど。これしっかり考えていたわけでなく、適当に書いていた作品なんだよね。

 大丈夫だろうか?

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