真・羅生門=Who is a traveler"崩壊編"=
現実世界に戻り俺は学校に行ってみた。4日に3回程度の割合で行く人間だ。やはりクラスでは浮いている。しかし俺と同じくらいの主席日数はいるのだがあつかいというのが違うというのだろうか?
いや単純に俺が話しに付いていけないだけだ。この年頃になるとクラスの話題は少数の確率で変な話となる。まあ単純に言えば18禁だな。
顔がましな程度の女がどうだこうだと話をすれば、それが気になっている女となり選択がエロイとなる。何が楽しんいだ?大体選択がエロイとか何を基準に言っているんだ。何が基準で俺が顔がまともなやつを言ってるかといえば席を覚えていれば良いという適当な決め方だ。それをむざむざまじめに話し合いするなよ。この話し合い見てたがなんか嘘臭かった。
「この話し合いの何が楽しんだ」何気なく俺が聞くと
「楽しいじゃん。他人のことが聞けて」と即答しやがった。
なるほど。でも俺はお前らの恋愛なんぞ知ったことではないのだが・・・そうだ!興味無い。
くだらんのでさっさと逃げた。
家に帰ると母親が目で伝えてきた。俺が受信したその目線は勉強しなさいよという暗号だった。否、平文だった。
こっちの世界に来たのがもしかしたら間違えだったのかもしれないと再度考えながら部屋に来たらやつが現れた。黒い奴だ。そうカサカサとしている…ゴキブリ!ではなく黒い例の悪魔だった。
「な…何しに来たんだ」もうこないと思っていたのに急にきたためびっくりした。
「俺はなお前に乗り移りに着たんだよ。悪魔はなお前みたいな人間のところに吸い付けられるようにいける。そしてそいつが望んでいる世界にいかせることに成功すれば契約もくそも無い」
「はぁ?!」少年が驚嘆の声を上げたときには遅かった。悪魔が風邪のごとく自分の体を多い視界が暗くなった。
「あのままあの世界にいれば俺があの世界を支配してるからそのまま勝手に変われたんだがな…。まあお前の体はもらった」少年は自分お体がとられたのにもかかわらず音が聞けることに違和感を感じた。
そして自分の意思でなく足や手が動く。その感覚がある。実に気持ち悪い。生き殺しだったが少年は無力で何も出来なかった。