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読書感想文"羅生門"  作者: 賀来麻奥
真・羅生門Ⅱ 黎明編
20/40

真・羅生門=Who is a traveler"葛藤編"=

少年が行った世界はまさしく天国だった。最も筆者は天国に行った記憶が無いので分からないため語弊があるかもしれないため、少年が望んだ世界としておこう。

 なんだか送られただけで気分が朗らかになった。そこは自分が望んだようになる世界だった。まるで自分が世界の中心にいるようだ。

 

 学校の友人とでもいままで一酸化炭素のごとく目に見えない邪魔者のように扱われていたのに仲間に入れてもらえたり、道で札を見つけたり、親が小遣いを増やしてくれたり、勉強に関しても

「自分のやり方で進めればそれでいい」と言い何も言わなくなったりしていた。


 そうかこの世界は自分で面白く出来るんだ。なんでもかんでもおもしろく作りかえれるんだ。

 少年はそう考えた。事実ジュースほしいなと思いつつ自動販売機の前を通ると

「君、ジュースいらないかい?間違えたの買ってしまってね」と声をかけて自分が好きなジュースを貰いえたりしたような感じだ」

 

 まあすべて望みどおりになるわけが無い。極端な夢として空を飛びたいとかは叶わない。そのかわり空を飛んでいるようなゲームがパソコンで出来たので満足した。


 こうして少年は悪魔が描いた"シナリオ"にドップリと浸かってしまったのだ。


「…フフフあの人間はすばらしいな」悪魔はただただ喜んだ。


 その夜少年は悪魔と会った。

「貰いに来たよ。それが許可されれば契約成功だ」

「ハハ…何を失うんだ。まあ一つくらい減ってもすべてが楽しいのだからかまわない」目は死んだような目だ。

「そうだ。君がいた世界を貰うよ」と唐突も無い言葉に少年は何か忘れていたような感覚に襲われた。

「契約終了は2日後だ。そこでこの契約内容を許可すればいい。お前ならどっちを採るか分かるよな」悪魔はそのように行った後視界から消えていった。


「…元の世界か」少年は呟いた。


 

 その次の日間は休みだった。少年は部屋で葛藤を続けていた。

 昔は楽しいこともあったじゃないか…でもあの世界は楽しくない時のほうが多かった

 前の世界がどうなってもいいのか…今のほうがいい。前の世界は関係ない


 葛藤を続ける少年はどちを選ぶのか分からない。

 少年はどちらを選択するのか?

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