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読書感想文"羅生門"  作者: 賀来麻奥
真・羅生門Ⅱ 黎明編
16/40

真・羅生門=遥かな旅路=

 あれから2年もの時間がたったのか。俺らは高校に入学した。あの事件以来空間管理局の方でいろいろ有り一時的に使用禁止になり、俺らが入学した5日後くらいにスタートした。

 利用者は減ったようだがまあみな他人事だろう。とか言っている俺らもたまにしているのだから懲りないというかなんと言うかもうどうでもいいんだろう。

 

 本間はお前そんなに頭が良かったのかといわんばかりの勢いで学年ベスト10位にはいるようになり、音椰は…裏切りものめぇぇ。彼女いらない同盟作ったのお前じゃん。


 で、武田は俺と同じく中間の順位で何をするわけでもなくブラブラしている。嗚呼、あの事件のときカメラを強制的に断ったがいっそのことしとけばよかったかもな。と、彼女と歩いている音椰を見るたびに5回中1回は思う。 

  

 さてそれはともかくだ、さっき空間管理局が再びサービスを再開したといったが、只再開したわけではない。新たなる機能を持たせて再開したのだ。


 一体感方ワープゲームだ。そのまま鬼ごっこやはたまたサバイバルゲームまでの幅広いジャンルを可能としたゲームだ。最初からこっちを作ればよかったのにとしみじみ思うね。


 使用方法は簡単。従来の空間ワープ用のベルトをつけてそれが利用できる操作をすればあら不思議。場所設定を選べばゲームスタートだ。武器は自分が所持しているのが使える。服装もそのままだ。

 もちろん管理局のほうに課金としてリアルマネーを出せば服装くらい変えれるが…。


 そして7月涼しかった季節からもうもうたる暑さが厳しい時期となりナメクジのごとく教室でぐったりとしていると、クーラーが付きみんな生き返る。そんな日々をすごしてもうすぐ夏休みというときだったかな。うーんちょうど音椰が彼女のボールペンのバネを盗んだといういたずらが徐々に大げさになり別れたころだ。まあお互い飽きていたのかもしれん。この季節での恋人喧嘩を乗り切れば大体1年は続くといわれているため、運命の人ではなかったんだな的な感じで俺達のところに舞い戻ってきた。


 課外が無い高校に入学していた俺らは昔のごとくダラダラ宿題は早くという作戦で行こうとし、早く夏休みになれとカレンダーを見て呪詛を吐き捨てていた。


 あのことが起きるまで何も変わらなかった。

 

 前回で終わらせようかな的なことを一月前から考えていたんだけど、続けるという事に。

 タイトルから離れてる?何それおいしいの?

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