真・羅生門=生への要求そして喜び=
試験でかけなかったお。大変申し訳ない。
βー3
その自動小銃の音は奇妙な音だった。同時にその音は男の狂った世界を破滅に導く否、終止符を打つものとなった。男が手を押さえて倒れた。銃は金属音をだして地面におちた。
男の右手は痙攣を起こしているようだ。「大丈夫か」銃を撃ったと思われる人がそこに立っていた。空間特殊勤務部隊の人たちのようだ。助かった…。この人たちがつかっていた弾は毒薬軽弾という意味の分からないもので、なんでも撃ってあたると大した外傷は無いが痙攣などを起こすらしい。
そんなことが出来るのかといわれても知らないが電子空間ワープとか言う超高等技術(?)を扱っているところに勤務している警備隊的なものだそんなものがあってもおかしくない。
音椰と本間がいる。うっ…少しずつ意識が薄れてきたようだ。まぁ武田もこれで大丈夫だ…。
αー3
「武田…お前大丈夫か」言葉がようやく出せたとはこのことを言うのだろうか?その時俺の頭にいろんな記憶が混ざってきた。__男が撃たれた…それから、いやその前に俺はその男に走って行って…頭の中を複数のなにかが渦を巻き滅茶苦茶になり、俺の意識は再び消失した。
αβー1
渦巻き状の何かが頭の中をぐるぐる回っているたのが解消した時には、俺は見たことが無いような天井を見ていた。"ような"というより"見たことが無い”と言ったほうが正しいかもしれない。
本間、音椰がそこにいた。
「お、目が覚めた」音椰が言ったのを聞くと本間が「ああ、ようやく起きたか」と言った。
「ここは」以下にも眠ってましたという声で俺は聞いた。まあ実際寝てたんだが。
「ここ?病院だよ」とやや笑みを浮かべながら本間が答えてくれた。「目が覚めたなら医者呼ばなくちゃ」といいながらナースコールのボタンを押した。
でまあそれからは分かると思うが、母が来て最終検査でどうやらこうやらで、空間管理局から見舞いが来て、警察まで来て事情調査(?)だったかな?を受けた。
細かく話してると日が暮れそうだ。で、まあ本当に日が暮れるころ武田とようやく面会できた。
入るなり武田は「やあ、大丈夫かい」「そりゃこっちが聞きたいな」と言い返した。
それでなんやかんやで9月1日始業式に出た。お互い軽傷ですんだらしい。電子空間ワープ管理局は1次的にサービスを停止した。
読書感想文?ああ8月31日バタバタ書いた。初めて最後の日まで宿題を残した。
それより夢の中(と思われる空間)で俺が書いた【誰もみな旅人】とは一体なんだったのか。今となっては知る術は無い。
10日も更新してないとはびっくり。