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読書感想文"羅生門"  作者: 賀来麻奥
新/真・羅生門
12/40

真・羅生門=悪夢の30分=

 銃口から1発の弾が飛び出て俺の髪を掠めた。

 銃口から煙がもうもうと出ている。殺される…。本間と武田は俺の右横1メートル地点に音椰は左斜め後ろにいる。

 とっさに俺の脚が右側に動いた。赤い線を引いた弾が俺の左を掠めた。

 

 「いいねー。もっと俺を楽しめさせてよ」男が不気味な笑みを見せた。

 

 武田は少し後ずさりした。音椰は…後ろにいるから何してるか分からない。


 「最後のトラップ電子妨害+α!」来ました本間のトラップ。


 「さあ今あの男の目は何も見えていない…10秒だけ。電子レーダーの動きも10分妨害できる。早く逃げろ」


 という前に全員逃走した。



 ここでベルトの電力がすべてなくなった。消音機能がなくなりたまらない。まあ俺はベルトがなくなったころから臭っている。

 さっきから鼻の刺激を探知する部分にゾウガメの甲羅の厚さ並みの板でも詰まってんじゃないだろうかと思うくらいにおわない。恐らくにおいに関する脳細胞がが死滅したのだろう。


 

 男から俺たちはただ逃げた。逃げるしか方法がなかったのだ。


 そして10分間がたった。


 「あいつはもうレーダーが使えるようになったかな」「多分ね」

 

 武田と本間が話しているのを軽く無視して全方向に神経を尖らせていた。


 【現代空間】


 現在10人前後が電子空間に閉じ込められていることが判明しました。後20分ほどで救出できると思われます。


 

 そのとき例の男の足音が聞こえてきた。

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