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給料日

作者: 豊田直輝

毎日が金欠であり

カツカツの人生を歩んでいる

そんな中でも唯一の救いの日は給料日

この数日間だけはゆとりのある生活が出来るんだ

「ならご飯奢ってよ。私はおいしい夕飯食べたい」

「あれ?真衣は働いてなかったっけ?」

「働いてるけど」

「自分の給料で食べればいいじゃん。」

「佐藤はわかってないね。人のお金で食べるから美味しいんだよ。」

「そんなもんなのかな。まあ今は金あるから少しぐらいなら奢ってもいいけど。」

「やったぁ!じゃあ天ぷらね!」

何度も言うが

余裕があるのは給料日後の数日間だけである。

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