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視聴天性  作者: おらた
国立魔法学院編 ━━第四部━━
37/168

勇者!最終戦闘決着?

 先導騎士とアレスは一対一で戦っていた。アレスはペン一本に対して先導騎士は魔剣に完璧な防御を誇る肉体と融合した鎧を装備している。誰から見ても圧倒的な不利さを感じるアレスなのだが、アレスは逃げようとする動きを見せない。逃げても無駄だということを理解しているのだろう。アレスは冷静さを欠くことなく、目の前にいる先導騎士を見張った。

「お前から倒してあげよう!さっさとその貧弱な武器で足掻いてみろ!」

 先導騎士による三連撃の攻撃がアレスを襲った。またしてもアレスは避けるものの先程の怪我で上手く立ち回ることが出来ない。

「厄介だな…。どうにかしてこの状態を変えないと…」

「おらゃ!」

 先導騎士は容赦せず、アレスに攻撃を撃ち込んでいく。

「あっ!!」

 アレスは後ろに壁があったことに気がつかず、追い込まれてしまった。

「カキーン!!」

 先導騎士の魔剣は勇者祐司の剣によって跳ね返され、先導騎士に生まれた隙を見計らって、祐司は持っていた剣を先導騎士の顔面に突き刺す。

 先導騎士の顔面は血だらけで先導騎士の顔は徐々に青白くなっていき、意識を失うとともにゆっくりと倒れていく。

「やったか?」

 先導騎士に動く様子はない━━━。少しの間膠着状態が続き、先導騎士の反応を棒立ちで探る。すると、騎士団のいる場所では魔兵士は消滅していき、それとともにアレスと先導騎士の身体が四散していく。

 ━━━俺はここで終わりのようだ…。先導騎士のいないこの場所で勇者達の目的は達成され、俺の役目を終えたからだろう。

 また、あの牢獄に戻ると思うと少し寂しさを感じてしまう。

「平斗!バイバイー!」

「これまでありがとう!アレスー!」

 平斗は少し泣きながら小さく手を振った。アレスは振り返すように大きく手を振って四散していった。

 意識は見覚えのある場所であった。

 ━━━やはり、この場所に戻るか…。

 勇者は今一度、置かれている現状を再確認する。前の勇者が住んでいたことを思わせる寂しく残った生活感、ライトだけしか明かりのない暗い部屋。まだ先程までいた世界の方が生きやすい。

 勇者は先程の世界で変化したスキルを確認を始めた。

「一つの世界を救った勇者達はどうしてんだろ~」

 勇者が先程までいた世界の中を視聴しようとするとそこには「このライブは削除されました」と書かれているのみになっていた。

「······クリアした世界は視聴できないのか…」

 勇者は視聴スキルのタブをいじっていると新着の勇者のライブが出てきた。

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