表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
視聴天性  作者: おらた
国立魔法学院編 ━━第三部━━
23/167

勇者!合同訓練に参加する。 序章

 その中に1人の男子生徒が入ってきた。

「おはよう!アレスくん!それとミレトアさん…?」

 不思議そうな表情を醸し出すフェトに事情を伝える。

「···ってことだよ!」

「な〜んだ!朝から学院中が大騒ぎしていたから、アレスが何かしたのかと思ったよ…」

 ━━騒動、どういうことだ?

 腑に落ちない様子のアレスを見て、フェトはこれまで起きていたことを話す。

「ミレトアさんって結構男女問わずにモテるんだよね〜。だから、アレスが朝からミレトアさんと登校してきたところを見た生徒達みんな驚いてたんだよ~」

 ━━ミレトアさんってそんなにモテるんだな〜。

 アレスは興味がなさそうな顔をする。

「ミレトアさんってどれくらい強いんだろうね?」

「確かクラス順位は一位で学年順位は7位だったっけ!」

「それって結構強くない!?」

「成績優秀の貴族令嬢ってもう反則級だよね~」

「さっきから何でそんなに落ち着いてるんだ?」

「僕だって驚いていたさ!でも、昨日驚きすぎて今は落ち着いてる感じ…?」

 ━━俺もこういう風に慣れると良いが…。

「それより9日後にある勇者御一行との合同訓練、裏では勇者軍選抜の選出するための機会とも噂されているらしいよ…!」

 ━━それは絶好のチャンスではないか!勇者を圧倒する力を使えばきっと軍に選ばれるはず!

 良い話を聞いたアレスは表情に出るほどの喜びを感じた。

「それなら俺らも頑張らないとな!」

「そうだねアレスくん!」

「そうですね!アレスさん」

 話を聞いていたミレトアもやる気のようだった。

 アレスとフェト、ミレトアは数日前には考えられないほどに仲良くなっていき、毎日朝と放課後は共に帰り、学院にいる時間も休みの時間があるたびに話している。

 そんなことが続くといつの間にか勇者御一行との合同訓練当日になっていた……。

 合同訓練の集合場所は国立騎士団の練習場。

 国立騎士団の練習場に着くともう既に十数人は練習場で素振りや剣義の構え方の練習をしていた。

 ━━━みんなやる気なんだな〜。やっぱり勇者と共に戦いたいんだな…。

 過去の記憶を思い出してもこんなに勇者に協力的な世界は記憶にない。

 アレスも日課としてやっていることを始める。

 ━━━まずは素振り。一回一回真剣に振るだけだが、これだけでも体力を結構使う。

 次に魔力操作の練習。体の魔力回路を意識して少しずつスピードを上げていく。それを10分やり続ける。

 集中すると時間はあっという間でもう合同訓練の時間になる。

 練習場では全クラスがクラスごとに分かれ、先生の指示に従う。

「お前ら!予め言っとくが勇者御一行様の失礼に障ることはしないこと!勇者様はこの国を救うために呼ばれた異世界人であるため、私達の常識が通用するとは思わないように!」

 エリス先生はいつもより張り切っているが少し空回り気味である。

 その時だった…。大きな門が開き、重々しい鎧に研ぎ澄まされた剣がキラキラと輝く。

勇者とその仲間が登場したのだ━━━!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ