5初めての朝
ちょっと日が飛んでしまいましたが、これからもよろしくお願いします
「ラルフ様起きてください。」
子供の体になってしまったからだろうか、急激な眠気で寝てしまっていたみたいだ。
「わかったよ。早く支度しろよ。」
せっかく起こしてくれたメイドに、この口調で言うのは少し心が痛むな。
顔を洗いにいったが、鏡にうつった自分は、
いつもの自分とは違い少し小太りだから、違和感を感じた。
(そういやこの魔導書サイレントモードと透明化があったしオンにしておこう。)
〚サイレントモード・透明化のモードオンが開始〛
記憶をたどって食堂に行ったが、男爵の家なだけあり、とても広かった。だがやはり女遊びや金遣いか荒いクズな父親のレイカルト・メイ・カイルドはいなかった。やはりこの親にこの子ありである。
食堂を一回り見ていたら豪華なご飯が運ばれてきた。
「おい!早く運べノロマ!」
少し荒々しい口調で言ったがすぐに運ばれてきた。
(このご飯美味しいな。)
食堂の大きさに比例してご飯は美味しく、
すぐに食べ終わった。
(いつもはこのあと領内に散歩に行っていたようだし散歩に行こうか。)
「おいグズども連れを用意しろ。」
「は、はいわかりました。」
そうして外にでた。意外にも領地は栄えていた。町並みが昔の洋風の町並みでレンガの家が多かった。そこで感動しながら歩いていると、みんな怖がった顔で逃げていった。というのも実はこの体は前領民に難癖つけて領地から追い出したりしていたようだった。
────そうしていつもの散歩コースを歩き終わり次第自分の屋敷に帰り、我儘をいいながら屋敷いで勉強していると魔導書が光だし、開いた。
〚スキル:自動適応が発動し新たな固有職業の称号収集家 植物収集家 鉱物収集家…………
古代物収集家が作成され獲得総合化 収集家へと総合化 収集家を獲得収集家収集家獲得と共鳴し世界の本が拡張されました世界の本〛
いきなり頭がパンクするほどの情報が目に飛び込んできた。
(どんな拡張をされたんだ)
そんなことを考えていたら本当に欄に収集情報というものがあった。そしてそれをタップしたら、収集覧というものが書かれており、その下に古代物や植物、鉱物まであった。またそれをタップするとシルエットの形だけの標本的な物が載せられていてまたそれをタップしてみるとUNKnowと書かれているところもあるがどこにあるかの地図もあった。
(これだよ、これが欲しかったんだよな!!)
内心ではとてもよろこんでいたそして勉強が終わったら睡魔に襲われるまでずっとその収集情報を見ていた。
今までは収集家らしきことをしていなかったのですがそろそろこの物語の主人公は収集を始めます。
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