2 本題
「本題?」
「君には世界の管理を手伝ってもらいたい。」
「はぁ?そんなの俺にできるわけないだろ。俺は一人の無力な人間だ。」
「最初にこの空間に来たときにその魔導書に新たな身体への引き継ぎとか書いてあっだろう。」
確かにそんな事が書いてあった気がするが、その後の気持ち悪さ諸々で覚えていなかった。
「手伝ってくれるのかい?」
「受けてもいいが、条件が3つある。」
「神様に条件を提示する奴なんて君ぐらいしかいないけど、まぁいいでしょう。それで条件はなに?」
「まず1つ目だが自分の部屋が欲しい。コレクションを大量に飾れるぐらいの広さで。」
「そういえば君はコレクターだったね。」
「2つ目は能力を引き継げるようにしてほしい。」
「3つ目は持ち物を持ってこれるようにしたい。」
「2つ目はいいけど、3つ目は世界に影響を与えるとだめだから持って帰られるものの数は限られるけどいい?」
「いいよ。」
「じゃあ契約完了だね。」
その瞬間自分の何かがとても光って、本がまた独りでに開き出し説明が書かれていた。
「その魔導書に色々書いておいたから。読み終わったら、君のステータスを確認してね。本に機能追加しておいたから」
本を見たら本当に追加されていたからステータスをタップしたら本がめくられた。
〚名 ?
種族 準神
スキル 自動適応 武器召喚
グレートスキル 万物創造
オプションスキル 管理状況把握
称号 〛
「管理状況把握って何だ?」
「僕の手伝いの達成状況とやることが書いているやつだね」
いきなりステータス見せられて見落としたが
俺の名前のところが ? になってるって、
まぁ、新しい体に移ったしこうなるのはしかたがないのか?
「次だけど、君の条件の中の部屋の紹介だね。」
指でなぞるように空間にマルを描くとそこが暗く穴が空いたようになった。
「この中に入ってみて。」
穴の中は真っ白で、百メートルぐらいの正方形の中みたいだった。
「拡張もできるからそこはお好きにしてね。」
「どうするんだ?」
「その本に念じればできるよ。」
(直径五十メートルになれ)
念じたとおりに直径50メートル位になった。
しかも、気温も調節できるようだ。
「見終わった?」
「ああ、 見終わった。」
「それじゃあ、今回の手伝う内容を言おうか。君には最初の雑魚貴族になってもらい、
世界のストーリーの手伝いをしてほしい!」