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壊レタ技師ト壊シタ使用者  作者: 塵無
壊レてかラ 01 スタンド町
34/42

黒霧産物とノ戦イ方

昨日一日のPVが初めて100オーバーしました、閲覧感謝


投稿予定5分前に書きあがりました、明日も何とか頑張ります

また区切りを考えて次話に持っていきたかったので、今回は長めです

前回から何話か空いたのでまた用語にルビを振っています

 目的がはっきりとした上で速度を出した車は、本当に速く予定の場所に着いたと錯覚させる。シンヤたちの少し先には、遠くから捉えた通り人型の黒霧産物(ミスティーク)が一体。途中から新たに存在に気づいた数匹の魔物の姿も見える。


 ケイザンは相手の敵視を取らない程度の距離まで近づいて車を止めると、後ろの三人もそれに合わせて荷台から降りた。


 敵が近いからか、アムとヒューイは降りてすぐに背中のシールドをそれぞれの腕にはめる。劣歪兵器(ロゥギィア)のアムのシールドには太目のチェーンが巻き取られているホイールが付いている。取り付ける音も重々しい。


 そんなアムの気を知ることも興味もなく、シンヤは伸びをしながら初めて乗った車と体で受けた風の間隔を思い出していた。


「あー、楽しかった! これがしばらく続くんだね! アハハハ! 楽しみだなぁ!」


「オイ、獲物が目の前にいるのにはしゃいでんじゃねぇ! 向こうが気付いちまうだろうが!」


「アム、声が大きい」


「んだとコラ!?」


「騒ぐなバカ気づかれ……たわ。いいね、サイコーな始まり方だ」


 今のやり取りが耳に入ったのか、大型犬の魔物が数匹、シンヤたちに気づきすぐに駆け出してきた。残りの魔物や人型も間もなくこちらに気づくだろう。


「おいうるさかった二人、責任取ってお前らだけで何とかしな」


「オレらかよ!? クソっテメェのせいだぞ!」


「んー? アハハハ! いいんじゃない? 殺しちゃえば」


 魔物に殺されるつもりのないシンヤはそう言って三度(みたび)四度(よたび)と自分を怒ってくるアムに笑う。


「あれだけの数だったらアムだけで殺れるか。行けんだろ?」


「あぁ!? 当たりめぇだ! オレ一人いりゃいい! ガキはすっこんでな!」


「え? そう? アハハハハ! じゃあよろしくねオジサン!」


「オジサンじゃねぇ!」


「アム、そろそろ用意しないと間に合わないだろ」


「わーってるよ!! ったくよ! 揃いも揃ってうるせぇったらありゃしねぇな!」


 大きな文句を言いながらも、思ったより近づいてくるのが早い魔物に内心焦りを感じるアム。だが体に染みついている攻撃までの動作には焦りを見せず、心の中で自身を鼓舞(こぶ)する。


 シールド裏に備え付けている横向きのレバーを引くと、半円型のシールドの曲線側全体から刃が現れる。次にホイールに備わっているレバーを引いてストッパーを外し、シールドを両手に構える。だが敵の攻撃を防ぐための構えとは異なっている。


 小型の魔物は大抵が数匹の群れで襲い掛かってくる傾向があり、今回も同様だ。都合が良い、まとめてやりやすい。


「そぉぉらぁぁっ!!」


 限界まで捻った上半身を戻すと同時に両手を勢いづけて前に投げる。ホイールのチェーンが激しい金属音を鳴らし、刃を見せるシールドが魔物の群れに飛んでいった。


「ギャウウンッ!」


 魔物の一匹にシールドが当たり、刃で胴を切り裂く。アムは手ごたえを感じるとホイールのレバーでストッパーをかけながら群れに突っ込むと、地面に落ちたシールドとを繋いでいるチェーンを掴み振り回した。


「うぉらああぁぁっ!!」


 自身を中心として出来上がる黒鉄(くろがね)の渦。その端にあるのはシールドというよりも重量を帯びた断首刀(ギロチン)に等しい。


「ガウォッ!」


「ゥワブフッ!」


 あらゆる物を切り裂く鉄塊を喰らった魔物は、みな肺を潰されて出てきたような声を上げて体が千切れ、吹っ飛んでいく。


 全ての魔物に攻撃が当たり倒れたのが確認できると、誰一人として立ち入らせないでいて凶器の回転はゆっくりと速度を落とていく。


「どうだケイザン、ヒューイ! やってやったぞ!」


 再び地面に音を立てると、アムの腕にあるホイールのクランクを回してチェーンを巻き取っていく。投げ出された時同様、一々巻き取られる度に重厚な音を発する。


 一番手を任されて問題ない結果に勝利をあげるが、ケイザンは煙草を吸いながらそれを否定する。


「よく見ろ、まだ生きてんだろ」


「あぁ!?」


 ケイザンが顎で示した先に、致命傷には至らなかった魔物が一匹立ち上がっている。刃は入り血を流して今にも倒れそうだが、死ぬまでにアムに一撃を喰らわせられる距離ではある。


「チッ!」


 チェーンを勢いよく引っ張りシールドを両手に握ろうとした時、魔物の額に刃が生える。


「!」


 一瞬何が起きたか分からなかったアムが左右を見回すと、青いグリップを握っていたシンヤが目に入った。とどめを刺しただけではあるが初めての魔物討伐。しかしその表情には特に変化はない。


「……あれはテメェか」


「結構面白い武器だね! それ! 見てて楽しかったよ!」


 アムの質問に答える代わりに、トリガーを引いて刺さった刃をグリップに戻す。単純にグリップとアタッチメントを接続させるのではなく、磁力と魔力を用いて疑似的に接続させている刃は、グリップに収まった時も音はない。


 ケイザンがそれを見て片方の眉を吊り上げ、内心小さく感嘆(かんたん)する。射出もグリップに戻る速度も中々早く武器の性能も悪くない。成程、ヒヨコにしては中々の(くちばし)を持っている。


「ケイザン、気づいたみたいだ」


 ただ一人離れている残りの敵に注意を払っていたヒューイが告げる。ぎこちない歩き方と四足の走りを見せて自分たちに近づいてきていた。魔物は四匹、人型より早く着く速度だ。


「二、二でやるか。ヒューイ、そっち側任せた」


「分かった」


 ケイザンは今日何本目かの煙草を取り出し、ヒューイは背中のシールドを腕に付けて構える。


「ギャウギャウギャウ!」


「グゥワウゥ……」


 シールドに魔力を通すと、平らだった前面から無数の突起物が出現する。襲い掛かってくる魔物をまとめて仕留めるよう横に構えた。


「ンー……フンッッ!」


 魔力によって威力を上げた上での突撃が繰り出される。二匹は頭から幾つもの突起物と衝突し、首が曲がり不自然な声を上げる。


「ガワゥッ!?」


「ブファウッ!」


 倒れた二匹の頭上で、ヒューイが既に腕から外したシールドを掲げる。二匹の行く末は誰の目にも明らかだったが、自分たちの前も上も見られていない当の魔物だけがそれを把握できなかった。


「ンー……ソォアッ!」


 突起物の出ているシールド前面を下に向け、力任せに地面に叩きつける。今一度激しい衝撃を体に受けた魔物は、そこで息絶える。


「フーッ。こんなものかな」


「へー、おんなじ兵器でも全然違うんだねぇ! アハハハハハ! 面白いよ!」


 魔物二匹を仕留めたが残っている魔物は勢い衰えずこちらに向かってくる。


「おいケイザン! 何してやがる! 早く投げねぇか!」


「うるせぇなぁ。もうやるから黙ってろよ」


 気だるそうにアムの野次に答えながら、腰の右側にあるシザーケースに手を入れる。空間圧縮器(アンビュラ)となっているケースから取り出されたのは彼の服装と同じ黒のボディに白のラインが入ったダーツの矢だった。


「えー……っと、ここあたりでいいか」


 煙草を吸いながら数歩横にずれてちょうどいい場所を探し、その場所を数度踏みつけて足場を確認すると、乱暴に右手に持ったダーツを投げる。


 小さなダーツの針先が魔物の首に刺さったと思った直後、小さな爆発を起こした。


「ハイ次」


 再び右手に持ったダーツを残った魔物の腹に投げる。思った所より少し外したが問題ない。喰らった魔物はその後に発生する爆発を至近距離で受け、抉れたような火傷を残して絶命する。


「うし、あとはアイツか。アム、防御頼む。俺とヒューイでその後仕掛ける」


「おう!」


 魔物を倒しても一段落する間もなく、目の前まで人型が不気味な歩き方で近づいてきている。再び自分の意識を高めるアムがシールドにあるレバーを一つ操作して刃を引くと、別のレバーを引いてシールド下部の後ろ側から金具が突出させる。敵の攻撃や突進に対し正面から防ぎつつも、弾かれないようにシールドを地面に固定するための物だ。


 ケイザンとヒューイは敵視を取らないようにアムのすぐ後ろに移動する。


「オラァァッ! コッチ来いこらぁ!」


 シールドを雑に叩き近づいて来るこちらだと示すと、鬼は見事に音の鳴る方へと歩みを向ける。これが人型の化け物でなく年若い女だったらどれほど良いだろうかと、鳴らす当人は顔に場違いな愁苦(しゅうく)の色を見せる。


 とても煩わしく、今すぐ止めろとその身で訴えているのか、歩む速度が著しく早く感じる。それで良い。さっさと終わらせて次に行きたい所だった。


 足を引きずるようなぎこちなさを見せての歩みから、腕を振り上げてそのままシールドに叩き落とす。少し角度をつけて構えていたシールドが、衝撃の瞬間一気に重くなった。


「ぐぁっ! っつあぁ!」


 アイリは愛用の大鎌で瞬殺していたが、本来人型の討伐は簡単とは言えない。やや鈍重(どんじゅう)でありながらも、それを犠牲にしての攻撃力は補って余りある。中途半端に軽い攻撃を与えてものけぞることはなく、普段の動きから高をくくって油断した結果、遺骨と遺品回収の対象となった者は多数に渡る。


 ましてや中位(フォース)使用者(プレイヤー)の盾役ともなれば、対黒霧産物に於いては防御することが前提となり、攻撃を防いだ隙に仲間が反撃という流れが定石になっている。繊細とも臆病とも取れるアムの性格上、その定石が輪をかけて意識にしっかりと根付いていた。


 だがそれ故に防御の体勢がしっかりと取られることで、シールドと自分を襲うのは重い衝撃に留まりダメージはほとんどない。


 決して彼らが手こずっているのではない。アイリ自身のポテンシャルが高いのであって、寧ろこれが黒霧産物との最も基本的な戦い方になっている。


「ンー……フンッッ!」


 雄叫びの代わりに立てる声と共にヒューイがシールドに魔力を流すと、シールドの上端(じょうたん)から太い槍の穂が飛び出す。力強く地面を蹴って魔力を込めた穂を突き出すと、ゆっくりとした動きに攻撃したばかりの人型はその一撃をもろに喰らい、脇腹をごっそりと持っていかれた状態で足をもたつかせた。


「二本行くぞー、離れてろよっと」


 文末を言い終えると同時に、ケイザンがダーツを二本同時に投げる。顔と胸に刺さったダーツは魔物同様、刺さった相手に爆発の熱と衝撃を与える。二本ほぼ同時に刺さり相乗効果で大きくなったそれらは、人型を地面に突っ伏させるのに十分だった。


 人型が倒れてから数拍、固まっていた黒霧(ミスト)が霧散し散らばっていくのを見て、やっと倒したと判断する。後には小さな黒い球体が一つ。今回の依頼ではこれが幾つ集まるのだろう。


「まぁこんなもんか。おし、回収したら次行くぞ」


 ケイザンが黒い球体を取り、アムとヒューイはナイフで魔物の死骸から魔石を取り出している。魔石回収は二人に任せて車へと向かっている所に後ろから聞こえてくるもう一組の足音。


「ねえねえ! ねえオジサン! 今の超歪兵器(ディルギィア)だよね? まだあるの?」


 見ると親鳥の後をついていく(ひな)のように、ケイザンの後ろから武器について聞いてくるシンヤがいた。親鳥は少し鬱陶(うっとう)しそうにあしらう。


「あぁ? ああ。普通の弓矢や銃の弾と同じ消耗品だからな。まだ空間圧縮器の(こん)中に入ってる」


「フフフフッ! 楽しいなぁ! 一日でこんなに新しい超歪兵器や劣歪兵器を見れるなんて初めてだよ! オジサン! 超歪兵器見せてもらっても良い?」


「そうかー楽しくて何よりだなぁ。あとオジサンって言うんじゃねぇ、俺はあの二人より若いんだ。オニイサンにしろヒヨコちゃん」


 シンヤの発言を訂正させつつまたヒヨコと呼ぶ。今ほどその呼び名が似合う状況もない。


「オニイサン! 超歪兵器見せてもらっても良い?」


 だがシンヤもそれに構わず呼び方を変え同じ要望を繰り返す。その部分を無視した時点で察して欲しかったと思っていたが、彼には到底無理な話だった。


「敵の始末に行く中で渡すワケねぇだろうが。終わったら貸してやるから黙ってな。ああそうだ、技師(マイスター)のオッサンにも追加注文しねぇと」


 言質を取れたからか素直に荷台に乗り込むヒヨコを横目にケイザンが端末を取り出し、いつもダーツの製作を依頼している技師に追加を頼む。自分が好きで選んだものだが消耗品の兵器は金がかかる。


 運転席で話が終わり端末をしまうと、車の揺れが二度起こる。魔石の回収も終わったようだ。それを知らせるように荷台の横を叩く音が二度聞こえる。


「よし、行くぞ」


 再び車を起動させてアクセルを踏み込む。燃料がガソリン、電気、魔石のハイブリッドタイプの車は静かに動き出す。


「出だしとしては悪くないな。このまま行ければいいんだけど」


「オイ小僧! テメェも魔石回収しろよ! ナイフ持ってんだろうが!」


「何? やって良いの? アハハハ! ボク初めてやるよ! 次やってみるね!」


「お前本当初モノが多いな! 何してきたんだよ一体」


「そりゃあ技師は魔石回収しないからな」


 ヒューイの指摘に「うるせぇ」と小言が飛ぶ。拠点の時から一人騒ぐ機会の多いアムだが、またも空しく響くだけだった。




 二時間ほどが経過し、シンヤたちはちょうどスタンド(タウン)とモーリー(ヴィル)の中間に差し掛かっていた。あれから人型を三体ほど、十匹前後の魔物を先と同じ戦い方で退け、助手席に置いてあるハンドバッグ位の大きさの空間圧縮器に球体と魔石を入れている。


 確かに決して少なくない数ではあったが、シンヤも含めて四人で進めているからか進捗としては予定よりも良い方向に進んでいる。


 今いる場所は行きのルートの半分、つまり全体の四分の一にあたる。雑な計算だがこの速度で続けられれば四日で終わる。多少のイレギュラーが発生したとしても一日、多くても二日を割り当てれば十分だろう。


 そう、余程想定外の事態が発生しない限り――。


「よし、距離も進められたし予定してたノルマはこなせた。今日はそろそろ終わりにするか」


「やっとかよ。割の良い仕事とはいえ流石に疲れちまうぜ」


「まあそんなこと言うなよ、問題なくこなせば報酬だってたくさん……」


 先に得られるだろう少なくない金額を想像しとろけそうな顔をしかけたヒューイの耳がピクリと動く。


「待てケイザン、足音が聞こえる」


「あ? どこだよ?」


「多分岩とか瓦礫の陰に隠れてて見えないんじゃ」


 そう返しかけたヒューイの言葉が止まり、表情も固まる。


「お、オイ、どうしたんだヒューイ」


「シッ!」


 心配して声をかけてくるアムを静止させて耳に意識を集中する。数秒後、その声と顔は一気に焦燥に染まる。


「! 何てことだ……」


「おいヒューイ、アレか? アレのこと言ってんのか?」


 運転席からの声に反応して示された方向を見ると、聴覚だけでなく視覚でもその存在を捉える。


「……ああ、あれだ。魔物のような軽い足音じゃない。それに人型のような引きずるような歩き方でもない。それどころかこっちに気づいて凄い速度で走ってきてる」


 魔物でもなければ人型でもない黒い影。ならば答えは決まっている。


「ああああああ……喜べお前ら、初日からハッピーな出来事が起きた。間もなく異常個体とのご対面だ」


 諦観(ていかん)を漂わせる軒昂(けんこう)に、もはや誰も乗ろうとしない。ただ一人、シンヤのみが興味津々に自分たちに迫ってくる影を直視している。


「え? 異常個体? あの黒いのが? そうなの?」


「何でオメェはそんなに楽しそうなんだよ!」


「おー(はえ)ぇ速ぇ。もう姿が見えてきやがった。……ヒューイ、あれお前の親戚か?」


「生憎黒霧産物に知り合いはいないな」


 遠くにいた黒い影は瞬きをする間に鮮明な輪郭が見えるほどに距離を縮めていた。立った耳に突き出した鼻、黒霧で全身を構成されているためまだ分からないが、おそらく得物を見つけたと口を開けているのだろう。


 これ以上走行を続けていると衝突しかねない。ケイザンはブレーキをかけて車を降りると、すぐに双子に臨戦態勢を取らせた。


「……クスクスクス、ハハハハハハハハ……」


「オイガキ、テメェ気でも狂ったのか! 何笑ってやがる!」


「アハハハハハ……アハハハハハハ! いや、だってさ! さっき言ったことを思い出さない? オジサン!」


「ハァ!?」


 丸刈り頭の毛が逆立たんばかりの激憤(げきふん)を受けても尚、シンヤは白髪を揺らして歓喜とも言える表情をしていた。


「だから言ったじゃないか! ボクが「運が良い」ワケないんだ! 逆なんだって! アハハハハハハハハハハ!」


 シンヤの呵呵(かか)を聞いてなのか、四人から少し距離を取った所に、大きな狼の姿を(かたど)った異常個体、【ケダモノ共(バイスト)】は静かにその足を止めて立ち塞がった。

熟語を多用した話でした、意味は気になる方はお調べください


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