そして誰もいなくなった2
きにするな!
注意 この小説は前回の別End作品です
前回にはBad endを投稿してありますよかったらそちらもどうぞ
なお、途中までのシナリオまでは同じなので見たくない人は飛ばしてどうぞ
※ この作品にはいじめ要素が含まれます、「そんなのみれないよ」
という方はほかの作品をどうぞ
登場人物
椛蔵 杏音(17)「主人公」「いじめの対象」
碧矢 翔太(17)「主人公が好き」「いじめに気づいていない」
その他モブ「いじめる側」
A「ねぇあの子の噂知ってる?」?
杏「………」
B「え?なになに教えて?」
A「あの子に内緒だよ?」
杏「………」
A「ヒソヒソ」
B「まじて?キモwww他の子にも教えてあげよw」
さっきまで私の悪口を言っていた子が私の隣をすれ違いざまに私を見て「お前もう終わりだよw」とでも言いたいような顔をして通り過ぎていった
いつからだっけ
友達にも裏切られて、学校で完全に孤立してしまった
家ではお父さんとお母さんは毎日喧嘩している
ある日二人のイライラは私に飛んでくるようになった
父「なぁなんで俺らは毎日喧嘩してんのにお前はそんなに毎日楽しそうなんだよ?」
杏(違うそんn)
ゴスっ
鈍い音が頭に響く
頬をつたる生暖かい感覚
父「なんだその目?何様だお前!!!」
ゴスっガン!
視界が白く染まっていく
すっ
父が何か棒のようなものを私にめがけて振ってきた
私死ぬのかなぁ
ガン!
意識が完全になくなった、どれだけ眠っていたのだろう、私は死んだのかな?
でも、死んだ方が楽かも………
暗闇の中に昔仲よかった友達、私をテーマパークに連れてってくれた両親の笑顔の姿が映し出された
C「高校に行っても元気でね!私たちずっと友達だから!!」
ずっと友達?
母「貴方は私たちの宝物よ!」
父「ニコニコ」
宝物?
じゃあなんで誰も助けてくれないの?
目から涙がこぼれ落ちた
「誰か私を殺して」
目が覚めた私の部屋の中だ
ズキンっ!
杏「っつ」
痛い、昨日殴られたからかな、やっぱり夢じゃないのか。
今日は学校休もう
学校 「翔太目線」
翔「今日あの子来てないな………」
明日は来るかな、会いたいな
B「ねぇ翔太君」
翔「んっ?どうした?」
Bちょっと話があるんだけどいいかなぁ?」
翔「別にいいけど、どうしたんだ」
B「私ね、実は翔太君の事好きだったのだから………」
………え?
B「付き合って欲しいなぁ」
………
しばらく沈黙が続いた
翔「ごめん」
B「え?」
翔「俺好きな人いるんだ、だからごめん」
B「あーそっか、じゃあ仕方ないね、ごめんね」
翔「うん、気持ちは嬉しいよ、ありがと」
B「あ、私用事思い出したから先帰るね、バイバイ」
翔「うん」
たったったっ
あの子が走って行った
「俺も、そろそろ帰ろうかな」
モブ「あ、翔太じゃん!まだ帰ってないの?」
翔「うんさっき色々あって」
モブ「ニヤニヤお前あの子に告られたんだろw」
翔「うん」
モブ「で、返事なんて返したよ!」
翔「ごめんなさいって言った」
モブ「えーなんでよ!結構可愛かったじゃん、それとも何?他に好きな人できたかい?」
翔「うんそんな感じ」
モブ「おいおい誰だよおしえろよーw」
翔「やだね、ほらだべってないで帰るぞ」
モブ「なんだよ連れねぇーなー、っておいちょっと待てよー!」
んっ?さっきの子だ
A「どうだったよw」
B「振られた」
A「どんまい、次の男探せばいいっしょw」
B「全くひとごとみたいに………まぁそうね別にそこまであいつのこと好きじゃないしw」
………はっ?
A「B子あんたにいいこと教えてやるよ」
B「何?」
A「翔太ってやつ杏音が好きらしいよw」
B「うそっw私あんな奴に負けたの?w」
A「どうする?w」
B「今度あいつにトイレ呼び出してトイレの床舐めてもらおwww」
A「いいねぇそれwきっと間抜けな姿なんだろうなw」
………
A「てかあいつ今日学校来なかったなw」
B「あんな悪口程度で学校来なくなるんだったら、今度は自殺するんじゃね?」
はっはっはっはっ
………………………
学校にて杏音目線
死ね
グズ
ゴミ
生きる資格無し
私の机にはそんな言葉がずっしり書いてあった
みんな知らんプリ
優しい言葉なんて無かった
でもそれが普通
みんないじめられたくないから
そんな時
「大丈夫か?」
隣から私に話しかけてくれた人がいた
「・・・え?」
ざわざわ
周りがざわめいた
周りからわ
「誰あいつ?」
「あの女の心配するとか、あの人大丈夫W?」
「あの女学校来なくなったらつぎあいつにしましょw」
「それいいわね!私あいつに振られてから腹がったてたのよw、あの女を
ぼろ雑巾みたいにしてやるわwww」
そんな声が絶え間なく聞こえてくる
このままじゃこの人も・・・
私を心配しただけなのに
「・・・やめて」
「・・・え」
彼は私が発した言葉に対して唖然としている
それでも私は構わず続けた
「やめてください」
「・・・なんで?」
「私に近づくとあなたまで・・・」
「・・・・・・」
「あなたまで・・・その・・・いz」
「そんなの・・・」
「・・・え」
「そんなの関係ない!・・・おr」
「かんけいなくない!!!」
私は思わず叫んでしまった
シーン
周りが静かになった
「彼方は私を心配してくれただけなのに...」
涙がこみ上げた
「・・・」
「それだけなのに!」
「それだけであなたまで...」
「・・・」
「あなたまで傷つくのは私...」
「そんなの関係無いつっただろ」
「えっ?」
「俺さ、お前のことそ、その………」
彼が頬を赤らめる
そして
「お前の事好きなんだ//」
ザワザワ
周りがザワザワしはじめた
私はと言うと一人でポカンとしていた
「お前を虐める奴がいるなら俺が許さない、それが男でも女でも、返事がNOでもいいそれでも俺はお前を守ろう、理由は他でも無い好きだから、だだそれだけ」
「だから、俺の事なんて気にしなくていいから
………………俺と付き合ってくれねぇか?//」
私はきっと凄まじい顔をしていたのだろう
こんな優しい言葉はいつぶりだろう
男の人に目を真っ直ぐ見られて告白されるなんて初めてだった
嬉しかった
私はその場に座り込んで号泣した
嬉し泣きだった
そんな私を彼は抱きしめて優しく背中を撫でてくれた
「もう大丈夫」「俺がいるから」そんな言葉を囁きながら
その日
私は翔太の家に泊まった、親のことを話したらどうしても帰してくれなかった、私を心配してくれたのだろう。電話、ましてやメールの一つも来ない
私本当にもう愛されてないのね
悲しかった
でも今は翔太がいてくれる、そう思うだけ胸がいっぱいだった。
明日はしっかり親と話そう
友達も自分から作ろう
何回拒否されてもいい
自分から行動しなければ何も始まらない
その日の夜私の初めては全て翔太に捧げた
少し不安だったけどでも翔太となら怖くなかった
理由は他でも無い
翔太、貴方を
「愛してる」から
happy end
そして誰もいなくなった2
後書き
終わった!!途中でデータ消えたけど、書き直せてよかったです!さて今回は翔太とくっ付いてハッピーエンドというシナリオでした!どうでしたか?エロシーンを期待してたそこの貴方!そう、そこの貴方ですよ。一つお教えしましょう世界はそんなに甘く無い!
エロいのが読みたいのならリクエストを下さいツイッターにね。はい!それでは気に入ってくれた読者さまに感謝そしてツイッターフォローしてくださったら嬉しいです(o^^o)木霊ドールって調べたら出ます。ツイッターフォローしてくれた人リツイート是非是非お願いします。それでは他の作品でお会いしましょう。
読んでください!