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最後のあとがき

 やっと……終わりました。

 全部で120万字以上あります。ひとえに、私がまとめる能力がないせいなのですが……。

 ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました。

 涙で前が見えません。


 「小説家になろう」との出会いは、確実に私を変えました。

 最初は、20万字を超える「想い紡ぐ旅人」を誰かに読んでもらうために彷徨い、そうして辿りついた場所でした。

 ネットの世界は怖いから気が抜けない、と思いこんでいて、最初はプルプルしていました。

 でも、私は幸運だったのか、そのような悪意にさらされることもなく、むしろ助けていただくことの方がずっと多かったです。


 お互いどのような素性かわからないだけに、先入観もなく、人と接することができる。

 「素性がわからないから何を言ってもいい」と解釈すると悪い言動になる訳で、「素性がわからないから照れたり誤魔化したりせずに素直になれる」と解釈すればいいんですよね。


 連載が終わったら、何もなくなるな……と、最初は思っていました。

 でも、この世界で過ごすうちに色々と変わってきて、「強く主張したいこと」が出てくるようになりました。


 現実世界では、自分の考えが少数派だなと思ったら、よほどではない限り「もういいや」と公表せず、黙ってることが多いんです。

 「どうせ共感してもらえないから」と諦めることが多いんですね。わざわざ場を乱す必要はないかな、と思って。勿論、間違っていることなら反論しますけどね。


 でも、「なろう世界」だと、体裁とか立場とか関係ない。

 人を傷つけるような事でなければ、言ってみるだけ言ってみてもいいんだ、って思ったら歯止めがきかなくなって、いつの間にか突拍子もないことを言い出すキャラになっていました。(笑)


 あるエッセイの中で「連載小説の加瀬優妃」と「エッセイの加瀬優妃」は違うのだ、と書きました。

 でもそれは、脳ミソを使う部分が違うだけであって、結局

「自分が楽しむために連載小説を書いた」

「自分を楽しませるためにエッセイを書いた」

という意味では、やっぱり同じかもしれないです。

 本来は「読者を楽しませるために書く」がたくさんの方に読んでもらえる秘訣だと思いますから、どっちもちょっと間違ってる気がしないでもないですが……。


 これからは……そうですね。

 やること、たくさんあります。


①「連載作品」シリーズの裏話を書く

  ※すでに連載中。メモしてあるものを直しながら、不定期投稿。

  これは「連載作品」シリーズについて語り終えたとき、完結となります。

②「連載作品」シリーズの外伝を書く

  ※すでにある程度は執筆済み。直しながら投稿。

  「リサイクル希望」からの逆輸入があれば、ここで発表していこうかな。

③「小説家になろう」に来るまで、来てからの自分について書く

  ※すでに連載中。こちらは私がなろう世界にいる間は連載し続ける予定。

④「リサイクル希望」タグのついた作品を読みに行く

⑤「リサイクル作品」を書く


 ……おおう……充実してるな!

 すべては、この世界に来ることができたからです。

 そして、この世界で素敵な人達に出会えたからです。


 本当に、ありがとうございました。

 そしてよろしければ……これからも、よろしくお願いいたします。

≪改稿を終えて≫


 やっと終わった……という安堵の気持ちと、もうこれでこの作品とはオサラバするのだな、という寂しい気持ちが入り混じっています。

 でも……これで本当に終わり。

 いつまでも引きずっていないで、作中の朝日同様、次に向かって進まないといけないよね、と思っています。

 読んでくださった方、本当にありがとうございました。

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「旅人」シリーズ

少女の前に王子様が現れる 想い紡ぐ旅人
少年の元に幼い少女が降ってくる あの夏の日に
使命のもと少年は異世界で旅に出る 漆黒の昔方
かつての旅の陰にあった真実 少女の味方
其々の物語の主人公たちは今 異国六景
いよいよ世界が動き始める 還る、トコロ
其々の状況も想いも変化していく まくあいのこと。
ついに運命の日を迎える 天上の彼方

旅人シリーズ・設定資料集 旅人達のアレコレ~digression(よもやま話)~
旅人シリーズ・外伝集 旅人達の向こう側~side-story~
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