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登場人物紹介

「天上の彼方」 登場人物紹介

 作品に登場する人物のうち、過去作品に登場している人物の紹介です。


上条朝日(かみじょうあさひ)

 31歳。異世界テスラと日本とのハーフ。

 フェルティガを際限なく蓄える力を持つ。

 パラリュスとミュービュリをゲートを使って自由に行き来できる唯一の人間。

 潜在能力は高いが自分で使用するのが苦手。

 前向きでいつも一生懸命な性格。

 ユウとの間の息子、暁を日本で育てていた。

 今は、命の刻限が迫るユウの傍で彼の延命に励む一方、治療師としても働いている。


●ソータ(中平颯太(なかひらそうた)

 十代目ヒコヤイノミコト。43歳。

 19歳のときにヤハトラに呼ばれ、初恋の人ミズナと共に祠の闇を回収する旅に出た。

 ジャスラの闇を浄化するために神殿の奥に消えたミズナを取り戻すため、ジャスラ中を旅していた。

 ジャスラの旅が終わり、廻龍のヴォダでウルスラに旅立ち、朝日や暁、シィナやシャロットに出会う。

 三種の神器の力を扱える唯一の人間。

 体内に宿している勾玉の加護によりあまり年を取らないため、20代後半に見える。



《朝日の関係者》


●ユウ(ユウディエン=フィラ=ファルヴィケン)

 朝日を守るために日本に現れた美少年。23歳。(もともとは朝日より2つ上だった)

 攻撃、防御が行える戦闘タイプのフェルティガエで、その力は村一つを壊滅させるほど。

 朝日と暁を守って大怪我をし、エルトラ王宮で自分の身体の時を止め、癒しながら10年もの間眠り続けていた。

 目覚めてからは、テスラのフェルティガエやシャロットの指導をしていたが、フェルティガの老化によりその命はあとわずか。


上条暁(かみじょうあきら)

 朝日とユウの間の息子。15歳。

 「託宣の神子」と呼ばれる存在で、テスラとキエラの戦争を終わらせる鍵になった。

 浄化と模倣の能力者で潜在能力はかなり高い。

 ユウによく似た美少年で、ミュービュリではモデル事務所に所属している。かなり器用で要領がいい。


上条瑠衣子(かみじょうるいこ)

 朝日の母親。61歳。異世界人であるヒールとの間に朝日を儲けた。

 朝日からは『ママ』、暁からは『ばめちゃん』と呼ばれている。

 レストランを10店舗経営するやり手の女社長だが、そろそろ引退を考えている。



《ソータの関係者》


●ミズナ(比企水那(ひきみずな)

 ソータの初恋の人で、三種の神器が認めた伴侶。

 当時は唯一の浄化者だったことから、ジャスラを闇から救うため、神殿の奥で永久に闇を浄化する道を選んだ。

 20歳で時が止まっている。

 自分自身に術をかけたため、ずっと意識を閉ざしていたが、ウルスラの動乱でトーマが危機に陥った際に目覚め、救った。

 今も闇の中で祈り続けているが、時には目を覚ましてソータと会話をすることもある。

 もともとはテスラとミュービュリとのハーフ。


●トーマ(中平十馬(なかひらとおま)

 ソータと水那の息子。24歳。剣道の有段者。

 あまり細かいことにはこだわらない、とても前向きな性格。

 小学校の教師として働いている。

 掘削(ホール)のフェルティガを持っているが、フェルティガエとしてはあまり強くない。

 ソータ、水那には劣るものの、三種の神器を扱うことができる。

 シルヴァーナ女王の眷属となったため、非常にタフになった。彼女とは相思相愛の仲である。


《テスラの関係者》


夜斗(やと)(ヤトゥーイ=フィラ=ピュルヴィケン)

 フィラ出身のフェルティガエ。37歳。

 『夜斗』は日本に潜入したときの名前だが、朝日はそのままそう呼んでいる。

 幻惑と隠蔽(カバー)防御(ガード)障壁(シールド)などの術のほか、瞬間移動が使える。

 最初は朝日とユウの敵として現れたが、途中で二人の味方をし、最後まで貫いた。

 朝日にとっては親友のような兄のような存在。


理央(りお)(リオネール=フィラ=ピュルヴィケン)

 37歳。夜斗の双子の姉。

 『理央』は日本に潜入したときの名前だが、朝日はそのままそう呼んでいる。

 攻撃、防御が行える戦闘タイプのフェルティガエだが、ユウには敵わなかった。

 今はフィラの村の長を務めている。6歳と1歳の二児を持つ母。


●ヨハネ(ヨハネーリュン)

 幻惑、隠蔽(カバー)が使えるフェルティガエの少年で、飛龍の扱いに長けている。

 暁の2歳年上。暁にとって、友達と呼べる初めての人間。

 夜斗に憧れ、エルトラで働いていたが……。


●ミリヤ

 エルトラの女王。36歳。テスラの戦争後、即位した。

 14歳になる娘がいる。

 人をからかうのが趣味らしく、たびたび朝日たちを困惑させる。しかし女王としての判断能力は本物。


●アメリヤ

 ミリヤ女王の母で、普段は王宮の奥の古文書の研究をしているため、表には殆ど出て来ない。

 知識と経験でミリヤ女王を背後から支えている。


●フレイヤ

 先代の女王。81歳。ミリヤに譲位したあと、隠居していたが……。



《ウルスラの関係者》


●シルヴァーナ(シィナ)

 ウルスラの現女王。24歳。

 時を戻す、防御、結界、攻撃など、多くの力を使いこなすフェルティガエ。

 その代償として、子供が生めない身体になった。

 フェルティガエとしては桁外れの力の持ち主で、そのため、ミュービュリの人間であるトーマを意図せず自分の眷属にしてしまった。

 『シィナ』は記憶をなくしてトーマ・ユズと暮らしていた時に、二人に呼ばれていた名前。


●シャロット

 ウルスラ先代女王、イファルナのひ孫。15歳。闇を浄化する力を持っている。

 隠されていた書庫を見つけ、ずっと独りで調べていた。

 『視る』能力に長けているが、女王になる資格は持っていない。

 頭の回転が速く、シィナとコレットを補佐してウルスラを立て直そうと思っている。

 シィナの代わりに結契の儀に臨み、後継者をつくるつもりでいる。

 暁とは同い年で同じ浄化の修業をしていたこともあり、幼馴染のような関係で、とても仲が良い。


●コレット

 シャロットの妹。14歳。

 時の欠片を継承する器を持っているため、皇女(=次期女王)となっている。

 シャロットにとても懐いている。

 身体も思考も幼いため、ウルスラの事情などもあまりよくわかっていない。ユズに懐いている。


●ユズ(高坂譲(こうさかゆずる)

 古の女王ヴィオラの息子。24歳。医学部6年生。

 人の心や記憶を読む力と、物質の具現化の力を持っている。

 母から託されていた時の欠片をシィナに継承した。

 普段はコンタクトレンズで隠しているが、左目が紫色。

 このこともあって他人とあまり打ち解けないが、トーマとは8歳からの付き合いで特別である。



《ジャスラの関係者》


●ネイア

 ジャスラの第百二代目ヤハトラの巫女。38歳。

 約20年前、ミズナを匿い、ソータと引き合わせた人物。

 物や人物の過去を視ることができるフェルティガエ。

 ソータやミズナにとっては、ジャスラにおける保護者のような存在。


●セイラ

 ネイアの娘で、次のヤハトラの巫女。18歳。母と同じ力を持っている。ミジェルとは幼馴染。


●セッカ

 ジャスラのデーフィの領主の娘。45歳。

 『案内人』としてソータの祠を巡る旅を共にした。姉御肌で、面倒見がいい。

 先入観に囚われない自由な発想の持ち主で、「水那を救うために浄化を進める」という手段を思いついたのも彼女。

 祠を巡る旅を終えた後は、ホムラと結婚。

 23歳の長男ゴータ、22歳の次男カイ、20歳の長女ミッカという三人の子供がいる。


●ホムラ

 ジャスラのハールの領主、レッカの弟。54歳。

 2メートル近くの大男で、性格も豪快。

 ソータ、水那、セッカとはソータの祠を巡る旅で知り合い、仲間になった。

 ソータの旅が終わった後はセッカと結婚。

 漁の季節はハールで働き、それ以外はデーフィに帰るという生活を送っている。


●レジェル

 三百年前のヤハトラの巫女と九代目ヒコヤイノミコトの子孫で、2人目の浄化者。

 幻惑の力も持っている。30歳。

 14歳の時、ラティブの領主に掴まっていたところを、妹のミジェルと共にソータに保護された。

 芯が強く、とてもしっかりしている。

 レッカの息子のエンカと結婚し、3歳の娘がいる。


●ミジェル

 レジェルの妹で、18歳。姉と共にレッカに引き取られていたが……。


●エンカ

 ハールの領主、レッカの息子。39歳。

 誰とでも仲良くなれる性格で、レジェルとミジェルを外の世界に慣れるまでずっと世話をしていた。

 領主の跡取りではあるが、あまり乗り気ではない。


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