ロンズデーライト 第一節
私は戦い続けた。守り続けた。
それが世界に秩序をもたらすと信じて。
それが愛する者たちを救うと極め込んで。
その憧憬と定見を疑うこともせず、ひたすら盲目的に組織の為に尽くした。
愛を育み、罪を裁き、救済をもたらし、正義を貫き、命を守った。
しかしある時、私が本当に護っていたものが、決して神に愛された子らなどではなく、金と欲に塗れた悪しき豚どもであったと気づいた。
故に私は神を屠る龍にこの身を捧げた。
かつんかつんと、革靴が行進する音が鳴り響く。堅苦しいスーツに身を包み、眉間に皺をよせた壮年の男たちが隊列を成していた。
「ウィンロック様、被害状況に関して追加の報告が」
その軍団の先頭をきる眼鏡をかけた男に、見事なブロンドの長髪を蓄えた若い女性が近づく。ウィンロックと呼ばれた男は、その女性に目だけを向け、
「話せ」
と手短に命令を下した。
「どうやらブラントーム支部のビルを襲った者たちはイルルヤンカシュで間違いないようです。死傷者は半数を超え、その多くがレベル三以上の職員、そして生存者の殆どがレベル一、もしくは部外者でした」
特に返答はせず、そのまま歩みを続けるウィンロック。女性もそのまま報告を続ける。
「また当時、当該国の各地支部の重役が集まっていましたが、この会議はレベル4以上の職員にしか情報公開されていませんでした。被害者が皆高いレベルの職員であったことを考えると、おそらく内通者が存在するかと」
最後の一言に、ウィンロックは初めて首を動かした。
「もしくは、アラドカルガに裏切者がいるか、だ」
その後、その一団が会話をすることはなく、そのまま地下の会議室へと赴いていた。
会議室には既に彼らと同じような服装に身を包んだ男たちが席についていた。
「ブラントーム支部のビルがイルルヤンカシュに襲撃を受け、同時にデザインド精製の為の施設が破壊された。彼らは我々の内部事情、少なくとも統制レベル四以上の情報を手に入れることができる模様だ」
ウィンロックが議長を務める形で、粛々と会議が始まる。円卓を囲う男たちは手元の資料に目を通しながら、ウィンロックの言葉に耳を傾けていた。そんな中、六十代くらいの男性が手を挙げる。
「ウィンロック君、彼らがそれほど高いハッキング技術を持つというのなら、アラドカルガに任せるべきだと思うが、どうかね?」
「ええ、ガードナーさん。イルルヤンカシュの成長は目覚ましい。もう我々の抵抗など、彼らにとって児戯に等しいでしょう。しかし私にとって、アラドカルガも現状信用に足りません」
ウィンロックの言葉に、沈黙を貫いていた男たちも、思わずどよめきたつ。
「一体何を根拠に。ウィンロック、こんな事態に憶測を重ねてどうする」
そうだそうだと、周りの男たちも同調して野次を飛ばす。
「あのビルには三百人を超える職員がいました。そんな彼らの中から正確にレベル三以上の職員を的確に見つけ、殺害する。無差別な虐殺ならともかく、こんな細かな芸当が出来るのはアラドカルガくらいだと私は考えます」
ウィンロックの返答に対し、反論できるものは出てこず、再び沈黙が訪れる。
「それで今回、私は対イルルヤンカシュ用の部隊を揃えました。入りたまえ」
その言葉と共に、会議室の扉が開き、複数人の軍服を装った精悍な男たちが入ってきた。しかしその先陣を切っているのは、屈強な男たちの中にいるにはあまりにも不釣り合いな女性だった。
「失礼します!わたくし、この度アペプケデッドのリーダーを務めさせていただきます!アリア・ゴネイムと申します!」
鋭ささえ感じるほどの素早い敬礼をし、挨拶をする金髪の女性。その姿勢は彫像もかくやというほどに微動だにもしないが、その体躯は華奢で、花の如き可憐な容姿であった。
「ウィンロック君、まさかとは思うがその女性が、あのイルルヤンカシュと戦うというのかね?」
「ええ、そう言われると思っていましたので」
すると不意にウィンロックは懐から拳銃を取り出し、
「なっ!!」
アリアの腹部目がけて発砲した。
「何をしているんだ!本当にどうにかして……」
狼狽するスーツの男たちに反して、軍服の男たちとウィンロックは極めて冷静だった。
銃弾を受けてよろめいていたアリアは、何事もなかったかのように姿勢を整えた。そして腹部を抑えていた右手を体の前に突き出し、拳を開くと、手のひらから金属の小さな塊が地面に落ちる。それはまさしく、先ほどの銃弾であった。
「まさか、彼女は」
「ええ、メレトネテルです。二十トンの鉄塊を一メートルの高さから落下させても、ヒビすら入らない堅牢な骨格。皮膚もまた非常に柔軟かつ丈夫。耐久力は先ほど見てもらった通りですが、筋力もまた異常に発達しており、最大で二千二百キログラムの物体を持ち上げることが可能です。秘密裏に私が編成していた部隊のリーダーです」
淡々と、まるで兵器を紹介するかのように、彼女のスペックを紹介するウィンロック。
「待ちたまえ!メレトネテルを白日の下に晒すというのか!!それもこんな危険な戦いに!?アラドカルガが知ればなんと言うか……」
ウィンロックを責めるようにある男が捲したてる。
「今や機械義肢が発達し、彼女のような力を持った兵士なら理論上作成可能ですよ。言い訳ならいくらでも利く。それにイルルヤンカシュは、メレトネテルを攫いはしても殺しはしない」
彼はまるで立て板に水を流すかの如く、朗々と言葉を連ねながら反論してきた男に迫る。
「ならば、彼女ほどイルルヤンカシュとの戦いに適したものはいませんよ。そう思いませんか?ベルツォーニさん?」
今まで鉄仮面を被ったかのように表情をぴくりとも変えなかったウィンロックは、この時初めて笑みを浮かべた。
都市から離れた、辺境の深緑に溢れた森深く、そこには周囲の景色とはあまりにそぐわない鋼鉄の城が君臨していた。
鉄の要塞のさらに最奥、地下深くに位置する会議室において、イルルヤンカシュの各国のリーダーが会議を行っていた。とはいえ十三人のうち、十人はその場には居合わせているわけではなく、音声だけのやりとりであった。
「ブラントーム支部の制圧は、第一目標のレベル三以上の職員の殺害は八九%完了。しかし第二目標のメレトネテルの情報については発見することができませんでした」
その場に唯一いた三人は、二人は身長が二メートルを越えようかという偉丈夫なのに対して、今言葉を発した一人は、対照的に成人としてはやや小柄であった。しかしその小柄な人物は、顔全体を覆うヘルメットのようなものを被っており、素顔を伺うことはできないものの、恐らくその体つきから女性であることが推測される。
「ふむ、ブラントームにもメレトネテルへのアクセス権限は存在しなかったか。となるともう、その国ではボーヴェ支部にしか可能性はないか」
最初に流れてきた音声は、No.Ⅳと書かれた音声端末から発せられていた。
「はい。今我々でボーヴェ支部の制圧についても作戦立案中です」
「しかし彼奴等もそれは想定済みであろう。アラドカルガも戦列に加わることも考えられる。制圧は容易では無かろう」
続いてNo.Ⅸから流れてきた音声は高圧的な女性の声であった。
「いえ、未だアラドカルガは動いていません。どうやらドゥアザルルの上層部は、アラドカルガ内に密偵がいると踏んでいるようです。勿論アラドカルガもそれなりに独立して動くとは思いますが、それほど大きな動きは出来ないと予想します」
「ふむ、君がそう言うなら間違いはなかろう。No.Ⅺ、我々は君に本件を一任する。しかしくれぐれも油断するな。ドゥアザルルにも兵隊はいる。万が一にでも我々の部隊から捕虜が出でもすれば、君の拠点は愚か、芋づる式で他国の拠点の位置さえ割れかねない。」
脅しともとれる言葉をNo.Ⅸの女性が放ち終えると同時に、通話による会議は終了した。
「ええ、心得ておりますとも」
No.Ⅺと呼ばれたヘルメットの女性の、その最後の言葉は誰かに向けて放ったものではなく、まるで自分を戒めるかのようであった。
「アリア隊長、精が出ますね」
目に眼帯を付けた男性が、サンドバックでトレーニング中の私に話しかけてきた。
「もう、敬語はやめてってば、ガストン」
「そうはいったってなぁ。もうお前の方が遥かに階級上なんだ。二人きりならともかく」
そう言いながらも、砕けた言葉遣いへと移るあたり、実際のところ彼も敬語には慣れていないことがよくわかる。
「あら、二人ならいいの?」
と、そんな彼の姿に意地悪をしてやりたくなったわけだが、
「ああ、勿論」
とあっさりとカウンターを食らってしまう。そうでした、彼は根っからのキザ男でした。
頬に熱が籠もるのを感じ、照れ隠しをするかのようにサンドバックに拳を打ち付ける。しかし少しばかり加減を忘れてしまったため、サンドバッグは真っ二つに折れてしまった。
「全く、サンドバッグもタダじゃないんだぞー」
ガストンは、手に持っていた珈琲をわざとらしく音を立てながら啜りつつ、私の方を見つめる。
「それより状況はどう?」
汗をタオルで拭いつつ、仕事の話へと移る。彼は珈琲を近くの机に置き、端末を取り出した。
「この国一番の巨大支部であるボーヴェ支部を中心に、その他八つの支部全てをカバーできるように、部隊を配置。それとボーヴェ支部には第三部隊を配置するよう、上から命令が来た」
「やれやれ、狙われる可能性が一番高いとはいえ、少し厚遇しすぎ。私もボーヴェ支部に?」
「ああ、その予定だ」
汗を拭いたタオルを椅子に掛け、着替えのYシャツを手に取る。
「着替えるので、外に出てて」
と一言声をかけると
「おいおい、もう何度も裸の付き合いをした仲だろ?今さら恥ずかしがるなよ」
なんて返すので、先ほどのタオルを思いっきり彼の顔面へ投げつけた。
服を着替え、トレーニングルームの外に出ると、ガストンは腕を組んで私を待っていた。特に言葉は交わさずに、そのまま二人で武器庫へと向かう。私たちの付き合いは、例え友人であっても秘密にしている。もしこれが明らかになれば、互いが私たちの弱点になってしまうからだ。
私と彼の出会いはそれほど昔ではない。五年前、私は自身の素性を隠して、国際政府直属の、多国籍軍へと入隊した。この力を自覚してから、私は誰にもこれを明かすことはなかった。だが私はこの恵まれた肉体を以って、人々を救うことを願った。両親も含め、多くの人々は私のような細身の女が、厳しい入隊試験をクリアできるとは思っていなかったが、私はその多くをトップの成績で突破した。無論、手加減に手加減を加えてだが。周りの見る目線は軽蔑から一気に、畏敬へと変わっていた。
それから二年間、様々な紛争地やテロリストとの戦いで、私は数々の功績をあげた。つまりそれだけ人を殺したということだ。最初は奪った命以上に、救った命が多いならそれでいいと思っていた。だがある時、私が殺したテロリストの妻が、復讐を誓って自爆テロを起こした。私の部隊と、周りの罪なき人々が巻き込まれ、結果的に生存者は私だけだった。
人を救うために、人を殺す。命を秤にかけるような行為が、今まで正しいと信じて疑わなかった。だがこれを契機に、私は一転戦う意味を見失った。ガストンと出会ったのはそんな失意の中にいた時であった。
ガストンは、私とは別の部隊で活動しており、ある作戦で偶然協力する際に初めて出会った。その作戦終了後に部隊間交流という名の、宴会が行われたが、私はどうにも盛り上がる気にはなれなかった。私が迷いの中にあるというのもあるが、人を殺しておいて祝いの席を開くなんて心境が理解できなかった。そんな中、ガストンは一人でいる私に声をかけた。最初は軟派な男だと好きにはなれず、最初はずっと相槌を打つ程度で受け流していた。しかし
「なあ、あんた。あんたは何で戦ってんだ」
この一言で、ようやく私は彼と会話をすることになった。
「私が、皆より強いから」
酒に酔っているせいか、それとも爆発しかけの不安のせいか、私は思わず普段は言わないようなことを口にしてしまった。しかし彼は、そんな嫌味にも聞こえる私の言葉を笑うことも怒ることもしなかった。
「そうか、君は立派だな」
「えっ?」
彼はテラスの柵に背を預けて、夜の空を見上げる。はっと、息を吐いてから、再び口を開いた。
「いやさ、俺は単に金が欲しいから戦ってる。人を殺してる。ただそれだけだ。信念も信条もない。だがあんたには戦うための理由がある。それをさらっと言えるのは凄いと思うんだがな」
最初は彼の言っていることがどういうことかわからなかった。単に私の言ったことに対して、嫌味で返しているだけなのかと思った。
だがその推測は全くの誤りで、彼はその実、本当に私のことを羨んでいたのだ。
「そのうちな。殺す相手の顔が金に見えてくる。ほら、ゲームなんかでよくあるだろ。この敵を倒せばこれだけの経験値が得られる。だから沢山倒そう。そういう思想に近いんだ。今回はこれだけ殺せばこれだけの金がもらえる。狂ってると思う。倫理に背いているとも思うよ。だけどそうでもしなきゃやってられないんだ。殺した相手をいちいち人間って認識していたら、それこそ発狂してしまうからな。俺は殺した相手の責任を負えるほど強くはねえんだ」
彼の思想は、私のそれとはまったく異なっていた。対価があるから人を殺す。その倫理観を何故か私は間違っているとは思わなかったが、しかし理解することはできなかった。
「私は誰よりも強いから、望む通り誰でも救えると思っていた。けど実際のところ、命を救うたびに、新たな怒りを生み出していただけだった。誰かを救う度、誰かが犠牲になっている。だから時々思うの。私のせいで人が大勢犠牲になってるんじゃないかって」
今の私の思っていること、その全てを一言一句包み隠さずに曝け出す。初めて会った相手にこれほど自分の悩みを打ち上げるとは、思ってもみなかった。
しかし私が至極真摯に答えてるというのに、彼は何故か笑みを浮かべていた。
「いや、君は案外自分に自信がありすぎるタイプなんだな。君のせい?馬鹿言えよ、君がやらなきゃ、他の誰かが代わりにやるだけだぞ?もしそいつが無能だったら?もしそいつが俺みたいな奴だったら?お前がやる以上に死人が出ていたかもしれないし、最悪仲間が全員死んでたかもしれない」
「そんなの、わからないじゃない」
今まで横目で見ていただけであったが、この時初めて彼に向き直った。
「ああ、わからんさ。誰にもそれはわからん。正義も悪も、勝者も敗者も、才能も無能も、何もかも時代が決める。だから俺たちができることなんざ、せいぜい時代の潮流に溺れないようにするくらいだ。だが俺はもう手遅れだ。俺は人殺しが金になるとわかった連中に、まんまと利用されきってる。だがあんたは、少なくともそんな流れに一石を投じようとしている」
彼の表情には、とても多くの感情が入り混じっていた。憤怒、悔恨、悲嘆、そのどれとも、もしくはそのどれでもないとも捉えられるような、複雑な面差し。
「生まれた頃から鳥籠にいる鳥はな、自由を求めて外に飛び立とうとはしないんだよ。しかし中には自由がそこにはないことに気付くものもいる。だがそういう奴は、仲間から冷たい目で見られ、飛べるはずの翼を使うことを躊躇うようになる。今のあんたが、まさにそうさ」
彼は力強く私の肩を掴み、じっとこちらを見つめてきた。彼の隻眼は、まるで私の瞳を通じて、心を読むかのようであった。その視線に誘われるように、私は以前受けた復讐について、彼に語った。
「復讐で仲間が巻き添えか。そりゃ、責任を感じるわな。だがよ、多分その女は、あんたが夫を殺してなくとも、同じことをしたと思うぜ」
「どういうことよ、それ」
彼の言っていることは一々こんな感じで、中身をすっ飛ばして結論から入るような形が多い。恐らく彼の癖なのだろう。
「復讐で人は殺せねえよ」
やっぱりよくわからない。まるで詩人を相手にしているようだ。
「人を殺せるのはな、あんたみたいに鉄のように曲がらない信条があるか、俺のように金とか対価がもらえる奴だけなんだ。そうして殺した命の重みを何か別のモノに委ねることができるから、人を殺せる。命を奪える。大半は後者だろうがな。でも怒りはダメだ。怒りというのは酒でも飲めば忘れちまう。感情なんて軟なものに、命の重みを任せるなんざ、どだい無理な話なんだ」
何となくだが、彼の主張の全貌が少しづつ見えてきた。とはいえ、今回の彼の議論はどうにも反論の余地が多そうに感じてしまったが。
「ふむ、まだイマイチ理解できてなさそうだな。そうだなぁ……。ああ、閃いた」
どうやら彼は私を納得させるだけの論拠を思いついたらしく、手をポンと叩いた。
「例えば、俺が欲望の赴くままに、アンタを抱いたとしよう」
「は、ハァ!?」
なんて下品な例え話をするんだこの男は!!
ふざけた与太話か、それとも口説いているつもりか、そう感じて早々に話を切り上げようとも思ったが、彼の表情は今までの会話で一番真剣だったので、その圧に押されてか一応続きは聞くことにした。
「仮にそれで子供ができたとしよう。では問題だ。俺はその子供に愛情を抱くことができるか、否か」
「え、いや。無理じゃない?」
私がそう答えると、彼は正解、と言わんばかりに私を指さす。
「そうなんだよ。無理だ。一時の情動に任せて出来た命の責任を持つなんて、普通無理なんだよ。それと同じでな、一時の怒りで命を奪うのも無理だ。普通の人間なら理性が邪魔して、怒りの火は冷めちまう。ましてや無関係の人間を巻き込もうなんて論外さ」
「そう、かなぁ」
「ああ、そうさ」
これが私とガストンの初対面だった。
正直最初の印象はそれほど芳しいモノでもなかった。変な屁理屈をこねる男だと、あまり好きになれなかった。勿論この時は、まさか恋仲にまで発展するとは思ってもみなかった。
しかし本当に彼を軽蔑するようになるのは、この会話のまさしく直後であった。
「なあ、それより。今は、一時の情動に任せても子供ができない方法があるんだけどよ。俺と試さないか?」
鼻の下が伸びた彼に平手打ちを食らわせて、私はその場をそそくさと退散した。
しかしよくよく考えると、私はこの時、彼の言葉に怒りを覚えて、思わず本気で腕を振りぬこうとしていた。しかしそれでは殺してしまうと気づいて、一瞬で力を十分の一程度まで抑制することに成功し、彼の首が三六〇度回転するという結果は回避できたのだ。
確かに一時の感情に任せて、人の命を奪うというのは難しいのかもしれない。




